MOONLIT STORY ~月夜の物語~

月明かりに照らされた惑星地球をテーマに星空の写真を撮り続けています。

遂にパタゴニアへ舞い降りる。 エルカラファテの巻

2009-02-27 02:07:26 | パタゴニア
スペイン語圏では、英語が通じないのにとにかく苦労した。たとえ英語がしゃべれる人でも、巻き舌でアクセントに癖があり、とても聞き取りにくいことが多い。

ホテルから空港へタクシーで向かうも、着いた先は国内線の空港。
私のフライトは国内線であるが、まったく別のエセイア国際空港。
英語がろくに通じないことから生じたトラブルだ。もっとも、時間に余裕があったので、とくに慌てることもなく事なきを得た。


【アルゼンチン航空搭乗口】


搭乗口へと通じる手荷物検査を受けて入るターミナルは、通常どこの空港でも常時入ることができる。ところがアルゼンチンの国内線の場合、フライトの30分前までターミナルゲートが閉まっている。
私を含めて、そんなことを知らない観光客は、On Time の表示なのにいつまで経っても開かないゲートに、皆不安と苛立ちをあらわにしていた。なんたって相手は数時間遅れやストライキで有名なアルゼンチン航空。

35分前になってやっと開き、搭乗口へ。
ターミナルは殺風景で、適当に並んだ椅子と電話があるだけ。トイレもない。
今度は、フライト時間になっても全く動きがない。
またどうなってるのって感じで不安な空気が流れるが、一方では半数以上の人が平然としている。搭乗口には何の表示もないのだが、フライトの出発予定を表示するモニターを見に行ったら、いつの間にかDelayになっていた。


【エルカラファテ空港】


遂に夢にまで見たパタゴニアの大地に降り立った。
到着が1時間遅れたので、長崎を出て、実に68時間後のことだった。

カラファテ空港は、できたばかりのようで真新しく、小さいながらもモダンな造りだ。
ここでレンタカーを借りる。


【アルヘンティーノ湖】


真っ先に向かったのは、美しいミルキーブルーの湖面に引き寄せられるようにアルヘンティーノ湖のほとりへ。ガイドブックでも語られることのない湖が、こんなにも美しい。


【カラファテの町並】



近年の観光客の急増で、町はリゾート地として発展している。
ここで大抵のものは揃う。



この地にあまり似つかわしくない建物も・・・



「パタゴニア」という名前のアウトドアショップ。
いわゆる「パタゴニア」ブランドのショップではないが、ある意味こちらの方が本物?


ここで水・食糧・燃料を買い、両替所のないチリ側のパイネに備え、チリペソに両替。
最後にカラファテの眺望ポイントからの絶景パノラマをどうぞ。
http://www6.ocn.ne.jp/~moonlit/Calafate.jpg

そして、世界一速く動くペリトモレノ氷河へと向かう。

飛んでブエノスアイレス

2009-02-24 23:50:45 | パタゴニア
帰国時に飛行機が遅れて福岡での乗り継ぎに失敗し、期せずして “おくれびと” となってしまいましたが、やはり海外での乗り継ぎの多さは一番心配な点でした。
実は、アメリカでの乗り継ぎは、ダラス空港ではなく、ワシントンDCのダレス空港の間違いでした。

格安チケット故の乗り継ぎの悪さで、ダレス空港には7時間もいました。
そこで、長大な3つのターミナルで構成される空港内をウロウロ。
私のターミナルからは、連絡バスで隣のターミナルへアクセスしますが、このバス、壁に直接ドッキングし、まるで廊下が走っているみたいでした。

【ダレス空港の連絡バス】



ワシントンDCと言えば、ホワイトハウスのあるところ。
なんと、ターミナル内でオバマ大統領と遭遇。

【バラク・フセイン・小浜温泉は長崎】



そして、人生初の南半球へ向けてブエノスアイレスへ飛ぶ。

【近代的な通称エセイサ国際空港】



ここでも乗り継ぎの悪さゆえ、ブエノスアイレスで一泊しました。
アルゼンチンと言えばサッカーとタンゴですが、街には歴史ある建物があふれています。

【コロン劇場】



ブエノスアイレスのシンボル

【オベリスコ】



【オベリスコをサンドイッチにして記念撮影するカップル】



日が暮れたのは夜の九時でした。

【月とオベリスコ】



陽気なラテンアメリカで、やたら考え込んでいる人が・・・

【レプリカだけどね】



治安が良いといわれているアルゼンチン。
夜の女性一人歩きも結構ありました。
でも、日本と同じではありません。

【コンビニの夜間営業】




次回はいよいよパタゴニアへ突入します!

帰国しました!

2009-02-22 18:30:13 | パタゴニア
先ほど成田空港に無事着きました♪

これから羽田空港に移動して福岡へ飛んで、バスで長崎へ移動して、最後にタクシーで…
まだ先が長いです。
しかも、飛行機が少し遅れて羽田からの飛行機に間に合いません。最終便には何とか間に合いそうなので、最後は予定通りに帰れそうです。
明日から早速仕事なので、詳しいご報告は落ち着いてからにします。

Yeah! I'm standing on PATAGONIA !!

2009-02-13 06:27:28 | パタゴニア
Dream come trueeeeeeeeeee!!!
I feel so so good! Because I drank wine too much.

I was walked near the Fiz·Roy and the Celo·Torre.
I couldn't see Celo·Torre, but I saw Fiz·Roy perfectly. Then, I got pictures of starry scape of the Fiz·Roy!

This picture is Lake Arzentin in front of El Calafate.



This one is Graciar Perito Moreno. I watched broken ice.



This one is Poincenot next to Fiz·Roy.

The Fiz·Roy is covered with cloud. I have many good pictures of the Fiz·Roy. But, I don't show them. Reason why? It's "DA SHI O SHI MI". "Ha Ha Ha Ha Haaaaaa!".
In fact, the another pictures took RAW mode. I can't convert to JPEG. Sorry.

Adios!

行ってきま~す!

2009-02-03 22:09:49 | パタゴニア
昨夜は、家族と久しぶりに再会し、姫と一緒に何時間もはしゃいでいました。
そして、今朝目を覚ますと、右耳に異変が・・・

「耳の形が変!」と女房に言われるぐらい腫れあがっており、病院に行くべきか迷いましたが、次第に腫れが引いてきたので、特に問題なさそうです。ホッ


さて、旅立ちの時まで10時間を切りました。
明日の朝7時半に出発し、予定通りにいけばパタゴニアに着くのは67時間後です。
連絡は明日夕方の成田で最後になるでしょう。


突然ですが、ここでダイエットの結果はっぴょー!!

体重マイナス5kg!!!

目標に1.5kgおよびませんでした。
お土産のお菓子が5種類もあって、この一日で太ったせいもあるが・・・

デジタル水準器

2009-02-02 23:19:32 | 天体望遠鏡・撮影機材・グッズ
以前から気になっていたベルボンのデジタル水準器を手に入れました。



これが従来のアナログ水準器。



水平になると中央の緑ランプが点灯し、傾くにつれて、隣のオレンジ→赤とランプが移動します。



このデジタル水準器は、ご覧の通りすごくコンパクトで、むちゃくちゃ軽い。
その重量なんと電池込みでわずか5g!!(アナログは13g)

しかもとても優れモノで、ワンタッチでLEDの明るさと傾きの感度を5段階に切り替えられます。
一番感度良くすると、わずか0.2度を感知し、敏感すぎてなかなか緑ランプが付かないくらい。
工場出荷状態では水平が少しくるっていましたが、これも簡単な操作でアジャストできます。

夜間の撮影ではとても重宝すること間違いなしですが、縦構図で使えないと思っていたので手を出しませんでした。
ところがなんと縦にしても自動的に切り替わって同様に使えることが最近判明し、それで急遽ゲットしました。
価格もアナログ+1,000円でリーズナブルです。
しかも、ボタン電池2個で作動するのですが、なぜか予備電池が4個(計6個)も付いています。


ただし、非常にちゃちい作りでちょっとした衝撃でベキッ!といっちゃいそうで怖いので、結局パタゴニアには両方持って行きますけどね。

パタゴニア 全日程&全装備 大公開!

2009-02-01 21:26:11 | パタゴニア
いよいよ出発の日が迫ってきました。
全日程は1枚目の画像の通りです。



1年前から少しずつ装備を揃えてきましたが、荷物をまとめるのに今日丸一日かかりました。



常に片手が空くように二個にまとめましたが、
最後はスーツケースの上に乗っからないと閉じることができませんでした。



全重量43.2kgに達した装備は以下の通りです。

☆カメラ機材
 カメラ:PENTAX 67&67II、PENTAX K100Ds
 レンズ(67&67II用):45mm、55mm、75mm、105mm、165mm、300mm
 レンズ(K100Ds用):18-55mmズーム、50-200mmズーム
 双眼鏡:PENTAXアーバネット8x25 DCF MCII
 レンズフード×2、67→35mmマウントアダプタ、PLフィルタ×2
 レリーズ×3、アナログ水準器、デジタル水準器、ブロアブラシ、オイル式カイロ
 三脚・ケース、カメラバッグ、カメラケース、防水バッグ、ミニクーラーバッグ×2

☆フィルム
 RVP-120×4、RVP100-220×1、RVP100F-120×5、RVP100F-220×6
 RDPIII-120×5、RDPIII-220×5、RXP-120×10
 フィルムケース×2、フィルム芯予備

☆電池
 単3×12、単4×6、CR123A×5、4LR44×1、CR2032×1

☆キャンプ用品
 バックパック83L、テント、シュラフ、エアマット、チョークバッグ
 ザックカバー、アイゼン(10爪)、スパッツ、合羽(パンツのみ)、折畳傘
 ヘッドライト×2、ツールナイフ、スントコア、ストーブ、ナベ大・小
 カップ、箸、バヨネットドリッパー、コーヒーフィルタ、水筒1L×2

☆食品
 乾麺×5、非常食(ビタミン栄養食各種)、インスタントスープ、醤油
 レギュラーコーヒー、ふりかけ

☆その他
 スーツケース、ジャケット、インナーダウン上下、グローブ、その他衣類一式
 タオル、洗面道具、メガネストラップ、メガネ予備、クリアテープ
 フェイシャルペーパー×2、ポケットティッシュ×12、アイマスク、イヤープラグ
 パスポート、航空券、国際免許証、地図4種、ガイドブック
 メモ帳、ボールペン、トローチ4粒、正露丸糖衣24粒



食料、水、食用油、燃料は現地調達です。
忘れ物はないかなぁ・・・