「アトムおやじ」の自然農園~自然と遊ぶ~

自然農法研究農園を中心に、天然生活を楽しみながら、いろんなことを妄想していきます。

初生りの甘夏でマーマレードに初挑戦したが・・・。~自然農園~

2018-12-06 18:58:29 | 自然農園
今日は、寝坊したわけではないが、自然農園の休みを決めていたことから、朝から少しだらけてしまった。
昨日、穫ってきた菊芋や金柑を梱包することを忘れていたのだ。
慌てて梱包を済ませ、昼前には郵便局に持って行き送ることが出来た。
で、今日は、初挑戦の甘夏のマーマレードの話題だ。
郵便局から戻ってきて、昼飯も摂らずに甘夏のマーマレードの試作に取っ掛かっていた。

当然、材料は自然農園産の初生り甘夏で、3個を使ってみることにした。
先ず、甘夏を洗って水氣を充分取ってから皮を剥き、皮と身をそれぞれ刻んで一緒に煮込み始めた。

事前に調べたレシピでは、皮をだけ先に煮込んで冷まして冷蔵庫に入れたりということだったが、それを省略して一氣に仕上げようと考えたのだ。
ところが、思ったほど水氣が出てこなかったので、大玉金柑の果汁を絞って入れることにした。

それでも未だ水分不足の感じだったので、今度はみかん果汁を絞って入れて暫く煮込んでいた。何とか、皮が浸かる程になってくれた。
そして、砂糖は甜菜糖を使いたいところだったが、黒ずむことを避けるため、きび砂糖にしてみた。
ただ、きび砂糖の量は、総重量の36%と3で割れる値にこだわってしまった。
で、途中で味見をしてみたところ、皮の苦味が非常に氣になってしまった。

事前の皮の水煮処理を省略してしまったのが原因らしい。水煮することで苦味を軽減させているようでもあった。
取り敢えず、少し冷ましてからトーストで味見をしてみることにした。

場合によっては、冷ますことで苦味が少なくなるのではと感じたからだ。
それでもダメなら、1日置いて再煮込みして苦味が少なくなっているか確認してみることにした。
とりあえず、トーストでの味見は食べれないことは無かった。
この甘夏のマーマレードは、以前から無農薬栽培のもので作ってみたいと思っていたものだった。
が、現物を確保することが難しかったので、今になってしまった。
先日、自然農園産のみかんでマーマレードを作ってみたところ、非常に美味しかったことから、今日は甘夏のマーマレードつくりに繋がっていた。
漸く、安心安全な自然農園産のものでマーマレードが作れるようになった。
今回はそれに自然農園産の大玉金柑とみかんも加わっていた。
レモン汁は、市販の有機レモン汁を使ったが、自然農園産のものが無くなっていたのが残念だ。
●調べてみると、柑橘類の苦味は有効成分ばかりだ!
甘夏の苦みの正体は、ナリンギンでポリフェノールの一種らしく、食べると舌がヒリヒリするのは、ナリンギンの性質によるもので、食欲抑制や抗酸化などの効果があり、毛細血管を強化して血流改善、抗アレルギーなどの効果があるようだ。
他にも、柑橘類のさわやかな香りと苦味の成分はテルペンのでリモノイドが発がん物質を解毒する作用があり、香り成分のオーラプテン(クマリン類)も抗がん作用があるといわれている。
苦み成分は2、3日水に浸けておけば和らげることが出来るようだが、効能の事を考えると無理に除去することがないようにも感じるところだ。