今年の秋田市は局所的に暖冬だったのか、おおむね雪が少ない状態で推移して来た(例えばこちら)。
しかし今朝(2月19日)はどうしたんだろう。
雨水を過ぎたと言うのに今年一番の降雪に見舞われた。
朝起きた時は3センチ程度の積雪(昨日までは積雪ゼロ)だったのに
その後、雷鳴とともに猛烈な降雪。
午前11時半にはこの有様、三時間で一気に30センチ積もった。
この冬、大雪で苦労された十勝(2月4日の帯広では120センチ/12時間)や
青森、北陸などの皆様からは笑われるかもしれないが、今回のドカ雪には驚いてしまった。
(右上写真参照)道路のわだちの深さは約30センチになっていた。
三時間前までは無雪だったのだが、
これでは車高(厳密には地上最低高)の低いクルマはもろ腹摺り走行になる。
それでも車高の高いSUVが果敢にも走って行った跡を撮影したのが、右上の写真だ。
なおこの日の秋田市のドカ雪は全国ニュースでも少し取り上げられていたが、
3時間で17センチとは記録的な大雪(2月として観測史上1位)とのこと。
我が家では30センチと申し上げたが、
これは我が家が秋田市でも山寄りに有るので量が多めになったのだろうか
(我が家の積雪はいつも旧市街地よりも10センチくらい多いと感じている)。
いずれにしろ朝、起きた時の積雪は3センチ、前日は無雪だったのだ。
2月20日の午後3時頃、我が家の前に除雪ブルがやって来た。
昨日のドカ雪から一日後の出動なので、
これは十年以上前の(杜撰な)対応に比べると異例の速さだ。
除雪体制は素晴らしく改善され、進化したとも言える(市長選が近いせいなのか)。
しかし通過した後には高さ50センチ前後の雪の壁が出来上がっていた。
これ雪かと思ったら、
ブルが一回通過して潰れた雪が路面から剝がされて壁か列になったものなので、氷のように固い。
これをどけないとクルマを出せないし、入ることも出来ない。
スノーダンプだけでは歯が立たないため、先端が尖ったシャベルを急遽物置から引っ張り出して来た。
このシャベルを使って氷の塊を割り、ダンプで運んでやっと除雪終了。
まずはえがった。えがった。
氷塊の除去終了。
しかし明日はまたドカ雪が降るとの予報も出た。今年の寒波はやけにしつこい。
【追伸】
2月22日の地元紙(秋田魁新報)によると、県北部で記録的な大雪になった。
北秋田市鷹巣の141センチは観測史上最大とのこと。
大館市ではひと晩で50センチを超える新雪が降ったとか。
おかげで21日のJRなど交通網は麻痺、学校は休校になった。
添付の地図は21日の秋田県各地の積雪マップ(秋田魁新報掲載資料)。
今年は今のところ豪雪地として知られる県南よりも県北の方が積雪では勝っている。
以上。
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