ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

わが家は無事ですが

2018-09-06 | 日記
夜中にけたたましく鳴るスマホからの緊急地震速報で叩き起こされ、同時にグラッと横揺れがありました。
慌ててテレビをつけると北海道で震度6強の地震が発生という文字が…しかも震源地はわが家と同じ胆振管内。
幸いわが家の方は震度3程度で何も被害はありませんでしたが、震源地に近い所では相当被害があったようです。
地震直後はテレビを見ることができたのですが、その後は現在に至るまで停電が続き復旧は未定です。

朝食の時間頃になると、テレビで北海道の被害状況を見た本州の家族や友人、知人からメールやLINEが次々に
届き始めました。昨日は台風のあとに夜には竜巻注意報が出たりして、雷雨が落ち着いた所でスマホを充電。
そのおかげで今朝は停電前にフル充電出来ていたので助かりましたが、この先がやはり不安です。

午後になり普段は農作業をしながら聴くのに使っているラジオを家に持ってきて、初めて外の状況を知る事に。
現時点で一番気になっている電力復旧の見込みについて、北電の全面復旧には少なくとも1週間というのに驚愕!
冷蔵庫がぁ…お風呂はどうなる?など心配ごとが次々に頭をよぎります。とりあえず車で使えるスマホの
充電器を探しに(今さら!)町へ下りてみることにしました。

朝一で夫が町へ出た時に聞いてきた通り、信号機は全部消えているし、店の前には行列ができていました。
ホームセンターの列は長かったのですぐに入れたコンビニの方へ行き、暗い店内でようやくこれを見つけました。
夫が持っている充電器に差し込んで使えるアダプターです。これで携帯の電源だけは確保できました。
でも店内はもう今皆が必要としている水や食糧は一切ありません。このコンビニの閉店も時間の問題かも?



台風直後の地震はあまりにも酷いです。わが家はまだ水もガスも使えるからマシなほうだけど。

ライフライン以外にも影響が出ているのは、生産物の出荷停止です。実は今朝は豚の出荷の予定でした。
ところがトラックに積み込む直前に電話があり、屠場が停電のため受け入れができないとのこと。
他にも普段なら毎日荷受けをしている農協や市場も受け入れ停止しているようです。
台風被害を免れたものだけでも出荷したいと思っていた農家にはかなりの痛手となるでしょう。
こういう状態がいつまで続くのか、とても不安です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする