machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

耐震補強工事

2006-07-29 | Weblog
今度の仕事は小学校の耐震補強。
夏休みに大半を終わらせなければいけないので、休みなしで暑い夏をすごさなければならない。

始めてみて思うこと。
何で、直す必要もないサッシや天井や家具まで直すんだ。
時間の無駄、お金の無駄。
戸車を直せば済むものを、解体して撤去して、新しく作って取り付けて左官で起して、塗装して。
10万で済むところを数千万もかけている。
自分の金だったら、やらないだろう。

要求する側に費用対効果という観点がない。要求ばかりで、それがいくら掛かるか考えない。要求しなければ損としか考えない。
役所も金のことを考えない。設計事務所は現場が分からない。

使えるものを金をかけて壊して、金をかけて新しいものに替えている。
そのために粉塵を吸って、休みなく働いている。ばかみたい。

役所に中心となる経営者がいない。みんなお手盛り。
昔は、天皇の臣という気持ちが公務員にはあった。大昔。
今は中心が抜けているからめちゃくちゃ。