ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

お花見へ その2

2017-04-05 | 旅行

2日目は早起きをして朝食を済ませ、8時半過ぎには実家を後にしました。駅へ向かう途中、子どもの頃に

よく遊んでいた川沿いの桜並木を歩きましたが、まだ開花間もない感じで良い所でも二分咲き程度です。

郊外は都心よりも気温が低いから仕方ありません。

 

次に向かった先は都内にある墓地。たとえ滞在時間が短くても、やはりお墓参りをしていかないと落ち

着かないので立ち寄ることに決めています。ここでもまだ桜の咲き具合はまだまだ・・・う~ん、ちょっと

来るのが早すぎたのかなぁ~

と、少し不安な気持ちになりつつも、今回一番行きたかった目黒川へ。昔10年くらい住んでいた祐天寺

の隣りの中目黒は、ミセスファーマーのお散歩コースでもありました。でも久しぶりに降り立つと駅前は

まるで別世界・・・何もなかったはずの高架下はカフェなどが入る駅ビルのようになっていたり、とにかく

改札口から横断歩道までの狭い間にお花見目当ての人・人・人 人員整理の係員まで出て花見客

たちを誘導しています。とりあえず一目散に目黒川を目指して歩き出すも、人をかき分けながらなので

なかなか先へ進みません。やっと辿り着いた先には、道路からも橋からも溢れんばかりの人だかりで、

もはや自分の知っている目黒川ではなくなっていてちょっと寂しい気持ちに あの頃は朝の通勤電車

から桜の咲き具合を確認して、夜に帰宅する時に一駅前の中目黒で降りてゆっくり歩いて回ったり、

週末の昼間でもこれほどの人出はなかったので、もっと静かに桜を愛でることができたのですが、今は

すっかりカオスの様相で橋の上などは写真撮影の順番待ちです。

この日はとても暖かく、予報では15℃近くになっていたはずで桜の開花も更に進んだことでしょう。

場所によっては5~6分咲きくらいだったでしょうか。ここへ来てようやくお花見らしい雰囲気を楽しむ

ことができました。

 

満開ならば両側から溢れる桜で空が見えない程の迫力なのですが・・・

今回はそこまでではありません。それでも綺麗に咲き誇るソメイヨシノの美しさにため息が出ます。

本当に綺麗だな~。余計な言葉は要りませんね。今年の桜は気温の低い日が長かった影響で遅れ

たのに加えて少し咲き方が変みたいです。咲いている木と咲いていない木がはっきり分かれていたり、

同じ木でも枝によって随分と咲き具合が違っていたりします。でもね、咲くのが遅れてくれたおかげで

見に来ることもできたわけですからあまり文句は言えません。

そうそう、こんな出店もありましたよ。真っ昼間からビールやピンクシャンパンを片手に歩き飲みをする

人たちはとっても楽しそうでした。連れがいて、時間にも余裕があったらやってみたかったナ

食べものの屋台もいろいろ出ていてビックリ。昔は川沿いにはカフェやイタリアンのお店が数軒ある

くらいでしたから。他にもお洒落なハンバーガーなども売られていて、見ているとお腹が空いてきて

つい誘惑に負けそうになりましたが、ミセスファーマーには今回の旅のもう一つのミッションが・・・

中目黒から日比谷線に乗り、お昼ご飯を食べに築地へ向かいました。そう、いま何かと話題の築地です。

実は3年前にやり残したことがあって、せっかく市場の移転が延期中なのでどうしても今回の旅の間に

行っておきたかったのです。(つい先日SAEさんのブログを読んだ影響もあります。) 幸い、到着した

12時半頃にはちょうど前のグループが入店したばかりで列が少し短くなったところでした。数えてみると

12人待っていてギリギリかなと思っていた矢先、何故か前にいたご夫婦が急に列を外れたおかげで

ミセスファーマーは11番目に昇格(?)し、20分ほどの待ち時間で見事次のグループと一緒に入店。

今回こそ念願の「おまかせコース」を注文しました。旬のにぎり10貫の中にはマグロ3種(大トロ、中トロ、

赤身)、車えび、ウニ、赤貝などと共に、一番食べたかった穴子にぎりが!これだけはお箸では掴めない

ほど柔らかいので手で食べるように促されるのですが、本当に口の中でふわっとあっという間に無くなって

しまいます。狭い店内ではぶっきらぼうな大将を目の前にカウンターに座り、何となく緊張して食す雰囲気

なので(しかも11人中9人は中華圏の観光客)皆モクモクと出されるものを食べている中、この穴子を

食べた瞬間思わず「美味しい!」と唸り、即もう1貫追加をお願いしてしまいました。隣りに座っていた唯一

の日本人の男性客も共感してくれて、見ず知らずの二人で感動を分かち合ったのでした。穴子がきっかけ

でしばしお隣さんと会話をしながら美味しいお鮨を食べ終えると時刻はすでに1時20分頃になっていた

ので、すぐに会計を済ませて次の目的地へ向かいました。今回の旅の目的はあくまでも『桜探し』です

 

