(本頁は「玉簾滝で『ある花』を見た。」の続きである。)
4月23日は庄内で立派な滝とアズマシロカネソウを見て秋田県内に戻ったが、
時間が余ったので今度は出羽丘陵の谷間を巡って春の野花を見て廻った。
最初行ったのは(由利本荘市)大内町の奥地・滝温泉。
ここはかつて「天下の名湯」とか盛んにテレビで宣伝していたように記憶しているが、
現在は閉館している。
この近くの道端で四月上旬に次の写真のような濃い色のキクザキイチゲを見ている。
濃色のキクザキイチゲ(4月7日撮影、詳細はこちら)
さすがに今日はこの花は咲き終わっていたが、
この花叢のすぐ傍の渓流沿いではアズマシロカネソウが咲いていた。
この花は今朝、玉簾滝で見たばかりの「ある花」だ。
アズマシロカネソウ
ミヤマカタバミ
スミレサイシン
エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?
(右上)キクザキイチゲの咲き残り
この付近には黄色いスミレが多かった。
場所によっては斜面一面がこの花で覆われているほどだったが、
それは光条件が悪く(午後の陽の照り返しが強くて)撮れなかった。
オオバキスミレ
オオバキスミレとタチツボスミレの混生
移動中、道路端ではあちこちでスミレ類を見かけた。
オオバキスミレ
(右上)スミレ
ヒメスミレ
ニョイスミレ(ツボスミレ)
続いて旧大内町の別場所でルリソウを見て廻った。
このお花、秋田では秋田市南部や大内町の丘陵斜面や土手などでときどき見かける。
今回撮影した場所は三ヶ所。
そのうち花が一番多かった場所はご覧のように急な斜面だった。
滑落しないよう片手で木の枝を掴まえながら撮影した。
ルリソウをアップで。
大内町と秋田市との境の峠道で丘陵の雑木林が奇麗だった。
ここは今、芽吹きの真っ最中。春紅葉になるのはまもなくだろう。
以上。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます