石川島播磨重工業(Ishikawajima-harima Heavy Industries)が株価反落
米ボーイングの商用機需要減予測が重荷
(2020年10月8日・14時25分、東証コード7013)IHIが反落している。午前に一時、前日比57円(3.9%)安の1423円をつけた。午後も軟調だ。米ボーイングが2020年10月6日、2029年までの世界の商用機需要が前年の予測から11%減少するとの見通しを発表した。同日の米株式市場でボーイング株は7%近い下げとなり航空エンジンを手掛けるIHIにとっても株価の重荷になっている。 新型コロナウイルスの影響による旅客の減少と航空会社の経営悪化で、新造機の需要が後退する。IHIの株価は今年初頭のコロナ感染拡大で急落。足元では1400~1600円台を中心に低迷しており、ボーイング向けの不調はある程度織り込みが進んでいるとみられる。それでも、新型コロナ感染拡大前の水準まで旅客・機体需要が回復するには時間を要するという見方はなおも多く、株価の上値を抑えているようだ。出処:日経QUICKニュース(NQN)より
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