4月20日に口蹄疫が宮崎都農町で確認されてからみるみる
増えて現在8万頭を超える牛と豚に感染が広がっています。
これは、世界的にもたいへんな、爆発的な数字です。
10年前にこの病気が宮崎で家畜に発症した時は35頭で
済みました。過去に台湾やマン島では畜産業が全滅した
例があります。
知り合いのW君の実家の近くでついに種牛まで感染して
しまいました。ブランドの黒毛和牛の種牛を再生させるの
に20年から30年かかります。あるいは消滅することだって
有り得ます。異常事態です。
感染した牛豚は、殺されます。手塩にかけて育てた子牛も
一番好きだったエサを食べさせて泣く泣く殺処分です。
農家の方は涙が止まらないと言います。
この病気は蹄のある牛や豚・ヤギにかかり死に至ります
が人間には感染しません。その肉を食べても大丈夫です。
行政の対応の遅さや補償の問題などありますが、一度
消毒された農家は5年はその家畜施設を使用できません。
募金などいろいろな方法で農家や宮崎を励ましていければ
いいと思います。
宮崎市の口蹄疫のページ
ただそう言われてもそんな積極的なことができないという
人でも誰もが宮崎がこんな大変なことになっていると知
ることだけでもいいと思います。
とにかく更なる感染の拡大のないことを祈ります。