(本頁は「錦秋の屛風岳(2)」の続きである。)
高松岳南山頂から東側、栗駒山方面を望む。
栗駒山の山頂部にはうっすらと白いものが見えた。
はじめ雪かと思ったが、鳥海山にもまだ積もってないのに栗駒山に積もるのはおかしい。
これは霧氷のようだった。手前の樹林のある山は吹突岳(1221m)の連なり。
左(北)の方に目を転ずると・・・
石神山方面
真南、皆瀬川源流部を振り返る。
北の山頂に到着。ここには1349mの三角点と立派な避難小屋があった。
小屋の中は綺麗だった。
参考マップ
北の山頂から。
東に石神山、吹突岳、栗駒山がほぼ一直線に並んで見えた。
左(北)の方に目を転ずると・・・
大薊山など岩手県境の山々。奥に霞んで見えるのは何山だろう。
手前に泥湯三山のひとつ、小安岳。
北東に大きく焼石岳の山並み。
北山頂から西の山伏岳に向かって樹林帯を降下して行く。
鞍部付近の様子
鞍部を過ぎて振り返ると・・・
高松岳の山頂が二つに分かれていることがよく分かる。
左側が北山頂で1349m、避難小屋がある。右が南山頂で少し低く小祠がある。
左に小安岳。
山伏岳が近づくと、小安岳と高松岳の間から栗駒山が見えるようになる。
栗駒山をアップで。
僅かな時間しか経っていないが、栗駒山山頂部の霧氷は消えてしまった。
行く手左側には紅葉が奇麗な小ピークが見えた。これは屛風岳の一部のようだ。
高松岳や山伏岳の稜線は灌木やササに覆われており、こと高山植物に関してはあまり期待できない山だと思った
(この件については2020年6月6日に確認している。⇒ こちら)。
山伏岳に行く途中で見た高山植物の葉っぱ。
ゴゼンタチバナ、イワカガミ、ミツバオウレンなど。
山伏岳までは途中に1261mピークもあり、
けっこう長く感じた(一時間強かかってしまった)が、午前11時、山伏岳山頂に到着した。
そこには夢にまで見た絶景が広がっていた。
「錦秋の屛風岳(4)」へ続く。