初もの
今年初めて植えてみた“あやめ雪”。ちょっと先走って抜いてしまったのでまだ小さいですが、
あと数日後にはちょうど良い大きさになりそうです。これは明日キャベツやきゅうりと共に浅漬
けにしようと思います。
そしてこちらは待望の“パープルフラワー” 一番立派な株を採ってきて、夕食の時に早速
茹でてみました。するとお湯にくぐらせた途端に、この明るい紫色が鮮やかなブルーに変身
でも正直、ちょっと食欲のわかない色合いで・・・たまたま盛り付け用に用意しておいた器の
縁の青とかぶるくらいの色になりました。ところがその後、食べるときにドレッシングをかけた
ところ、今度はそのドレッシングがかかった部分がみるみる茹でる前の色(赤紫)に戻って
いくという2度目の変身を遂げ、なんだか不思議なカリフラワーだな~と言っている間に食べ
終わってしまいました。
これもある意味初物。義父が町へ下りて行ったときにもらってきたホタテの稚貝ですが、その
小さいこと小さいこと 一番手前のものでさえ、普段いただく事が多い稚貝よりも小さくて
ビックリです これは稚貝というよりも“種貝”ですねぇ~・・・
ゴミかと思ってよく見ると、これもれっきとした超ミニホタテ・・・まるでコンタクトレンズです
こんなの初めて見ましたよ~~。
写真だと実際より大きく見えますが、茹でてもなお小さくて、これはもうシジミ汁のごとく
茹で汁をホタテの味噌汁として使うより他には食べる方法が見当たりませんでした。処理に
手間取りちょっとイラッとしましたが、聞けばこんな小さな稚貝でもどうにかして売り先がない
ものかと、浜の漁師さんが地元で顔の広い金物屋さんに相談しに持って来たものだという
のです。本来であればもっと大きなものを養殖用に使うのだそうですが、今年は津波の影響
なのかそれに適したサイズのものが少なくて、こういう小さいのはこの辺りの海にも放せない
しお金にもならないし、本当に困っているということでした。震災の爪跡はこんなに遠い浜に
も残されているのだと知り、ちょっと切ない思いになりました 漁師さん、我が家ではこの
ホタテたちの出汁が効いたホタテ汁を美味しくいただきましたよ~ ご馳走様でした