帰りの新幹線の時間まで2時間あるからもう1箇所行けると踏んで、浅草と迷った挙げ句に千鳥が淵へ。

ところが、無情にもここでもやはり桜は2~3分咲きという状態でした

それでもこちら側は少し見頃を迎えているようでしたね。ボートからの眺めは素敵だろうなぁ~

九段下から再び地下鉄に乗り、最後の目的地を東京駅に近い皇居にしました。大手町で降りてから地上

に出たところに、青空に映える鮮やかなピンク色の桜が。大手門のところにはこの木を含めて3本しか

桜がないので、皆がこの美しさに吸い寄せられるように群がり写真を撮っています。

 

ソメイヨシノとは違った魅力でこちらもとても綺麗でした こうして駆け足だったけど目一杯東京の花見を

満喫したミセスファーマー。

さすがに歩き疲れて東京駅前のビルの1階にあるカフェに立ち寄り、アイスコーヒーとタルトを注文して

からお手洗いへ。そして席に戻って何気なく帰りの切符を確認してみて真っ青に 新幹線の出発は

15時35分だと思い込んでいたら実は15時20分発だったのです。この写真を撮った時すでに時刻は

14時55分!大慌てでタルトを食べてアイスコーヒーで流し込み、店員さんもビックリのバタバタ状態で

店を後にして駆け足で駅構内へ 最後の最後にこんなことになるなんて~ 結局お土産どころじゃ

ないまま、なんとか車内で食べるお弁当だけ買って新幹線に乗り込みました

夜の7時から翌日の午後3時20分までという、わずか15時間ほどの東京滞在でしたが、やりたい事を

一通りやって充実したお花見ツアーとなりました。欲を言えばあと3、4日遅くに上京できたら本当の満開

だったかもしれないけれどね。とっても楽しい春の思い出です

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お花見へ その1

2017-04-04 | 旅行

東京の桜の満開宣言を受けて、ミセスファーマーは10年以上ぶりとなる東京でのお花見を決行

しました。まだ仕事もそれほど忙しくなく、正直ちょっと気が滅入ることの連続で息抜きをしたかった

こともあり、思い切って1泊2日の弾丸お花見ツアーに踏み切ったわけであります。行きたいと思い

始めてからなかなか桜の「満開」情報が聞かれずタイミングを計るのが難しかったのですが、ようやく

4月2日~3日という日程を確定、30日に切符を購入したのです。今回は急な旅行なので新幹線

で往復することにしました。

                         

2日(日曜日)の午後、最寄駅から特急列車に乗り、新幹線乗り換えのため新函館北斗駅に降り立ち

ました。待ち合わせ時間が30分ほどあるので一旦改札を出て時間を潰すことに。駅前にはポストの

上に北斗市公認マスコットの「ずーしーほっきー」が鎮座。これは北斗市特産のホッキ寿司がモチーフ

になっているのですが、なんともきもキャラでして・・・これ以上のコメントは控えたいと思います(笑)

こちらは先日オープンしたばかりのホテル兼商業施設。駅前は諸々の事情によりいまだ開発途上で、

ここも北海道新幹線開通1周年に間に合わせてようやく開業したようです。

 

ちょっとした食事ができたり、ショッピングエリアには空港でも見かける有名どころのお土産も揃う様に

なりました。駅の中にある売店には今まで北斗市やその近郊のお土産物の取り扱いしかなく、ちょっと

物足りなさを感じていましたが、これで選択肢の幅が広がりました・・・ただ、利用客として感じる一番の

問題はこの建物が駅と直結していないことと、新幹線と在来線の乗り換え客が多い駅なのに、改札を

一度出ないとここへは行けないということではないでしょうか。まだまだ課題の多い駅です。

 

改札を出たり入ったりしているうちにあっという間に出発時間の14時44分になり、はやぶさ26号が

東京へ向けて静かに発車しました。前回は贅沢をしてしまいましたが、今回はもちろん普通車です

日曜日の午後便ということもあり座席はほぼ満席の様子。ミセスファーマーの周りは韓国人の団体

さんで埋まっていました。隣りに座ったご夫婦はとても感じの良い人たちで、降りる時には棚の荷物

を取ってくれたりしたので、「カムサハムニダ~」とありったけの韓国語知識でお礼を言ってみました。

乗車時間が4時間を超える長丁場だと、やっぱり飲食でもしないと間が持ちません。車内販売で少し

早めの夕飯をいただきます。そのほかの時間はずっとウォークマンを聴きながら久しぶりに買った

小説を読んだり、たまにウトウトしながら過ごしました。

 

18時58分、上野駅に到着。公園改札口で母と待ち合わせです。荷物をロッカーに預けてから、さっそく

上野公園で夜桜見物スタート。前日まで気温が低かったので、満開というには少し物足りない咲き具合

ではありますが、さすがお花見のメッカ・・・宴会をする人、歩いてお花見をする人でごった返しています。

ついでに明日の宴会の場所取りも既に始まっているようで、さすが東京の花見は皆さん気合の入り方が

違います。そんな人を避けて歩くのも大変なくらいの人混みの中で、あぁ~東京に来たなぁ~と実感

実は夜の上野公園へ来たのは初めてで、思っていたよりも薄暗くてびっくりしました。テレビでよく見る

夜桜中継などはきっとテレビ用の機材で照明を当てているのですね・・・実際は提灯の明かりと公園の

外灯だけなので本当に暗いです。しかもこのライトアップ(?)は午後8時までだそうです。写真撮影も

暗くてあまりよく写りません

 

