口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

ブラバンキッズ・オデッセイ

2008-11-06 21:21:39 | 書籍/DVD/CD

昨夜、ビールに睡眠薬でも入れられていたのか、
食後に猛烈な眠気が襲ってきて、21時30分頃に就寝。
んが、予想通り、1時頃に目が覚め、そのまま起床。

昨日、中途半端に部屋の掃除をした際に
買ったまま、読んでない本をいくつか発見したので、
読書の秋を実行してみました。


   *****


手に取ったのは、


   ブラバンキッズ・オデッセイ
   ~野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の仕事
   石川高子・著


ブログで調べてみると、
この本を買ったのは、ほぼ1年前(2007年10月31日)。

この日に買った本は、
ほとんどまだ読んでないなぁ~( ̄w ̄)ぷ


それはともかく、

この本を手にする数週間前に、野庭高校が廃校になったこと、
そして中澤先生がお亡くなりになったことを遅まきながら偶然に知り、
その直後に、この本を見かけたわけです。

そのあたりの下りや、僕にとっての野庭高校の思い出などは、
2007年10月16日の記事『アルメニアン・ダンス・パートⅠ』
で書きましたが、

そんな野庭高校吹奏楽部が初めて全国大会に出場したのが、
僕が高1の時。1983年。

時代背景が僕の高校3年間とほぼ重なっていますし、
僕らと同じ県立高校の話、しかも何とな~く自分達とダブる部分も多く、
親近感、とは違うんですが、読んでいて不思議な感覚になりました。


さらに、中澤先生は天理高校出身で
原田元吉さん(指揮者)と幼馴染だったのかぁ~、だとか、

森田一浩さんが吹奏楽用に編曲した
『ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲』は
こうして完成したのかぁ~、だとか、

話の本筋以外でも興味深いお話が多く。


中澤先生や野庭高校吹奏楽部を変に持ち上げることもなく、
脚色や演出を加えずに淡々と事実を記したドキュメンタリー。

『全国1位になるまでの道のりを記した感動巨編!』
と言った、大袈裟でありがちな内容でもありません。

だからこそ、かえって違和感なく、
285ページを一気に読み通すことができました。


   もし誰かが、僕の高校3年間、

   そして嘉穂高校吹奏楽部の歴史をこういった本にまとめたら、

   一体、どういうストーリーになるのかなぁ。


この本を読みながら、
そんなことを想いを巡らせました。

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