ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

出発!ごめん奈半利線の旅:伊尾木駅『スープカレー&カフェ chez nous』でスープカレーを!

2021年06月20日 12時31分32秒 | 出発!ローカル線の旅


伊尾木駅、安芸市のちょっと東部の駅だ。


市街地を離れるか離れないか、アズスーンアズみたいな距離感。


 


そこに、降り立つ。


ガンダムではない、ムシマル大地に立つ。



 


「ローカル線が連れて行ってくれる、日本全国のいいところ、

始発駅から終着駅まで、ガイドブックに載っていない名所探し。

絶景に、いい宿、おいしいもの。地元の人しか知らない素敵な場所を(聞き込み、)発見していく旅へ、いざ出発!」

 

BS11『出発!ローカル線聞き込み発見旅』の開始アナウンスより

 


 

アンパンマン作者の「やなせたかし」さんが描く渥美清(っぽい)キャラ・・・・って相当レアかもしれない。

愛嬌のある、そして哀愁もある笑顔が優しい大地に立つ。

 

丘の上に立つ。

 

 


 


で、こっから10分くらい?そんなにもかかってない気がする。


東に歩いてまっすぐ到着。


 


「シェ・ヌー」という風に読むらしい。


 





スープカレー&カフェ chez nous(シェ・ヌー)


open 11:00


close 16:00(オーダーストップ15:30)


定休日 日曜日


安芸市下山1626番地1(安岡重機内)


TEL0887-34-3666 MAP(場所の案内)


http://www.yasuoka-j.co.jp/chez_nous.html





 


車で横の道を通るときに「スープカレーの店」という看板は都度都度目に留まっていたので、


スープカレーの店なんだなーっていう情報だけはあった。


 


なかなかでも。


ここで立ち寄れない、機会がないというか、


安芸市でご飯をってときは市街地が多いし、遠くを目指しているときはもっと先の目的地で食べてしまう。


ムシマル的にはたすき的長さのポジションだったのだ。


でも今日は、伊尾木駅へ汽車で来たらもうここが目的地だ!ドララララァー!!っていうテンション。


 


予想の3倍くらいオシャレな感じ。


もう入り口から!入る前からオシャレ!


店頭にお遍路さん休憩場所みたいに構えているのも敷居低くしてくれていて、こんなに瀟洒だとは気づかせなかったね。



 


入店し、一人だと伝える。


アルコール手洗い。


 


コロナ対策としてはアルコール手洗い・マスク励行・席数を多分少なくされて距離を取ってる。


多分というのは初めて行くから。


 


門は開かれ、自然に覆われたちっちゃな森から隔てた堅朗へ。



 


着席。



メニューを検討。


しかし。


これはな、こればっかりはな。



スープカレー自体がまだまだ食歴が浅いムシマル。


メニュー選定に時間がかかりそう。



チャーシュー入りカレー・・・気になる。


キノコとベーコン・・・そもそもの好物が合わさった、そしてピザ具材でもよく見る間違いないペア。


キーマスープカレー・・・見逃してたけどなんぞ?キーマってドライカレーに近いやつだったような、なんぞ?


キーマカレーにはタマゴ投入可能。これも惹かれる。


野蛮のプリンスみたいで、B級な正当後継者だなあ・・・温玉や半熟卵が乗るともうそれだけで絵面が持つ!


 



スープカレーの店だからと完全にノーマークでしたがスープカレー以外も。


オムライス、・・・石焼チーズオムライス!?


チゲライスにチャーシュー丼、グリルチキン。


 



あとカフェらしくドリンクバーにケーキもある。


 


「決まられましたか?」


すいませんまだです!


けっこう時間が経ってしまっている!


 


同タイミングぐらいに入店した方はすでにご発注されているようで。


 


んふふふふふふ。よし。



 


よーしいよいよ注文。


実は、口がインドの口、いやさカレーの口になっていたのです。


北海道の口かも。


今日はオムライスではない。



有栖川有栖『インド俱楽部の謎』を読み途中だから。


作中でも主人公たちがカレーを食べるシーンがあるのです。


あと「カレー友達」って言うシーンも。名シーンなんだから。


 


来た。


グツグツのグツ!沸騰している。



すんすん。


どこか匂う・・・・ニラが今まさに煮えたぎる匂いだ


注文したのは「ニラと親鳥のスープカレー」


もうわかる、野菜充実。



 


糸唐辛子か。


辛いのかな。


 



はくふ。


アッツい!アイヤー!!


