今年の秋田はおおむね暖冬少雪で推移している。
一昨日までほとんど積雪が無かったが、
昨日は10センチ近い降雪、そして夜間はよく吹雪いていた(最大風速は25.4m/sとのこと)。
今朝、起きたら、我が屋敷の積雪は30センチくらいになっていた。
これは雪見だいふくにあらず。
庭テーブル上の積雪だ。
カーポート内なのにクルマには雪がビッシリ張り付いていた。
こうなったのは地吹雪(最大風速は25.4m/sとのこと)のせいだ。
・・・と
今日はこれで終わりにしようと思っていたが、
昼から異変?が有ったので今少し続けてみる。
異変?
とは、除雪ブルの出動だった。
いつもなら雪が積もっても、三日~一週間くらいは放っておかれるのに、
それはなっ( ̄π ̄;なんと今日の昼1時にやって来た。
この冬の除雪ブル出動は今度で三度目くらい。
降雪してわずか一日で出動とはなっ( ̄π ̄;なんたる速さだ。
助かった。除雪ブルよ。ありがとう。
ブルが通過した後はどうしても道路との間にこのような雪の堤防が残る。
これをマンパワーで除けると家の前の除雪は完了だ。
降雪と除雪、どちらも雪国ではごくありふれた出来事だ。
それなのにわざわざ投稿したのには理由がある。
降雪と除雪、通常は何日か「ずれ」があるものだが、
今回は「ずれ」がほとんど無かった。
秋田市は雪国秋田県の県庁所在地だが、
沿岸部に位置しているせいか、雪はあまり積もらない。
雪はよく降るのだが、風が強いせいか、吹き飛ばされてしまい、
雪は下や横から降るもの。積みあがることは少ない。
したがって秋田の内陸の豪雪地帯、横手のように積雪量が1mを越えることはない。
それは良いことだが、反面、除雪体制は極めて脆弱だ。
それに対する愚痴やボヤキを連ねたのが次のふたつの頁だ。
「真冬にガーデニングなんて無理。雪国のボヤ記(2013年1,2月)」
「秋田市のドカ雪(2021年1月9日)」
ところが今回は
( ̄π ̄;降雪した途端に除雪される
という極めて異例の一日だった。
こういうテキパキとしたことはそうはないだろう。
秋田市の除雪体制の進歩進化に感謝しつつ、本稿をしたためた。
以上。
カーポートの中にあってもあんなに積もることがあるとは!驚いたのと同時に勉強になりました。さすが東北ですね。ドーザーが頻繁に来てくれることを願っております。
>コメント失礼します。... への返信
コメントありがとうございます。
カーポートの中にあってもあんなに積もるのは地吹雪のせいなんです。
↓頁のラスト写真をご覧ください。そうなる理由がおわかりかと思います。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/159cbbf6b688e4c0d24f876b29f957c7
除雪は冬に仕事がなくなる建設業界が請け負うことが多いですが、早朝3〜4時頃から始動するオペレータの確保が大変だそうで、高齢化が顕著だそうです。もう一つ、一定の距離ごとに雪押し場を確保する必要がありますが、適地がなかなか見つからなかったり土地の所有者の了解が得られなかったりで、かなり厄介な問題です。土地が過密な都市部ではなお厄介な問題でしょう。空き家が更地になり、冬季間の雪押し場として使えるようになるとありがたいのですが、所有者がなかなかウンと言わないでしょうね(^o^;)>poripori
>除雪体制... への返信
コメントありがとうございます。
雪の降り方や性質は場所によって違うものですが、
narkejpさんの仰る山形県内陸部の状況は私の実家のある秋田県横手地方に似ているように感じます。
うちでは2010年、父がみまかってすぐに屋敷に繋がるリンゴ畑を更地にしました。
夏場はその更地の草刈りで難儀していることはよくご存じかと思いますが、ここは冬場、雪押し場として提供しております。
その代わり、年に1,2回の家屋屋根の雪下ろしを除雪業者さんにやってもらっております。
おかげで私は雪下ろしのために秋田市から出動しなくても済んでおりますが、
他の用事はときどき発生しております(↓頁参照)。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/a56474cd635a8c2a5ad4509b6c8de894
雪押し場の確保は豪雪地では深刻な問題ですね。
横手市中心部などの密集地では大雪のたびに屋根の雪下ろしや除排雪作業で必ず悶着が起こると聞いております。