MOONLIT STORY ~月夜の物語~

月明かりに照らされた惑星地球をテーマに星空の写真を撮り続けています。

九州一早い紅葉

2008-10-25 23:42:56 | 旅行
九州一早い紅葉を求めて、10月15日~17日にくじゅうの大船山に登ってきました。
山頂はまさに錦秋!天気にも恵まれ、最高でした。
結果的には・・・


     【岳人 秋山を行く】


黒岳を眺めながら登りたかったので、マイナールートの今水から風穴経由で登ることに。
ところがこのルート、上に行けば行くほど枝の張り出しが増えて、30kgのザックにひっかかりまくり。
ただでさえ背が高いのに、30度ぐらいお辞儀しても背中のザックが競り上がってしまうため、目の前の枝をくぐれない。
深く屈むと30kgの重量が重くのしかかる。
枝の張り出し方に合わせて、体をねじったり、枝をかき分けたり、跨いだり。

それでも何とか山頂近くの火口壁(米窪)まで辿り着いた。
ここから先は泊地(段原)まで大した登りもなくもうすぐだと思ったら大間違い。
つつじの枝の張り出しが左右からびっしり!
地面から上に行けば行くほどその幅は狭まり、その隙間は場所によっては20cmぐらいしかない。
そのため、背が低ければ割とすんなり通り抜けられるところも、私にとっては難所。
幾度となく絡まった枝に引っ張られてはガクンと止まる。
たくさんの枝が絡みついて、前にも後ろにも進めなくなったり、ときには四つん這いになってくぐり抜けたり。

結局、何もなければ10分で通れるようなルートを1時間もかかってしまい、泊地に着いたのは登り始めてから5時間後のことだった。
そして、両腕には枝に引っかかれてできた無数の傷跡が残っていた。


     【斜陽射す】


登り始めが12時40分だったため、泊地の段原にたどり着いたときは、ちょうど日が沈む時だった。
目的の御池へは、さらにそこから100m高い大船山山頂を経由して、30mほど降る。
テントを張って、再出発する頃には真っ暗。

行ったこともないところへ、ヘッドランプの明かりだけを頼りに目指す。
山頂から御池までは迷路のようになっていて、暗闇の中で不安に襲われたが、勘を頼りになんとか無事辿り着いた。
ちょうど満月過ぎの月が正面から射し始めたところだった。

御池に降り立てる場所はここ1か所しかない。
つまり、御池の紅葉を撮るには、このまま月が南中するのを待つしかない。
前日2時間しか寝ていないため、猛烈な眠気が襲う。
しかし、一瞬うとうとするものの、この秋一番を記録した寒さで目が覚めてしまう。

ときどき写真を撮ったり、お茶を沸かして食事をしたりはいたが、じっとしていると寒いので、睡魔と疲労と闘いながらうろうろ歩きまわること6時間。
オリオン座が昇ってきたところを収めて下山した。


     【残月】


テントに戻り、3時間だけ睡眠をとり、西に大きく傾いた月を撮るために、5時に起きた。
夜が明けると、今度は一転して暑さで眠れない。


           【大船山山頂を望む】


     【星生山と硫黄岳】


どこかへ行く元気もなく、テントの周辺で一日中ぼ~っとくじゅうの山々を見ながら過ごす。

     【大船山をバックに】


気温の下がった夕方に仮眠をとったあと、周辺の写真を撮り始めたが、雲が湧き出てきて0時頃に断念、くたばる。
4時に目を覚まし、眠い目をこすりながら外の様子を見たら雲海が!
あわてて飛び起きて撮り始めるも、ガスに包まれていまひとつイメージ通りにならなかった。


     【くじゅうよさようなら】


帰りは大船山と御池を経由して下山。
3日目にして初めて目にする御池の紅葉を楽しみにしていた。
ところが山頂に着くと同時に濃霧に包まれる。
御池のほとりで、ザックを背負ったまま20分ほど霧の晴れるのを待ったが、対岸まで50mほどしかないのに、ときおり薄らと見えるだけで霧は深まるばかり。
後ろ髪をひかれる思いで下山した。




※後日、現像から上がったフィルムにて、見事な紅葉を確認しました

オアフの星空

2008-10-22 22:59:19 | 星の写真
オアフシリーズ最終章です。

あいにくの新月と長くは持たない晴れ間で、残念ながら作品といえるほどのものは撮れませんでした。

でも、マウナケア山頂の星空を知っている私でも、オアフの星のすごさにはびっくりしました。
なんと、水平高度3度くらいでもスバルがはっきりと見えただけではなく、海面に映り込んでいました。
カシオペアのあたりでも、天の川が日本の高山で見る射手座方向の天の川並みに見えました。
あの感動は忘れられません。




雲さえなければ、かなりいい感じだったろうに・・・
光っているのは灯台の明かりです。




空気がきれいなため、夜明け前でも星空が見えつつ赤く染まりました。




清々しい夜明け。
オアフの星空ともお別れです。

パタゴニアに向けて、トレーニング&ダイエット開始!

2008-10-20 21:10:01 | 旅行
パタゴニア行きも気がつけばあと3ヶ月半に迫りました。
そこで、体を鍛えると同時に、ダイエットを始めることにしました。

これは元から決めていたことだけど、要は車通勤を自転車通勤に切り替えた次第です。
だけど、標高差55mのプチ峠を越えるとはいえ、片道25分で着いちゃうので、それだけでは大きな成果は期待できなそう。
だから、体が慣れてきたら、どんどんオプションを増やしていくつもり。
マンション階段登り、昼休み丘登り、ザック背負ってのチャリ通など。

そして、目標は体重6.5kg減!!

今のたるんだ身体の自分には、体力向上以上に減量の方が効果大に違いない。
というわけで、バナナダイエットや食い合わせダイエットに炭水化物ダイエットを少しずつ取り入れている。(飽きっぽくてひとつのことが長続きしないため。

さぁ~て、とりあえずひと月後にはどうなっているかな?

天国に一番近いところ

2008-10-19 22:05:26 | お仕事
カイルアの郊外で、とてもきれいな場所を見つけました。
ここ、何だと思います?


なんと、墓地なのです。 地面にプレートが埋め込まれています。
そのプレートの近くに花が添えられています。


白鷺のような鳥がたくさんいて、さながら天国そのもののようです。


こちらは、おそらく納骨堂のようなものと思われます。
 「FAITH」 「HOPE」 「LOVE」
建物も、添えられた言葉も素敵です。



楽園は、死後の世界も楽園。 そんな気持ちになれる場所でした。


※AUブログより移行しました。
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