無理じゃないか食べるのこれ。


金属スプーンだと比熱の具合がすごく、木のスプーンじゃないと焼ききたっちまう。


ムシマルタンの煮込みができてしまう。


 


 



知らなかった、ご飯に入れることが相対的に冷ますことにつながるなんて。


冷めてはないけれど、100℃から78℃くらいになった気がする。


 


 



食べる、カレーの香り、味わいにはニラが混じる。


 


すくってもすくってもニラ。



辛さは、そこまでない、


でもスープの熱量がすごく喉に胸に肺腑に来る。


 


情熱的で、でもラテンじゃなくて牧歌的。


野生な感じがある、


ニラを噛んだら野趣あふれんばかり、涙もちょちょぎれんばかり。


 


吐く息が燃え上がりそう。


 


ムシマルは雛鳥よりも親鳥が好きで、


骨付き鶏も親鳥注文率が実に8割。



(もっとでかくてもいい)サイズ。


しかしこの大きさでも、満足感ある歯ごたえ


美味なるものには音があるというが、


こいつはインアサイレントウェイ!!


 


熱の中でさらに生き生きと。


さらまんどらサラマンドラ火の中の竜、そんなうまさ。


 


冬近い木枯らし吹く頃に、お腹が聖痕を刻まれそうに暖かい。



ポカポカする、


 


レジにはシフォンケーキ売っていた!



型崩れはお得料金なのです。


このサイズでこのお値段・・・・安い、ヤバない?


思わず二度見。


 


 


ただこの後に伊尾木洞へ行くので(時系列的には前回記事が後)、買わずにお会計して出る。



庭がいい庭ですねえ。



 


 


花は桜木、池には金魚。


桜かどうかは正直秋に見ても全然わからないのです。


 


庭好いわぁ、庭には庭の親鳥がいたらいいなあ。


 



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シェヌースープカレー / 伊尾木駅

昼総合点★★★★ 4.0



(移転前)新店!土讃線の旅「円行寺駅」:高知市『えびすこバーグ』でネギまみれる

2021年05月05日 10時53分32秒 | 出発!ローカル線の旅
こんじるさんブログを拝見していて。
※今回はこんじるさんブログからの情報が多めです情報の大部分をよっかかってます。
 
 
 
詳細は読んでいただくとして、2点、特に欲した情報2点は。
・『俺の串なおさん』が新屋敷にお店を出した。
・それはお腹いっぱい系のハンバーグ専門店である。
 
ンンンンンンンンんっっ!!
これは行け!っていうことでは?
 
 
コロナとかいろいろあって居酒屋さんに行けなくなっているので、なおさんの焼き鳥屋さんも行けない日々。でもランチなら。
 
 
猫を見た後、
 
JRで来た。
  
円行寺駅を降りる。エレベーター付きの駅。
ムシマル最寄駅からだと、高知駅で乗り換えパターンとなってしまい、遅くなってしまった。
今は13時半。
 

肉弾塊球(ハンバーグ)。

寝ても覚めても土佐もんは、食いっ走る事しか頭に無いがぞ。

 
駅からは近いぞ。おおよそ300m。

『えびすこバーグ』
高知市新屋敷2丁目9-21
2021年4月29日開店
 ランチ 11時~15時(ラストオーダー14時)
 夜   17時半~21時

 
前は居酒屋さんだっけ?閉店したのは前を通った時に見たのですが、まさか!次がこうなるとはまさか!
 
けっこうほんとに前居酒屋さんのガワをそのまま使ってる感じ、外観は新店って感じしない。
また宣伝がささやか!
 
大看板などはなく、また暖簾も端っこにちよこんと、そばちょこんと『えびすこバーグ』の屋号がある。
 
『えびすこバーグ』・・・なんだか覚えにくいな、どういう意味なんだろなと思ったらその由来もこんじるさんブログに載っていた。
詳細は読んでいただくとして、「大食い」の意味があるそうな!お相撲と関係あるそうな!
 
どすこい!どすこい!どすこいどすこいどすこい!
『ねおミルクボーイ』か!※かまいたちのYouTubeチャンネル名。
 
 
閑話休題。
お相撲さんで大食いなハンバーグ!つまり、いっぱい食べられる!
オレさまハンバーグまるかじり。
 
おもわず足早で店へ。
 
 
入店。
大将さんに「お久し振りです」と言っていただく。覚えてくださっていてうれしい、かたじけのうござる。
(拙者、記憶にとどめていただくほどのものではござらん)
 
ともかく着席だ。
※写真はお客さんが引けた後に撮りました。ムシマルは遅く来た分、最後までいたのです。
 
 
逆L字型カウンターと、奥には座敷席が二つくらいあるような、小さな景色。
 
入り口すぐのカウンター席に着席。
【コロナ対策】
・入口開放
・アルコールジェル完備
 
 
 