桜並木の間から見える夜空には三日月が。桜が満開ならこの景色がもっと明るく見えるところですが、

久しぶりの夜桜見物を満喫しましたヨ。

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里帰り(最終日)

2017-02-12 | 旅行

母の手術が無事に終わり、目の状態も良くなったとのことなので一安心しました。

お昼に母の手料理を食べてから、母も術後の診察のため一緒に家を出発して

新宿で解散しました。

羽田空港には午後2時過ぎに到着。お土産を買って搭乗ゲートへ。2020年

東京オリンピックを盛り上げるポスターや看板がいたるところに設置されてます。

日の丸の政府専用機。この日は2機続けて到着するところを見ました。誰が乗って

いるんでしょうね。

12月に帰省した時は帰りの便が1時間近く遅れましたが、今回は時間ピッタリに離陸。

天気が良かったおかげで殆んど揺れもなく快適なフライトでした。

着陸態勢に入る頃、雲海の向こうに夕陽が沈んでいきました。今度この景色を見られる

のはまた一年後です。

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里帰り(4日目)

2017-02-12 | 旅行

東京入りして4日目は、母が白内障の手術のため眼科に1日入院するので付き添い

に行きました。入院手続きや検査をすませるとすぐにお昼ご飯。局所麻酔だから手術

前でも食事が摂れるんですね。ボリュームもあって美味しい食事だったようです。

手術が終るまで、ミセスファーマーは近くをフラフラ。在来線好きになった甥っ子くん

のために、JR総武線と中央線の下を東京メトロ丸の内線が通るスポットがあるので

橋の上から動画を撮影し、またまた弟にLINEで送信 喜んでくれたみたいです。

すぐ傍に湯島聖堂があったので、しばし散策することに。合格祈願の絵馬がいっぱい

ぶら下がっています。

 

東京はすでに梅の花が咲き始めていました。わが家地方ではビートの植え付けの頃

だからまだまだ先ですねぇ~。

土手には雑草を食むポニーの姿が 近くにある神田神社(神田明神)の子だそう。

母の手術が無事に終ったのを見届けてから、久しぶりに映画でも見ようと思い新宿

歌舞伎町へ。昔、新宿コマ劇場があった跡地は巨大な建物(TOHOシネマズ)に

なっていて、周辺もずいぶん変ったなぁ~とビックリ 結局時間的に合う映画が

やっていなくて、この日一番見たかった『恋妻家宮本』の上映館がある六本木まで

急きょ移動 都営大江戸線に乗って六本木駅で降りてから、六本木ヒルズまで

走った走った

 

夜は、数年ぶりで高校時代の友人と再会し、途中からご主人も合流。二次会は彼女の

自宅でご主人の趣味であるソウル系のレコードを聴きながらまったりしているうちに

時間はすでに深夜0時近くになっていて、慌てて駅に向かい電車に飛び乗りました。

こんな遅い時間なのにまだ終電じゃないなんて~・・・さすが都会は違うわ

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里帰り(甥っ子編)

2017-02-12 | 旅行

ホテルをチェックアウトしたあとは、母とお墓参りをしに行って、夜には甥っ子が待つ

弟宅へ。 今回ミセスファーマーは甥っ子が喜ぶと思って北海道新幹線に乗車する

前に写真を撮ってLINEで送ったり、お土産にプラレールを買っておいたりしたのですが、

去年までは新幹線LOVEだったのに今は興味が新幹線から在来線に移っていると

知って大ショック いま一番好きなのは京王線とか京急線なのだそう・・・たしか一昨年

はまだ電車にも乗れずユンボ等の働く車が好きでした。去年はじいじと乗った新幹線が

大好きになって、さんざんプラレールで遊びながら新幹線について色々教えてくれたの

になぁ~。子どもの興味ってコロコロ変るから、今度から出発前にリサーチしておかなきゃ。

 

とはいえ、ミセスファーマーがあげた北海道新幹線の車両を手持ちのプラレールに連結

させて、なぜか在来線に見立てて走らせる遊びを繰り返していました。車内アナウンスを

英語もどきの部分も交えながら披露したり、もうじき6歳になるチビ鉄ちゃんぶりを発揮し

てくれて、おばちゃんは目じりが下がりっぱなしでした

夕飯は皆で鍋を囲みました。最近甥っ子くんはカメラも好きみたいで、ミセスファーマーの

デジカメでこの写真も撮影 なかなかの腕前ですヨ(←おば馬鹿)。

翌朝は近所をお散歩。 縄跳びも飛べるようになったんだねぇ~

自転車も上手に乗りこなしています お別れの時はもう泣かなくなったし、着実に

成長しているのを感じます。来年の春には一年生だもんね~。

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