「Poppin’ Party」「Roselia」「ハロー!ハッピーワールド」「Pastel✽Palettes」「After glow」「RAISE A SUILEN」そして「Morfonica」___
バンドリシリーズの物語りを彩ったガールズバンドたち。
そして、今作品でも大ガールズバンド時代は健在でした。
とある事情からゴールデンウイーク前に羽丘女子学園に入学してきた愛音(あのん)。
そんな羽丘ではバンドが流行していることを知った愛音は、急いでバンドメンバーを探すことに。
「羽丘の不思議ちゃん」こと燈(ともり)がまだバンドを組んでいないと知り誘うも…。
傷だらけで不格好な、私たちの<音楽>。
迷子でもいい、迷子でも進め。
時間軸は従来の「バンドリ」とほぼ同じ。(若干、遅れているのかも)
今作品のストーリーにもチラリと知った顔ぶれが登場したりもする。でも深い接触は無く、「MyGO!!!!!」は同じ時間軸でも独立した、新世代の独特の物語りを展開してくれる。
初回放送は一挙、3話を連続放送。
導入話と言うか、前日譚と言うか、居場所を失い惰性で日々をやり過ごす、やり場のない失望感を感じるところから物語りは始まります。次第にそれぞれの思惑が重なり、バンドを組むことになるのですが…。
迷い続ける彼女たちの気持ちが視聴者の胸に突き刺さります。
オープニングアバンでは、いきなり「CRYCHIC」というバンドの解散危機から始まると言う重たい展開。
場面は変わり、海外のとある空港で寂し気な愛音が帰国するシーンが映し出されます。
一見すると愛音が、この物語りの主人公なのかな、と思えてしまうのだけど、中盤以降は燈が主人公なのだと思い知らされる胸アツな展開に視聴者の視線は釘付けです。
愛音『さっきの続き。バンドやってもまたダメになるって、なんで?前のバンド、結構モメちゃったの?まさかあれ?音楽性の違いとか?』
燈『えっ?違うと思う…』
愛音『違うか~』
燈『多分…私のせい』
愛音『そっかぁ。それはつらいな~。でも…またダメにならないように頑張ればよくない?』
燈『えっ?』
愛音『1回ダメになっても、やり直せるって思わないと。あっ…人生長いんだし、やってけないよ!』
5人の少女がそれぞれに思い悩み、葛藤を繰り返しながらもバンドグループとしてまとまっていく姿を描く今作品。過去作品に比べても重みを感じる事の出来るアニメに仕上がっているようです。
自分が視聴を決めた理由のひとつが椎名立希役CVにキャスティングされた林鼓子さんの声が聞きたかったから。「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」で、楠木ともりさんに代わり優木せつ菜役CVを受け継ぐことになり、どんな演技を聞かせてくれるのか興味津々だったから。
加えて、「僕の心のヤバイやつ」で印象に残る演技を見せてくれた、高松燈役CVの羊宮妃那さんのヴォーカルがどうしても聞いてみたくて。
迷いながらも進む。そんな命題が見事な楽曲に仕上がったOPテーマ。更に、青春の刹那をしっとりと歌い上げるEDテーマも羊宮さんの声がピッタリです。
物語り終盤の第10話、11話は圧巻。視聴者もドラマの中に巻き込むような、実に感動の出来映えだと感じました。
バンドリ過去作とは違ったテイストも見事に昇華してくれているように思えます。
これ、今回視聴できてないです・・。
何故かというと、最初の「3話連続放送」のワナにヤラれて、1話だけしか
録画してなくて挫折したんですよね・・。
機会があれば、dアニメストアででも視聴してみたいです。
(・_・;)
そうですか。「3話連続」の罠にやられてしまいましたか~。
終盤の盛り上がりは実に圧巻でしたよ。
機会があれば、是非!