【メニュー】
大きく5種。
・デミグラスソース
・デミグラス+チーズトッピング
・オニオンジンジャーソース
・和風鬼おろし
・ネギまみれ
 
ご飯量が細かく調整可能。
・小盛り、中盛り、大盛り、山盛り
 
 
 
ドリンクは各種。ソフトドリンクもあります。
 
うーーーん、ここに来る道中で2択まで絞っていたけれど、絞り切れずにこの場面となってしまった・・・・!
その二択とは「鬼おろし」「ネギまみれ」である。
 
ムシマルは、どっかで書いた気もしますが相当な大根おろし好き。
ゆえに、こういう場面では大根おろし系をチョイスすることが多いのであるが、今回はなぜか「ネギまみれ」に惹かれている。
 
・・・こっちに、本能に惹かれるとどうなるんだろう!
 
チョイス!
あと、瓶ビールください!
 
「お時間かかりますが大丈夫ですか?ビールはハンバーグと一緒にしますか?先にしますか?」と聞いてくださる。
喉が渇いたし、先で行きましょう!
 
 
まとめると、
ハンバーグネギまみれ1350円と瓶ビールサッポロ600円。
ご飯は普通量にしました。お酒を飲むので。
喉が渇いていたせいか、ビールだけでぐいぐい行ってしまう。いけてしまう。
 
BGMで、『星屑のステージ』が流れている。
誰が歌っているんだっけ?この甘い感じはアイドルかな?
そんなことを考えながら河童系の本を読む。
 
 
瓶ビールが美味しい。
目の前にお花。開店祝いなのだ。
花と祝は新店の華・・・・!
 
 
まわる時代はまわる。
 
時間は巡り、サラダが来る。
ついでに説明するとハンバーグを頼むと【ご飯・サラダ・味噌汁・付け合わせの野菜】が来るのです。
 
ちょうどよく苦いサラダの菜っぱ。
アルコールだけで進み過ぎてる酔いを置く効果があった。
キアリーの効果を持つ葉っぱだ。
 
 
よしよしとちびちびしていたら、お待ちかねのハンバーグ来る。
 
CAUTION!
インパクトありましたのでいろんな角度から撮ってしまいました!
 
 
 
ハンバーグ、弾ける音とともに到来。
(こんじるさんブログを見てちょっと知っていたけれど)円い、でかい!
 
ネギまみれのネギ量もインパクト十分なんですが、まずお肉がバーグがすごく立体的!ディメンションバーグ!
 
 
真っ横からだとこんな感じ。
 
ハンバーグの形状でよく「小判型」「俵型」っていうけれど、どちらにも当てはまらない。
 
この攻めに攻めた感じは不知火型だ!
計測値は確実に重量級!
 
 
ちなみに
 ハンバーグを出すチェーン店と比較すると、
 ビッグボーイさんはハンバーグ通常サイズが200g。
 びっくりドンキーさんは150gと300g選択できる。
 ココスさんは115gだったり150gだったり。
 
 簡単に言うと、量は突飛にトップクラス。
 レギュラーサイズの倍とか1.5倍、もしくはラージサイズに相当。
 どこに出しても恥ずかしくないおお肉。
 
 
 
先に野菜から。
 
【付け合わせ野菜】
つけ合わせニンジンが甘い。
ブロッコリーも付け合わせの本分をよく弁えた存在。
 
ポテトもまるっと。
実はこれとネギの組み合わせが良かった。
美味しいねえ。
(チーズハンバーグにしていたら、芋とチーズの確変組み合わせができるな)内心では次のことをすでに。
ムシマルは未来に生きる漢じゃけえ、現在をたまにすっ飛ばすんよ。
 
あとお肉の下にモヤシ敷いています。
 
 
 
ではメインへ。
【ハンバーグ】
ハンバーグに向き合う。
 
箸を構えぇい。
この世界で初めて(から数日後)のえびすこバーグで!!
ムシマルが(こんじるさん達等に続く)魁(さきがけ)ぞ!!
ムシマルはその先頭集団に立っている。
ムシマルの後ろに何千何万のもの鉄板が続く!!
ムシマルは今、えびすこバーグの歴史の上に立っている!
 
 
さしゃ。
箸を入れると汁がこぼれ落ちた。
 
初手からしずる感クライマックス!
思わずムシマルの目からも涙が零れ落ちそうです!
 
