machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

佐渡ツーリング二日目

2011-09-25 | Weblog
やくざに殺されそうになったとか隣家から苦情が来たという曰く付きの相方のイビキに一晩つき合わされ一睡も出来なかった。
ような気がしたが朝目が覚めたところをみると眠れたようである。

早朝の海岸にいってみると鏡のような水面に軽やかなエンジン音の船外機を付けた小さな船が小さな港に入ってきて、かごを降ろしまた静かに出て行った。
岬や岩や海が絵のように美しい。

ナビに入れた有名観光地は行って場所を確かめるだけで入らないが、宿根木(しゅくねぎ)だけはゆっくりと散策させていただいた。
表札や洗濯物があるのだから申し分けない。







その後は途中休憩の約束も忘れて島の南東の海岸を一路フェリーの出港する両津に北上する。

道路は所々整備がされて新しいトンネルもあるが、車はほとんど走っていない。
漁師町の狭い道で軽自動車がウインカーも着けずにハンドルを右に切って道路をふさいで止まった。停止したこちらに気づいていない。運転手は左後ろを向いてそのままバックで車庫に入れようとしたので、ピッとバイクのクラクションを鳴らすとこちらに振り向いた。
美しい顔にハッとした。助手席には小さな男の子がいた。おだやかで幸せそうな人だった。

さらに行くと車がすれ違うこともできない海岸の崖道もあり、大雨が降れば山が崩れて通行止めになりそうなところも何箇所かあった。
昨日はバスとトラックが双方3台くらい詰まってすれ違えずに睨み合っていた。その間をバイクで「ごめんなさいよ」って感じで手刀を切るようにすり抜けてきたが、大型観光バスが通るのが不思議なほどだ。

田んぼも意外に沢山あり半農半漁の家も多いのだろう。走っていて目立つのは郵便局の洒落た建物と立派な立て看板。祝日に家の玄関に掲げる日章旗も目立ち、心が引き締まる。

両津で昨日のすし屋にまた行って見たが今日も船が出なかったと言い訳をする主人。
仕方が無いので他所で昼食。回転すし。地物のマグロの大とろがあったが、嘘だと思って食べなかったが佐渡でもマグロが上がることを後で知った。

海岸で昼寝をしてフェリーの時間までのたっぷりの時間をゆっくりと過ごす。



バイクで乗船して、夕日を見ながら佐渡を離れた。



海を見ていると昔のことが思い出されて、もっとああしてやれば良かったと自分を恨み申し分けなかった思いが思われる。

こんなに近い佐渡だけど船で行くと旅情があるものだ。

走行距離 佐渡二日間で270km。

佐渡ツーリング

2011-09-25 | Weblog
一泊二日の佐渡ツーリングに同僚と行ってきた。

春ころに今年は行こうと話していた佐渡ツーリング、お互いに忙しくて延び延びになっていたが実現できてよかった。
新潟港を出港。追うかもめ。えさはカッパえびせん。河口は大雨の泥で濁っている。


お昼にすし屋に入ったら、シケでネタが無い、ご飯もないとのことだったので街中の「なんでも食堂」で定食、同僚はハンバーガー焼きそば。

佐渡は景色の美しい所だ。特に大野亀、尖閣湾のある西北側は良かった。かんぞうの花の咲く夏は更に良いそうだ。また来てみたいと思う。



写真は二つ亀という所、大野亀は素晴らしすぎて写真を撮らなかった。いつも、感動すると写真が撮れない。

弾崎(はじきざき)の灯台は、バンガローの敷地の向こうにあって入り難い所、ひと気のない寂しい所、こんな所で北朝鮮に拉致されるのだと話しながら銅像のある高台の階段を登ると突然♪勇ましい前奏から「おいら岬の灯台守は・・・」と歌が始まるのでびっくりする。





先日の台風のため通行止めだと道路工事の誘導員に言われ海岸を引き返し峠越えのルートを20kmほど大回りをさせられたが、本当だろうか?その場に工事看板も標識も無い、迂回路の入口にも何の案内も無い。先を急ぐわけでもないしお蔭で一度通り過ぎた弾崎灯台に行くことが出来た。

迂回路の峠道を走り始めたら雨がぱらついてきたが本降りにはならず、その先も道路は濡れていても晴れ間が出たり虹が出たり。

尖閣湾は見るだけで500円。海中透視船という船に乗っても合わせて1000円ってことなので乗船してみたが、これがすごい波で右に左に大揺れで「かもめと遊んでみませんか」という船の中の看板どころではない。小さなガラス張りの舟底を見ていると魚が見えるが波が荒いので落ち着いて見ていられない。遊覧船というよりアトラクションのようだった。



次は島の北西の海岸を民宿目指して南に向かうわけだが、携帯に入れたナビをいいかげんに見ていたので明日行くラーメン屋に着いてしまった。10kmほど逆戻りである。

今使っている携帯はシャープのSH-01Bという優れもの。写真の画質も良いし、インターネットも出来る、その上ナビにもなる。

ようやく、民宿についた。相方の母親の実家の近所の民宿。