全国巡回中の第2回日本星景写真協会写真展「星の風景」が、いよいよ九州に初上陸します!
場所:佐賀県立宇宙科学館
会期:2012年5月12日(土)~6月24日(日)
※開催初日は、作品を前にしたギャラリートークを下記日程で開催します。
【ギャラリートーク】 (作品を前にしたフリートークです)
5月12日(土) (1) 11:30~12:00 講師:服部 完治(日本星景写真協会 会長)
(2) 13:30~14:00 講師:竹之内貴裕(日本星景写真協会 理事)
*事前のお申し込みは必要ありません。当日、直接会場にお越しください。
フリートーク終了後、ご希望の方に、星景写真の撮影法について個別アドバイスを行います。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
http://www.yumeginga.jp/t_event/2012aspj.php
皆様のお越しを心よりお待ちしております。m(_ _)m
早いもので、金環日食まであと1か月となりました。
我が家では、来たる日に向けて、半年前から日食メガネ(ファミリーパック)をゲットして、準備万端!
過去に一度だけ金環日食を見たことがあります。
それは、25年前の沖縄金環日食です。
皆既日食も過去に一度だけ、世界中の天文台が林立するマウナケア山頂で見たことがあります。
まるで宇宙空間のような場所で、これ以上ないシチュエーションでのことでした。
日食通の人の「金環日食なんてしょせん部分日食。皆既日食には比べ物にならない。」という言葉をしばしば目にすることがありますが、
実をいうと、私的には沖縄の金環日食の方が感動しました。
沖縄金環日食を体験したのは、景勝地で名高い万座毛にて。
リングになる直前の太陽は、フィルター越しでは細い針金のような形になっているのがわかるのに、
肉眼ではものすごくまぶしくて、半月のような形にしか見えませんでした。
それが反対の端が繋がった瞬間、空にいきなりポコン!とリングが出現したのです。
それまで固唾をのんで見守っていた周囲の1000人ぐらいの人々が、
そのとき一斉に「おおー!!」っと声を上げ、拍手が巻き起こり、興奮状態になりました。
ところが、リングになってもなおギラギラとまぶしい太陽を目を細めてしかめっ面で見続けるうちに、だんだん辛くなってきたのでした。
そこへ、一片のちぎれ雲が太陽を通過。
すると、雲がほど良いフィルタとなって、針金のように細いリングが現れたのです。
ここでまた、歓声と拍手が巻き起こり、金環日食スゲー!!!って感じの体験でした。
これがその時撮影した写真。アルミフィルター使用のため、青く写っています。