ネギまみれでいただくその前に。
 
 
まずはニュートラル、チュートリアル。
ネギなしハンバーグで。
 
みゅしゃ。
みっちりとした肉。
ひょっとしたら『俺の串なおさん』の「つくね」技術の転用もあるかもしれない。
あのつくねも無茶にうまかったのです。
 
お肉は潰されマッシュされてる感があって、滑らかに食事行為進んでいく。
食べやすい。
こんなにごついのに。
 
後味は意外に爽やか。
荒れ狂って片付けして帰る旨みの暴君のようであった。家庭的で自炊もする暴君。
結婚後は良い夫になりそうな暴君。
 
凝縮されている、凝縮されすぎている。
 
ハンバーグ自体は食べ慣れてきたはずなのに、体の奥底まで響くーーーーー。
 
口の中で汁気が拡がる。血の流れる音が聞こえる。
バーグが血肉に変わる音がする。
 
新店オープンして4日目くらいの訪問であるが、年月を重ねたゆるぎない幹のような堂々としたハンバーグ。
 
 
まろやかさがあって食べやすいのにガッツリ感があるといういいとこどりのオンパレード。
 
 
次は「ネギまみれ」でハンバーグ実食。
ネギについてあまり触れていませんでしたが、
まぎれもないネギまみれ
ネギだけの含有量は、一ジャン麺分(byまんしゅう)に匹敵しそう。
 
もぐもぐ。
 
こんなに山盛りネギだ、ハンバーグと絡めると常軌を逸するくらいワイルドになるのかな?
と思ったら意外とまとまっている。
さてはちゃんと計算してくれているな、と。
 
 
ネギは生ではなくて、油で炒められて香ばしさを引き出された状態。
最長老様にあれされた孫悟飯状態である。
 
 
肉細胞がネギ細胞で色めき立っている!
ネギの味がする。
ハンバーグが春色に色づき始めた。常緑に。
おかずとして食べることに快感が増えていく。
 
 
たぶんネギ+ご飯でも旨いんじゃ?と思ってやってみた。
〇〇〇〇〇〇〇〇くらいためらわない。
 
もぐもぐ。
十二分に美味しい!
香ばしさと肉汁と脂の旨味を纏ったその移し味だけで特盛れる。
 
 
(しかし、お向かいレベル近所の中華料理屋さんも大盛り店!
 大盛りがこんなに、近所の方は夢を見ているのか?
 引っ越す?処す?)
 
 
 
ムシマル告白30秒前。
 
 
玉ねぎが苦手なくせにネギ好きムシマル。
いやでもタマネギでも、これくらいおいしく炒まってくれれば好き。
タマネギが、好き。
 
カラい・・・のかな?それすらも分からず美味しい。
 
 
【味噌汁】
味噌汁は熱くて、しめじたっぷり。
そしてこちらもネギいっぱい。
 
あたたかさに包まれたら、きっと、眼に映るすべてのものがシメジ。
(本歌の「メッセージ」と本歌取りの「シメジ」で、最後句の韻だけ踏んだのですが、あんまり伝わらないし意味ない)
この味噌汁だけで、生半な白飯なら消えてしまう。
 
 
【酒】
ビールが空く。
最初、食べ物なしでちびちび進めすぎてしまった。
 
お酒、もう一杯。
ビールもいいけれど、いやビール瓶だと余らせちゃうかな?
ハイボールか、ワインか?
 
あ、赤ワイン、グラス一杯くらいならならちょうどいいかも?
ワインください。
 
 
瓶でした!
カルロ・ロッシ・レッド。
アメリカのワインらしい。250mL。
 
 
あれ!値段(500円)的にグラスに適量入る感じかと思ったら、意外にこれ、量多いぞ。
 
ぐび。
ああ、飲みやすめの甘さ残るやつ。
 
お肉にも合うのではないか?
 
 
ぴったんこ~~。
ハンバーグのすりつぶされた肉だけが出せるフラットさをワインが揺らす。
ゆらゆらゆらゆらムシマルのこころがハンンバアグ!
 
失礼。ちょっと法悦してました。
 
 
ワインが進みすぎてて、ビールの後にワインを頼むとビールの飲み進め方をワインに対してもしちゃうことがあって今回もそれが出た。
いわゆるアルコール度数そこそこのものに対してピッチ早すぎてしまった。
あとからちょっと足に来たのでした。
 
 
あー酒と肉が合う。酒肉は池ほども林ほども必要ない、肉300gとワイン250mLあればいいのではないか。
大将さんが肉を正しく捉えているからこんなに肉が繊細なのにリアルな旨みが出ている。
 
 
 
