英屋さんでテイクアウトできたことを、思い出す。
ホワンホワンホワン英屋さんムシムシ~。
夜更けのグリーンロード、でもそんなの関係ねえ!
テイクアウトはSNSで事前検索、電話していったから準備万端。
2021年9月のことなので、今はどうかわかりませんよ。ムシマルメモリー。
ごはんやらおにぎり、うどんまである、全部テイクアウトできたのか、それと全部はもできなかったかもしれない!
入店でお会計。
万感の思いで、受け取る。
さあ、GOホーム。急げ、急げ。
さあ、GOホーム。急げ、急げ。
カツオのたたきの鮮度が少しでも落ちないように、煮込みの熱量が少しでも留まるように。
ムシマル千里をかける。
この時、ムシマルの愛車アクアは赤兎馬を超えた。
この時、ムシマルの愛車アクアは赤兎馬を超えた。
家につきました。
やっぱり家が一番だね、温泉旅行に行ったお父さんも、宇宙を周遊した飛行士さんも、大体みんな言うはずの台詞を、ムシマルも心で言う。
では、鬼札を袋から出すぜ!
三品:「カツオ塩たたき」、「牛もつ味噌煮込み」、「あわび茸の天ぷら」。
まずはカツオ塩たたき。
英屋さんの十八番というか主砲。
ワカメ等の彩りの中、口と手を使っていただく。
ぱくもぐむにぃ。
あ、旨。ひさしぶり。いや君というカツオとは初めましてかな、ではさよならだ。
む・・・シンプルに旨いしか出てこない。
これは刺身じゃない。
大葉剥ぎ取ってもまだ藁焼きの匂い、皿に染みついてた。
いっちょまえに食べる前に嘆いてたわ、ふと行けない店を思い浮かべていた。
英屋さん店内で食べたいなあ。
いや、いま(2021年12月)は行けるんでしょうが、こうね。
まだムシマル的に繁華街による居酒屋さんに行く踏ん切りがつかめていない。
(昼なら何となく吞んでいい気持ちになっています)
皮身が厚い、
仕事帰り、脳は疲れていましたが、心は安らいで。
海を見るより強く太平洋を意識してしまいます。
今食べていることで海が、大きくて絶対的だと知らされる、わからせのカツオとなるのでした。
塩とニンニクが魔剤のようにシンプルな加速をさせる。
今のこの組み合わせ、厚みがもたらした「足りた」感覚・・・・・ごちそうさまでした。
牛もつ煮込み
モツ煮込み。旨い店は当然に煮込みが美味しい。
測りたい店のちから具合を知るにはいいものではないかな?って。
色の濃い味移りばっかり煮込んでいた。
色合いが安心の茶色。
ご飯モリモリ系男の弁当には茶色いおかずがよく似合う。
おいしい。
私はこれ、すごく美味しい。
こってりの手前にいて、あっさりのハードルを越えたちょうどいいルームにいる。」
具がいっぱいでネギも風味があって、嬉しいよう。ずっと食べていられるよう。
どろっとした旨みに、口を食べることだけに使って、何か感想を言うことに使えません。
そう、それらしくひびくような適当な言葉を、とにかく、さがしだせなかったのです。
家だから残り汁に白米ぶっかけらたりできるぜ。
あわび茸の天ぷら実食。3品目。
つゆに浸して、もぐもぐ。
キノコや、旨いキノコや!
基本に立ち返ってではなく、道の先を行くものの味としておいしい。
たしかに「あわび茸」って言われる理由がわかります。くにゃい。
きのこ道と貝道の交わる領域にいる。います。
歯ごたえがよい、肴として。
味はあっさりめですが、天つゆ的タレに浸されて照り返す海のような旨み。
繰り返す収穫かも。
それら3っ品を酒と合わしながら食べ進める。
ああ、何かが詰まっていく・・・・。
自分を風船みたいに感じたんだ。いつでもすぐとんでいける幸福な風船みたいにさ・・・・・。
えたいのしれない旨みを感じながら、ごちそうさまでしたをした。