両親を交通事故で亡くし、残された屋敷の主人としてたった一人で生きることを決めたゆうりの元に、ある日突然美しいメイド・リリスが現れる。給料はいらず住み込みで働きたいと申し出たリリスは仕事熱心で真面目なメイドだが、小さな屋敷には不釣り合いなほど奇麗でどう考えても怪しすぎる。意味深な発言と行動を繰り返すリリスが気になって仕方がないゆうりは彼女の目的を暴こうとするが…。
(最近メイドを雇った)
(仕事熱心で真面目だけど)
(僕はこいつのことが気になって、何も手がつかなくて困っている)
(怪しい…こんな古びた小さい屋敷に、あんな派手なメイドが来ることが怪しい)
(それに…)
「何かご用でしょうか?坊ちゃま」
(この吸い込まれるような紫の瞳が…怪しい)
無自覚天然早見んボイスと自爆する高木さん___
このアニメ。視聴者の脳内破壊力はすさまじい。よくもまぁ、この二人の声優さんをキャストに揃えられたものだと感心しちゃいます。きっと…いや、間違いなく収録スタジオは癒され空間満載だったはず。羨ましい。
「ゆうり坊ちゃま」
『なんで急に名前を?何を企んでいる』
「企み…ですか?」
「でも…そんな反応されるなんて…もしかして」
「照れちゃっていますか?」
『だって夫婦みたいだろ』
「ふ!?」
『僕の両親は、名前で呼びあってたぞ』『ラブラブだったぞ』
「ラ…ラブラブ?」
「そ…そこまでのつもりでは」
『そこまで…?』
「あ…あの。買い出しがあるので」「失礼します!」
歳の差ラブコメと言えば、そうかも知れない。ただ、ドタバタ感やギャグテイストにその面白さを追求するアニメとは全然、違う。主人公ゆうりと褐色メイド・リリスとの小気味良いテンポで繰り広げられる会話が絶妙。ついつい見入り聴き入りしてしまう30分は、とても短く感じてしまいます。
登場人物もサブキャラクターとして、恋バナ大好き色々拗らせ系お嬢様・五条院つかさとその執事・藤崎が登場するくらいで、少なくて解りやすいですね。
全11話で構成される物語りも、終盤第8話以降では、ついにリリスの過去が明かされる…かも。
OPテーマもEDテーマもこのアニメの為に作られたような楽曲なのでは?と感じるほどにピッタリと仕上がっています。
今期放送のメイドが可愛い___(いや、違う)
「最近雇ったメイドが怪しい」___
「早見沙織ショタと高橋李依お姉ちゃんのおねショタ」最強タッグで、早見んファンと李依りーファンには堪らないアニメが実現したようです。更に個人的に言うなれば、アニメファンなら誰しもが楽しめるアニメだと確信もしています。
この作品、数少ない沖縄での地上波放送されてる作品なんですよ!
アニメ視るまで、原作も知りませんでしたが、リリスが坊ちゃんに挑発的に出て逆に
坊ちゃんの天然攻撃にやられる姿にウケました!
メインのお二人と、久しぶりに堀江由衣さんの演技が楽しめて、私的にはサイコーの30分ですよ!
ヽ(´ー`)ノ
自分もお気に入りです。
「ジャヒー様」とは違い、安定感のある面白さで見やすいですね。