 
食った、酔った、勝った。
 
美味しかった。
次は基本のデミグラスソースかなー、鬼おろしかなー。
いい気分で次のことを考える。
 
 
お客さんには若い女性もいらっしゃいましたが、食べやすいせいかハンバーグ食べきってたっぽい。すご。
 
 
お会計をし、また円行寺駅へ。
 
新屋敷には、昔通っていた合気道の道場があったので懐かしい土地。
もうその道場はない。
 
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出発!土讃線の旅:入明駅『チカーノ食堂』のチキンの皮がパリパリでパリパリ伝説

2021年02月14日 07時47分00秒 | 出発!ローカル線の旅
高知駅の一本だけお隣駅、「入明駅」に行った話。行って下りて飯を探した話。
「ローカル線が連れて行ってくれる、日本全国のいいところ、
始発駅から終着駅まで、ガイドブックに載っていない名所探し。
絶景に、いい宿、おいしいもの。地元の人しか知らない素敵な場所を(聞き込み、)発見していく旅へ、いざ出発!」
BS11『出発!ローカル線聞き込み発見旅』の開始アナウンスより
番組とは一切関係なく、ただ駅近くの旨いところ探しでした。
現着しました。2020年9月訪問。
チカーノ食堂さん、駐車場有。
ムシマルは徒歩で来たけれど、せっかくなので駐車場をのぞいていこう!
とことこ。

 距離はすこしあって、神社の近くまで。
数台OK。

駐車場あるなんて知らなかった、知れなかった。
ちゃんと街中で、駐車場確保は助かる。
今回は車じゃないので、飲める。

ここの神社は、なんか怪談というか逸話があるんじゃなかったっけ。いいよねー。

チカーノ食堂
住所:高知県高知市洞ヶ島町4-4
時間:11:30~20:00
定休日:月曜

駐車場:有


入店。
メニューを誰何する。


メインは大きく3種類。
『チカーノチキン』
『プレーンチキン』
『チカーノカレー』
お肉だけ頼むとライス別料金(150円)だから、カレーが一番単体満足力があるという感じ。
お酒下さい。昼からのビールください。
「冷蔵庫から取ってくださいー」背の高いマスター的な方が対応してくれる。
食べ物も決めた。
「チカーノチキンください」
冷蔵庫から取り出すこの感じ、イカす。
割と新しい店なのに、昭和っぽいセルフ方式、面白いね。
よし。
時を進めよう!
チカーノチキンは、
”ハラペーニョで作ったハリッサソースとトマトのサルサで食べるスパイシーな味”とのこと。
我慢できずにちょっと食べた後の写真ですが。
時を戻そう。
登場時の写真がないからそのときの感想を書く。
お待たせしましたー、って提供を受けたときに最初に感じたのは
皮がパリパリそうだってこと。
で、我慢できず食べた後は、そいつが事実だったって、ムシマルの目に狂いはなかったって気づいたこと。
サラダが多い、こいつはライスも合うだろうけれど、
サラダとパリパリチキンを具として、パンで挟みたい。
で、チキンがスパイシー。
食べた。
「いただきます」は言ってない。
礼を失することがある。
すまない、言葉だけのことになってしまうが、すまない。
この辛さ、広島で食べたハラペーニョを思い出す。
お好み焼きに乗っていたのですロペス。
いいぞ・・・・。
昼さなかにビールを飲みはじめたのに相応しいお酒に合うなー、って感じ。
お酒をガッツリ飲む、ということがしにくいのでランチのついでにちょっと喉を潤す形を取っている。
ここのチキンは沁みる。
喉と心に。
(チカーノって、地下のなんかと関わりあるかと思ったら、日向の味だ)
今は山形にいる某ブロガーさん記事から。
ムシマルは皮が気に入った!
あとお店の雰囲気がとても素敵、
ビールもあるしちょっと残ってるし、
何かもう一品頼んでまったりしたい。
ポテトフライかジコロ・・・・ジコロ?
面白そう・・・ジコロで。
ジコロッケ。
珍しい、
食べるとそれは、キジ感はムシマルにはよくわからない、シンプルに美味しいコロッケ。
揚げたてでいただきましたので当然ホクホク。
ミチミチッとしたお肉の加減が良い。
ビールを冷蔵庫からガチャっと出す感じ、
ビールの隣にヨーグルトとか入ってる感じ、
ざっかけなくてよかった。
満足した。
多分、プレーンチキンよりもチカーノチキンの方がおススメである。
プレーン食べてないけれど、きっとこっちのが酒進む。
歩いて、帰りは高知駅に。
高知駅と入明駅で、チカーノ食堂からあんまり距離変わらないのかも。
いや入明の方が近いけれどなんとなく歩ける距離。
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出発!土讃線の旅:朝倉駅『食堂デイトナ』でブルーコンドルみたいなんを!

2021年01月09日 10時27分18秒 | 出発!ローカル線の旅

2020年11月終わり。



「ローカル線が連れて行ってくれる、日本全国のいいところ、

始発駅から終着駅まで、ガイドブックに載っていない名所探し。

絶景に、いい宿、おいしいもの。地元の人しか知らない素敵な場所を(聞き込み、)発見していく旅へ、いざ出発!」

 

BS11『出発!ローカル線聞き込み発見旅』の開始アナウンスより

 

今回は土讃線の『朝倉駅』へ。

 


駅は何か丸太小屋イメージされとる感じの、でも新しい建物。


 


そこを歩く。



てくてくてくてく。


もしくはてくてくライフ。


 


朝倉駅から歩くこと15分くらい。


(なるべく駅近くの店にしたかったが、致し方あるまい・・・すまぬ)


なんかもう勢いで南下していったが、大学近くの電車通り沿いに何店か店があった。そっちでも行けたかも。


 


 


徒歩徒歩。


お、ここまで来たぞ。



一休さん、どんどん亭、あとなんかカレーが有名な店珈琲館、芋天の有名な店・・・ちょっと歩けば拉麺一方まで。


この通りまで来ればもう飯は食ったも同然だ。


よき。


 


その中で選んだのは、前を通るたびに気になっている度ナンバーワン『食堂デイトナ』さん。


 




『食堂デイトナ』


高知県高知市鵜来巣2-16


午前11時~午後9時頃


駐車場:あり 店前2台くらい?




デイトナ、気になっていた。



 


敷居は高いような高くないような、


常連さんがいそうだなって気がしている。



店前にあるいろいろ情報を読み取りつつ、入る。


 


店内は外の道路からの見た目通り収容人数少なめ。


カウンター5席くらい(でもちょっとテレビみたいなのもあって実際に座れそうなのは3席くらい?)とテーブル席が3つくらいあった。


 



臆さずカウンターに。


端っこには新聞を読んでる常連さんっぽいお客さんあり。



ンンンンン、言い方は悪いが、きたなシュランっぽい風格がある。


料理に全集中っていう感じの店。


 


「ちょっと年期入ってる店は、うまいんですよ!」今は島根にいるAくんは力説する。していた。


 


 


マンガ置いてある、


コナン君を取って着席。


 


店主が「本日のランチはシチュー風ハンバーグです」と。


ランチ680円か650円。


それでハンバーグは安いね。


 


 



カレー、ハンバーグ、まーちがいない。まーかせて、って感じ。


ううーーーん。迷いすぎる。


 


 


お客さんは常連さんが多い感じ、


「(多分近所の)パチンコ屋にたまるか人がおったぞー」「行ったんですか、どうでした?」「前を通っただけよ」みたいな何気ない会話。


 


そのころムシマルはメニューをまだ迷っていて。


ブログの先達『ふぉんさん』はベトナムっぽいご飯という面白いやつを。


 


 


 


駐車場が少ないっぽかったり立地的に微妙に遠いから、つまりめったに来れないから、クセが強いのを選ぼう。


 


これ!


メニューの二つ目にあって一番上はいわゆる日替わりランチだから、固定メニューでは一番の自信があるやつと見た!



料理メニューセカンドトップの陣!


コルドンブルー(1,200円)を」


ブルーコンドルみたいな名前だ、飛びそう。


で・・・・・注文して思う。


 


なんぞこれ!コルドンブルー、なんぞ。謎。


 


しかしヒントはあった。


というか答えが書いてあった。


通常メニュー板でなく、「チーズを作った料理群メニュー」に説明があった。


「牛モモ肉にチーズ、ハムなどを挟みパン粉焼き」とある。



汽車(高知県民はJR鉄道をこう言う)の旅だから、今日は飲めるので、ビールを注文。400円。


「ビールは缶ビールなんですが、かまいませんか?」コック帽のシェフがおっしゃられる。


かまわんですよ。


 


あ、グラス用意してくれたー!



缶ビールもグラスに注げば見映がよくなる。


ごきゅごきゅ。


 


喉を潤しながらコナン君が変声ネクタイで推理披露するところを読んでいる。



 


ちびちびと呑む。


 


そして来た!


のわはーー!



