こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
先日、上司が公開した記事でも触れていましたが、
BMW Motorradの製品が値上がりしてしまいます。
事もあろうに、親しみやすさが売りのC、Gシリーズは全てのモデルが値上がり対象ッ…!
…いや、わかりますよ?
原料や物流(≒石油)の価格高騰で、昨今あらゆるものが
従来の価格で提供出来なくなるのは中村の頭でもわかりますよ。
それ以外は珍しい乗り物の事で頭一杯ですけどね、
ホンダ・CBマニアが欲しがらなさそうなCBとか
色々とまずそうな試作車(2サイクル4気筒)とか
ドクターイエロー以上に何処にいるか判らない鉄道車両とか。
~んまぁともあれ、値上がりラッシュが続くこのご時世、
「うわっ、このバイク高ぇ…」となってしまう前に!
お手頃、軽快、スタイリッシュな小さいBMW Motorrad達を
この機会にサクッと紹介したいと思います!
我ら、BMW Motorrad 三銃C(三銃士)!
「…え?何?今回そういうテンションで行くの?」って?
~はい、そのつもりですけど。
BMW Motorrad Cシリーズとはッ!?
Cシリーズ、それは…!
各々が独創性あふれるデザインを身に纏い、
その下にBMW Motorradの誇る先進テクノロジーを秘めた
全く新しいスタイルのスクーター達なのである!!
では、Cシリーズ共通のヒミツについて一緒に見ていこう!
すごいぞCシリーズ!その1 - 《前後ラジアルタイヤ》
説明しよう!
一般的なスクーターでは従来のバイアスタイヤが採用されやすいが、
BMW Cシリーズでは全車種にラジアルタイヤが標準装備されているのだ!
バイアスとラジアルの違いについてはここで解説されているぞ!
走ることが得意なスポーツバイクと同じ構造のタイヤとなっており、
全く同じサイズでもバイアスとラジアルでは軽さが大きく異なるぞ!
機会があればキミも持ち比べてみよう!
スポーツバイクといっても、中村のバイクは旧いからバイアスだぞ!
すごいぞCシリーズ!その2 - 《ラジアルブレーキキャリパー》
説明しよう!
大体の小型バイクでは、ブレーキキャリパーを固定するボルトが
ブレーキディスクに向かうような形で取り付けられているが、
Cシリーズでは全てブレーキディスクに対して
放射状の向きとなるボルトで固定されている!
これも大型スポーツバイクでは定番の構造で、
Cシリーズがただのスクーターではない
「走りも重視したGreatなスクーター」であることの証明だ!
すごいぞCシリーズ!その3 - 《シートヒーター》
※画像はC400Xの各種ヒーター操作用スイッチ。
"STOP"と書かれた赤いスイッチ(キルスイッチ)のすぐ下のスイッチがソレね。
説明しよう!
日本で正規導入されている新型のCシリーズには
全てシートヒーターが内蔵されている!
大型のバイクでも中々採用されない装備なのに、
中型免許で乗れるCシリーズでの採用は異例といえるだろう!
文字通りシート(座面)がホカホカになり、
寒くてツラい冬場の移動もへっちゃらだぞ!
これこそ、2022年12月現在のCシリーズに共通で搭載される、
MAKE LIFE A RIDEを体現するヒミツ装備なのだ!!
最後に、各Cシリーズたちの姿を少しだけお見せしよう!
Cシリーズの壱番機・C400X!
直線的でアグレッシブなデザインがチャームポイント!
Cシリーズで最も軽量となる彼は、その軽快な身のこなしで
複雑な町中を華麗にスイスイと駆け抜けるのである!
軽さ故に、女性や小柄な方でも乗りやすい点がポイントだぞ!
Cシリーズの弐番機・C400GT!
まるでBMWの四輪車ような顔つきがクールなC400Xの兄弟!
C400Xとは形状が大きく変わっており、
日常の移動はモチロン、長距離走行がとても得意なのだ!
風による疲労を和らげてくれる大型スクリーンも備わり、
GT(GrandTouring)の称号を得るにふさわしいマシンだぞ!
Cシリーズの参番機・CE04!
C400兄弟を救援するべくBMWが送り込んだ、
完全電動となるCシリーズのニューフェイス!
3台で唯一の軽二輪ながら圧倒的な瞬発力と静かさを持ち、
近~中距離での移動でとても頼りになる存在だ!
彼にはもう一つの目的があり、C400兄弟を助けると同時に
世界的な課題であるゼロ・エミッションの推進も目指しているぞ!
これがBMW Motorrad・Cシリーズのメンバーだ!
皆の生活をより豊かにするCシリーズ、応援ヨロシクな!
次回、LSB(Little Smart BMW) 第二話、
『疾駆する単気筒コンビ』
必ず見てくれよな!
…本音を言うと、このテンションで書くのちょっと楽しいです。