今年も写真集の販売利益を、下記の通り東日本大震災の義援金として日本赤十字社へ振り込みましたので、ご報告いたします。
☆「地の始まりの宙と地の果ての宙」:462円 × 46冊 = 21,252円
☆「Once in a Blue Moon」:2,000円 × 12冊 = 24,000円
合計:45,252円
郵便局で振り込んで募金受付票を取得したかったのですが、
なかなか行く機会がなかったため、銀行振り込みとしました。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
なお、「地の始まりの宙と地の果ての宙」の販売分は残り32冊、「Once in a Blue Moon」は30冊となりました。
完売するまでチャリティーを継続しますので、今後ともよろしくお願い致します。
http://www.netlaputa.ne.jp/~ttake/Publications/Publications.htm
パンスターズ彗星が近日点通過とともに日本でも見えるようになってきました。
その近日点通過直後のパンスターズ彗星と桜島の爆発のコラボを狙って、撮影に行ってきました。
パンスターズ彗星は残念ながら条件が厳しすぎて確認すらできませんでしたが、
桜島の爆発は捕えることができました。
火山雷も少し写っています。
よく見ると、火山弾の軌跡がとぎれとぎれになっています。
螺旋状になっている部分もあることから、スピンしながら飛散したためと思われます。
デジカメで連続撮影した写真を繋げてムービーを作成しました。
2度の爆発を捕えています。
[YouTube]
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バーティノフマスク(Carey Mask)を使ってピントを合わせ、月面を撮影しました。
高速シャッターを切れる月面撮影では、特にピントの良し悪しが写りの良し悪しに直結します。
【撮影データ】
Camera : PENTAX K-5IIs
Telescope : PENTAX105SDHF + 2倍リアコン
ISO1600 1/640sec
*月面全景(シャープネスをかけています。)
*等倍表示(シャープネスなし)
ローパスレスカメラ「K-5IIs」の解像力も相まって、光学性能を引き出したすばらしい写りでした。
引き続き、球状星団「M13」を撮影。
40秒露光のため、大気の揺らぎと追尾誤差の影響がありますのでどこまでジャスピンの効果があるか不明ですが、これまた素晴らしい解像でした。
ついでに子持ち星雲「M51」を撮影。4コマをコンポジットしています。
月明かりのためあまり露出をかけられませんでしたが、期待の持てる写りです。
高感度に強く、赤い星雲の写りの良い「K-5IIs」を手に入れてから、天体写真撮影がなんだかちょっと楽しくなっている今日この頃です。
ポラリエの覗き穴に差し込んで、手軽に極軸合わせの精度をアップさせようという試みの続編です。
前回の記事はこちら。
ストローの内径を手軽に狭められるものはないかと探してみたところ、ボールペンの部品がちょうどストローに嵌る大きさであることを発見!
ストローの外径は、覗き穴より少し細いので、テープを巻いてピッタリサイズにします。
その際、偏心して視野の中心がずれないように均一に巻くよう心掛けます。
実際に覗いてみると、視野は2.5度くらいでした。
では、さっそく試し撮り。
まずは、わざと覗き穴の端の方に北極星を導入。
おそらく、5~6度くらい極軸からずれている状態。
K-5+200㎜の望遠で露出は約4分。すばるの等倍表示です。
あたりまえですが、かなり流れています。
そこで、ストロー極軸サポーターの登場です!
手順は下記の通り。
1.スマホのGoogleSkyで北極星が北極に対して何時の方向にあるか確認。
2.北極星を覗き穴のほぼ中央に入れる。
3.ストローを刺し、視野の中で北極星を1.で確認した方向に偏らせる。
ストローが完全にはまっすぐ刺さっていないであろうことを考慮しても、北極からのずれは1度以内に抑えられていると思われます。
そして、先ほどと同じ条件で撮影した結果がこれです。
かなり改善されていますね。
次に2分露出で撮影。
シャッターブレを起こしていますが、等倍でこの程度のガイドエラーなら個人的には許せるレベルかな。
200㎜で2分の露出ができるということは、20㎜の広角レンズなら20分露出が可能ということになります。
とはいえ、ストローの狭い視界の中で北極星が見え辛く、北極星の位置合わせはちょっと大変でした。
覗き穴の中央付近に導入するだけでも2度以内の精度でセッティングできそうでしたから、
その時の撮影計画に基づいて使い分けるとよさそうです。