けしきはまるでカツレツ。


いや、コルドンブルーとは、左記リンクの通りスイス料理ともアメリカ料理ともつくような変わった料理のよう、ネット調べ。


お盆は何か庶民的食堂感ですが、乗っているお皿はしっかりした洋食屋さんの感じ。


 


ッフワアと上空に漂うはソースとチーズの香り。


ライス大盛り、メイン、つけあわせ、サラダという王道構成。


ロイヤルロードってやつだ。


 


 


個別検討。


サラダは、ワカメ入りの点がうれしい。



野菜炒めみたいなものと、ちょっとしたパスタが添え物。


 


ライスは横から撮るとこう!



見てわかりますとおりこちら、こんもりサイズ。


何にも言ってないのに、普通の店でいう大盛りライスレベル。


 


 


さあ、検分は済んだ。耳と目との役割は十分果たした。



う、うまそう!


 


いただきます!


 


どれ、いきなりメインをざくり。



振り返り、あるいはまとめになってしまいますが、


コルドンブルーは“牛モモ肉にチーズやハムが内包されたカツレツ焼き”


 


ほーー、中からチーズが伸びてきて、面白い。


ミスター味っ子が作りそうなオモシロ料理。


なので、ちょっと味っ子ふうな表現を。


 


ドロッ


チーズの伸びやかな食感がフォークから伝わる。


なんだこれは!?チーズ!?


 


こ、これは、チーズだっ!


 


カツレツの中に・・・チーズを入れているのか!?


 


う、うまいぞーーー!


これまたなんともチーズのとろりが・・・カツレツの味わいを加速させている。


なるほど牛肉とチーズはもとは同じウシ一族から採れるもの、チーズバーガーに代表されるように両者の相性はばっちりか!



 


はっはっは、その工夫には欠点があるゾ。


チーズはクセがあるし、また冷めればくさくどく感じてしまうという欠点が‥‥


どれもぐもぐもぐ。


いや、うまいぞー。


 


そうか、お肉の中に閉じ込め、さらにパン粉を外側にまぶすことでチーズの熱を逃がさないようにしているのか。


さらにお肉にかかっているソースもまた抜群だ。


 


デミグラス系統のソース……チーズとの連結もいい。


ドリアを彷彿とさせるチーズとの絡み方で、奇抜なようでいて洋食界の潮流の渦内奥にいらっしゃる味。


 


それに、ハム玉ねぎといった「肉に入ってるチーズ以外もの」も、風味や歯ごたえ旨みの面で、面白いサブプレイヤーになっている。


ハム・・・、ピザからの発想か!


奇抜に見えて、どれも相性抜群の組み合わせだ!


 


 


 


 


うまぁ。


ムシマルの好みにドストライク。


玉ねぎの甘み、ハムの食べやすさをチーズが包括契約してくれる。


 



付け合わせ。


スパゲティ、味はあっさりめですがコルドンブルーのソースと足し算する前提かもしれない味。


もやし野菜炒めは万能の合わせ。


バンドメンバーが急な事故で来れなくても、あっという間にセッションしてくれる助っ人ベーシストみたいだ。


 


あと外パン粉のざらざらがいい、とっかかりがいい。



ええ・・・これ・・・むっちゃ良いじゃない。


そういえばよく見ると1,200円はここのお店の最高金額メニューだ。


スペシャリテを引いたと確信。


 


 


食が進む・・・・ビールもだ。



いや、この店当たり。


ちょっぴり雑然としてても、お客さんがいっぱい来るくらいだ、味は一本満足、満々満足できる。


 


豊かな風味が酒に合う。


ビールじゃなくて赤ワインでも合う格の料理。というかワインの方が当たりだろうと思われます。


 


ちょっとカツレツっぽさの中にハンバーグっぽさもある。



不思議だと思いながらナイフとフォークは虎徹のようにちと肉を求め、切り分け続ける。


 


柔らかさがあって、肉汁も思いのまま。



プロフィールに「好きな料理:コルドンブルー」と書くかもしれないくらい面白い出会いだった。



ビールが先に乾される、最後の一杯を淹れて流し込まれる、


チーズの濃ゆさもあって味付けがくっきりめっきりはっきりしているからだ。



もう一缶開けるか?


 


いやいいか!


