モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年9月30日、鳥海山草紅葉紀行・中編

2024年10月14日 | 鳥海山/鉾立・秋

(本頁は「鳥海山草紅葉紀行・前編」の続きである。)

長坂道T字分岐で出会った道を左折し、御浜へと向かう。
少し登ると鳥海湖に向かう道が分岐する。
鳥海山を望むと、下の方に鳥海湖が見え出して来る。




右を見ると、鍋森が佇んでいる。




後ろを振り返ると笙ヶ岳。




手前には扇子森。左の小ピーク山頂には御浜神社。




稜線を登り詰めた場所から望む鳥海山は素晴らしい。

同一視野に鳥海湖が収まっている。




鳥海山の山頂部をアップで。




鳥海湖もアップで。




ちょっと場所をずらして鳥海湖を見下ろす。




手前の草紅葉は赤味が強いが、それはキンコウカが混じっているせいだろう。

以下、長坂道の稜線上で見た草紅葉、残り花を列記する。
手前の白っぽい枯れ花はイワショウブ。バックはチングルマの草紅葉。

 

(右上)ハクサンフウロの草紅葉。

このハクサンフウロは紅葉しながら咲いていた。




ハクサンイチゲの残り花。この花の葉っぱは青いままだが、もう少し経つと黄変する。




ハクサンシャジンは黄葉だった。




オクキタアザミ(トウヒレン属)の紅葉は紫がかっていた。

 


(右上)ホソバイワベンケイの紅葉



ネバリノギランの草紅葉は意外と派手だった。




ネバリノギランをもう一枚。こちらはミヤマキンバイも混じっている。




エゾオヤマリンドウとトウゲブキ(丸葉)
 


(右上)このエゾオヤマリンドウは紅紫に紅葉していた。


チョウカイフスマは黄葉になるはずだが、今回はまだ緑だった。




最後にミヤマウスユキソウの古花。




以上。

「鳥海山草紅葉紀行・後編」へ続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年9月30日、鳥海山草紅葉紀行・前編

2024年10月14日 | 鳥海山/鉾立・秋

九月も末になり、北の方や高いところから紅葉の便りも届くようになった。
鳥海山は何故か秋の樹木紅葉がパッとしない山だが、
草紅葉は良さそうだ。紅葉する時期も少し違い、やや早いと聞く。
今回はそれを確かめるべく、9月30日に入山した。







この日の鳥海山は夜明け前、下界の象潟では全容を表していたのに

鉾立に到着したら、山頂部は雲に包まれてしまった。
朝6時頃、鉾立展望台から稲倉岳を望む。




鉾立付近で見た草木の実や残り花(写真は下山時に撮った)

ナナカマドの実



ノコンギク



クロバナヒキオコシ
 

(右上)マルバキンレイカ(実)


タムシバの実



ブナの実



クサボタンの実
 

(右上)マイヅルソウの実


県境付近、白糸滝上部(標高約1350m)の樹木紅葉はまだこの程度だった。




来し方を振り返ると、雲下ににかほ平野が浮き上がるように見えた。




ウゴアザミの残り花
 


(右上)エゾオヤマリンドウの残り花


賽ノ河原から(大平ルート)河原宿方面を望む。




賽ノ河原から先は
御浜に直登しようか、河原宿や長坂道経由で行くか迷ったが、

河原宿の方が晴れていたので、後者のルートを選択した。

アオノツガザクラの実
 


(右上)イワイチョウの草紅葉



長坂道T字分岐が近づくと、イネ科の草紅葉が奇麗だった。




イネ科とチングルマの二段階草紅葉




長坂道T字分岐に到着したら、鳥海山の全容が見渡せた。

右の真っ黒い小山は鍋森。



以上。

鳥海山草紅葉紀行・中編」へ続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする