図書館帰り。
ムシマルは読書をする。
最近は全然新しい作家を見つけていない、でも既知の作家さんでもそれなりに新作が出ていてうれしい。
古野氏とか伊坂氏とか。
アンテナを張っていないのが良い方に転がった。
倉知淳、西澤保彦、舞城王太郎を借りる。
新しいからあれなんですが、区分けされている広島図書館と比べて一点突破にデカいからなのかもしれんが、とてもいい。
なんか最近来場者が二百万人超えたとか。お祝いとお慕い申し上げます。・・・すき。
で、帰りにどっかでご飯食べようかどうしようかって。
そうだ。
あそこやってるかなって初めて行ってみようって。
『馬千山(ばせんざん)』
店名 | ベトコンラーメン馬千山 |
---|---|
場所 | 高知市帯屋町1-14-21 六本木ビル1F東 |
営業時間 | 11:00〜14:00、17:00〜20:00 ※月曜、金曜11:00〜14:00のみ |
定休日 | 火曜 |
電話番号 | 090-8488-8052 |
駐車場 | 無し |
https://hotkochi.co.jp/news/33502/
ベトコンラーメンという表記は、以前前を通った時に知っていたが。
ベトコンが東南アジアな意味ではなく『ベストコンディションラーメン』だとネットで知ったときに、なにそれ、おもろ!って思ったのでした。
入店。
ラジオが流れている。
夫婦?男女2名でやりくりされているっぽい。
店内はちょうどいい空間。閉所恐怖症がおびえず隅っこ好きが好みそうな感じ、って人によるかも。
カウンタ-ばかり。元カウンターパンチャーが営む店かも。
さて、何を食べるか決めている。
『特製ベトコンラーメン』1,100円00円
生姜とニンニクと唐辛子入りのラーメンらしい、特製はお肉も入って大盛り、らしい。
「がっつり食べたい方向け」・・・・・・俺のことか!
あとビールを瓶でいただく。
電車で来た甲斐があったってものだ。
サッポロでサッパリ浮世の汗をぬぐい去る。
来た。
うぅわお!
ベストコンディションじゃないと食べられないラーメンかも、この特製のやつ!
どこか富士山が想起される、いや蓬莱山かも。
霊験があらたか。
量はあれですね、リトルマウンテン小山、もしくは丘、ヒルクライムである。
ひゃーー、二郎系?
モヤシ、大量。
このモヤシの山に、ちょっとしたビーバーが一家を養えるのでは?大黒柱の自覚が芽生えるのでは?って空想が芽生える。
あ、違う・・・・二郎系との差異発見。
差異はモヤシだけでなくニラがたんまり。
ニンニクは二郎でイメージするおろしニンニクでなくニンニクまるっと。ヒーハー!!
そして麺は食べやす通常サイズ。
これだけで、だいぶ印象が変わる。
エスニック味ある旨み。
そして、ニンニクをまるごと食む。
きしゃんと、頬裏上にイカズチが走ったみたいな刺激。
(ああ、ひょっとして二郎系よりも好きかもしれないちょうどいいピリ辛旨さ。)
デトックスなのか全然違うよくなさかわからないが、涼しい室内で汗が出てスッキリ爽快。
生姜だ、ショウガのスッキリ感が暴れ出している。
トータス松本さんの『暴れだす』を聴いた時みたいな感情が芽生える。
下の方に新世界がある様子。
湧き出したものを循環させるようにレンゲで書き出すと、現れるミンチ挽き肉。
俺に二種めの肉の満足感まで与えようというのか!
ゆでたまごも美味しかった。チャーシューも。
二郎系かわからないけれど、このサイズラーメンのなかでも独特の良い地位は得られた感じ。
少なくとも個室は得られるくらいの地位。
サイドにタマゴ、安心の美味しさ。
ニンニクが、もはやカンフル剤な感じで体内に作用する、それっ位に力強い。
「スタミナ」という概念を食っている気がする。
スープも旨みが混ざり合って万蟲の蟲薬。
俺たちを眠らせない何かが侵攻してきて、たやすく身体は戦行を許諾した。
唐辛子もあってカッカしてくる。
漢方の善への方向性と、ジャンクフードの進行速度が一体になってなんかすごい。なんかすごい。
完食する。
二郎系の山盛りさそのままに・・・ニンニクの姿を保っているとは、やるねぇ。
ほかのメニューも気になるんす。
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