今日はこの味を楽しもう。じっくり。



 


・・・・・・・・。


 


完食した。


コルドンブルー、もっと世に出てほしい。


 


 


1,600円を支払い、お礼を言って去る。



 


 


いやーよかった。


車停められるか問題で頻繁に行きづらいけれど、


また来よう。次は「茄子のミートグラタン」「デイトナランチ」「ベトナム風の何か」のどれかだと当たりをつける。



 


 


 



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デイトナ喫茶店 / 朝倉駅前駅朝倉駅(とさでん)

昼総合点★★★☆☆ 3.8



出発!ごめん奈半利線の旅:立田『錆と煤~さびとすす~』アジアンなカレー

2020年11月08日 09時57分46秒 | 出発!ローカル線の旅
「ローカル線が連れて行ってくれる、日本全国のいいところ、
始発駅から終着駅まで、ガイドブックに載っていない名所探し。
絶景に、いい宿、おいしいもの。地元の人しか知らない素敵な場所を(聞き込み、)発見していく旅へ、いざ出発!」
 
BS11『出発!ローカル線聞き込み発見旅』の開始アナウンスより
 
 
 
上記テレビ番組のオマージュトリビュート企画。
ローカル線駅近くのなんかいいところをセルフで発見しようというやつだ。
テレビと違うのは事前にネットで調べ込んでいるという点。
 
少なくとも今回のは決め打ちである。
 
ごめん奈半利線で「立田」へ。


到着。
この路線ではアンパンマンの「やなせたかし」さんが各駅のキャラを作ってくださっている。
 

立田は‥‥?
こいつ!?
わかりません、わかりません!

 
ここにはある情報を仕入れまして。
普段はテイクアウトやらイートイン利用に予約が必要なカフェ・・・カレー屋さん?『錆と煤』さんに興味があった。
 
・・・あれ?ナビがあるのに迷う?
いや方向はわかるけれど、それっぽい建物が・・・・・。
 
 
数分迷って、ここか!
見つける。
少し路地に迷ったけれど、テントが目印になった。
 
多分屋外カフェしているイベント時だけ特別ってわけだ。
よかった見つけられて。
 
ホッとして道から入る。
迷わず行けば駅から3分4分くらいで到着できそう。
 

錆と煤~さびとすす~

〒783-0091

高知県南国市立田632-19【地図

TEL:090-7763-7261

普段は完全予約制


 

 
・・・・どの方がお店の人?
あのエプロンの方かな?
あっちの子連れの方はスタッフさん?身内感あります。
 
まごまごしていると声掛けしていただく。
テイクアウトかイートインか問われ、ここで食べますと返事。
 
 
ネコ?でいいのか人力運搬車の荷台に何らかの穀物やココナッツミルク粉がある。
 
海外の
コミュニティに紛れ込んだ、って気にさせる風景。
 
 
メニューはいろいろあるが、代表的っぽい

ノンベジプレート 1800円

にする。
肉入りだ。
ほかに炊き込みご飯っぽいのもあるらしいが、カレー目当てで来たのだ。
初回はカレーでお願いします。
「ライスは歯ライスです」って。
歯!とぅーす!
 
 
ドキドキしながら待つ。
待つ。
 
なんかにぎやか。
お子様が走っているから走っているから。
 
車で来たお客さんにお子が「いらっしゃいませーー!!」って。
みんながお子にニコニコしている。
 
スタッフさんまた来られる。
「パクチー入れてもいいですか?」「はい」
ムシマルは大量じゃなければ平気。平気の平左だ、パクチー。
 
 
来た。
アジアっぽい!
そしてサフランライスが歯型!🦷型。
 
入り口のガシャポンも「歯ピンバッジ」みたいなやつで、
歯にこだわりあるカレー屋さん(なんぞそれ?)だ。
 
カレーの到着を現認。
中央にサフランライス。
パクチーパラパラ、
カレーに
あとはポテトサラダ?みたいなやつと
小鉢に別種類のカレー2種?
 
 
さっくりとスプーンを挿す。
 
 
 
もぐもぐ。
カレーがオイリー!
そして何か複雑な味というか
美味しいけれどその原理や素材を説明できない!
 
 
根菜も入ってますよ。
レンコンはカレーに合う。
 
 
すごい、辛いのと酸っぱいのがある。
語彙力はかなり低い。低くなっている。
 
口の中で混ざり合って、国際交流が口内だけで完成している。
 
 
 
人参卵炒めみたいなものもある。
 
パクチーは、そんなにきつくない。
(良いやつはそんなにクセが強くないって広島のパクチーバルの人が言っていた)
それに倣うとこれは良いやつだ。
 
野菜がいっぱい取れてヘルシー感もある。
 
 
香辛料いっぱいで、鼻の中が何やらブラッシングされている気分。
 
 
で、この白いのは何だ?
  
もぐもぐ。
こいつはコンニャク?
なにやらつるつるぶにゅんと柔らかい。
 
 
お肉だ!
スパイシーで味びっしり。
 
 
 
 
 
 
 
 
美味しかった。
 
辛さはほどほど。
すごい辛いかと思ったけれど、ちょうどいい。
 
なかなかアジアンでエキゾチックでした。
普段は要予約。
 
 
 
 
 
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