「アトムおやじ」の自然農園~自然と遊ぶ~

自然農法研究農園を中心に、天然生活を楽しみながら、いろんなことを妄想していきます。

4年目でイチョウ木の葉っぱの防虫剤が実現!~自然農園~

2018-12-07 20:19:43 | 自然農園
今日も空はスッキリしないし、自然農園を休みたいことから、何時もの運試しに従うことにした。
というのも、日曜日に予定があることから、今日、休んで明日行こうと考えていたからだ。
丁度、運試しが悪かったので、今日も自然農園を休むことにした。
●片付け始めたがジャブ瓶などの整理に追われてしまった。
で、ゆっくりしようと思っていたが、年がら年中、部屋が片付かないので何とかしようということになった。
原因は、何年か前に拙宅の畳の座敷を板間にしてから、物置と化してしまい上から上へと物を置いているのでどうにもならない状態になってしまっていることだ。
兎に角、ここを片付けて出し入れしやすい収納場所を確保しないと家全体が片付かないばかりか、必要な物が探せない。
で、片付け始めたところ、奥から10年前の未使用の調味料やココナッツミルク、それにグリーンカレーのペーストなどが出てきた。これらはタイカレーに凝っていた時のものだ。

他にも10年前の自家製ジャムも出てきた。中を処分して空瓶を再利用することにした。20個程の瓶を処理していた。
なかでも、金柑のコンポートやジャムは黒くなって硬くなっていた。幸、腐って変な臭いではなかったのが有難かった。

こうしたジャムは配り切れなかったもので、当時は毎年100個程作っていたから、結構、残っている。
そんなことから、ジャム瓶の整理や、今年作った5、6種類のジャムにラベルを貼る作業に時間がとられてしまって、片付けるまでには行かなかった。
それでも、丸一日動きっ放しだったので、何時も以上に忙しい日になってしまった。
●4年目でイチョウ木の葉っぱの防虫剤が実現!
そして、それらが終って落ち着いた時、先日、秘密基地のイチョウの木の葉っぱで防虫剤を作っていることに。

このイチョウの木は、4年前、葉っぱが衣類の防虫剤代わりになるというので、自然農園秘密基地に植えていたものだ。
秘密基地でも草に囲まれてしまっていたためか、健康に育ってくれている感じではないし、未だ小さいので沢山の葉っぱは付いていない。
そのためか、葉の先が茶色くなって綺麗ではなかったが、試しに何枚かとって帰っていた。
この自然農園では、オリーブオイルが搾りたいとオリーブの木を植えていたり、メイプルシロップを取りたいとサトウカエデを植えていたり、大きな葉っぱが欲しいと朴ノ木を植えて見たりしてきた。
先日、弁護士さんのところに寄った帰り道で綺麗な黄色に染まったイチョウの落ち葉を見つけていたが、それを取りに行くかどうか迷っていた。
この葉っぱは綺麗な葉っぱではないが、自然農園産のもので防虫剤を作るということが実現できたことに意味がある。
イチョウの葉っぱには、洋服などにつく虫が嫌いなシキミ酸が含まれているから衣類の防虫剤に使えるようだ。
 

作り方は簡単で、イチョウの葉っぱをお茶の袋に入れるだけだ。
●他にもイチョウの葉っぱには健康にいい有効成分が!
イチョウの木は、生きた化石とも呼ばれる太古の植物で、強力な生命力があるという。
その葉っぱから抽出されたエキスには、血管を拡げて血流を改善する作用があり、肩こりや冷え症、脳梗塞や認知症の予防・改善の効果も期待されている。
これらの効果が期待できる成分は、フラボノイドとギンコライドらしい。
フラボノイドは、黄色の色素でポリフェノールの一種で、血管の材料であるコラーゲンやエラスチンの酸化を抑制してくれるという。
簡単に言えば、積極的な摂取はしなやかな血管をつくることにつながるため、毛細血管などの末梢の血管を広げ、全身の血行促進につながようだ。
ギンコライドは、ファイトケミカルと呼ばれる健康成分の一種で、強力な抗酸化作用を持っており、脳細胞を活性酸素から守る働きがあるといわれている。
こうしたことから、イチョウの葉からエキスを抽出してみることも考えられる。
既に、イチョウ葉エキスはその有効性から、数十カ国で医薬品として認可されているようだが、日本では未だに医薬品扱いの成分としては認められていないようだ。