ハゲ仙人うだうだ

奈良の端っこ、宇陀の榛原でのんびりバイク修理ガレージをやってるおっさんがうだうだ言うてます

正にスマート

2016-01-30 10:55:00 | アイテム
CBXに新たに履いたロードスマート3、正にスマートなタイヤでした(^-^)
以前履いていたのは初代のロードスマートで、これもなかなかのものでしたが、1代開いたらこんなに差があるものなのかと。

これはロードスマートに限らずですけど、最近のダンロップで言うところの「プレミアムツーリングラジアル」というグレードに当たるタイヤは他のメーカーの物も脱着の際の感触が以前の物と違い(しかも各社合わせたように)サイドが結構硬めで、ちょっと考え方変わってきてるんかなぁて感じです。



まず走り始めてすぐに感じたのは、直進でのちょっとしたライン変更がものすごく軽くスッと決まること。
じゃあフラフラしてるのかって言うとそうではなく安定している。
また、路面の段差を乗り越えたりした時のショックが1は「バシッ!」と衝撃に角がある感じやったのが、3は「ドスッ」と衝撃が丸くなってる感じでした。
リヤは、抜けてきていたショックのオーバーホール(於テクニクス)をしたし

シートの張替(於丸直)時に形を整えるためにアンコ盛りしてくれて座り心地良くなってる

こともあるのでその影響もあるかと思われますが、フロントに関しては今回はショックは現状のままでタイヤのみの変更なのでハンドルにくる感触は明らかにタイヤの変更に寄るものかと。

そしてワインディングでは「疲れない」これが全てです(^-^)

まず、コーナー入口での倒し込み時の切れ込みが少ない。
1は倒し込み時の切れ込みが結構大きく、ハイグリップタイヤによくある様にそれを利用して一次旋回を良くするという感じやったんですが、サーキットやいつも走ってて先がわかってるコーナー(それでも一般道ではあまり安全とは言えませんが)で、ラインがわかってて一気に倒し込めるのならともかく、ツーリング等通常の一般道での走行で、そんなに早い倒し込みをするわけでもなかったり、先を探りながら徐々に倒し込んでいったりするような走り方の時には逆に切れ込みが邪魔になって、切れ込まないようにハンドル操作が必要になって知らない間に疲れがたまっていってる事があります。
3はそういうことがなく、バンク角に合わせて素直に定常円旋回的な感じで曲がっていってくれます。
もちろん最近のタイヤのこと、ツーリング用と言っても一昔前のハイグリップタイヤ並みのグリップ力、少々ペースを上げてもなんの不安もありません。

最近はSS車にもこれを勧めるショップが増えてきたという話も聞きますが、ライフも長くなるし、一般公道のワインディング程度であればハイグリップタイヤよりもこちらの方が楽しくハイペースで走れるかも?
サーキット走行でも、レース参加を目的にタイムアップを狙っていくとかでなく、走行会等でサーキットでのハイスピード走行を体験する事でスキルアップさせて普段の走行に余裕を持たせたいとかいう目的での走行であればこちらの方がいいかもしれません。