ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『はたやま憩いの家』の「土佐ジローいいとこ鶏コース」前編

2021年02月04日 09時44分52秒 | 高知の呑み処(タタキ)
 
2021年3月21日(日曜日)のランチ営業をもちまして

はたやま夢楽が運営をする

「はたやま憩の家」は営業を終了することとなりました。

 

長らくのご愛顧を賜り、本当にありがとうございました。

 

はたやま憩の家は、安芸市の指定管理者として運営をしております。

今期の契約が2021年3月末で終わり、

次期の公募には、はたやま夢楽としては応募をしないことを決めました。」

という情報を、2020年に知り、
 
いつか行かねば、
だって大泉洋『おにぎりあたためますか』出演店。
おにぎりフリークのムシマルとしては、いかねばならぬ度が最上位に位置するようになっていた。
 
ただ、三日以上前の予約でないとダメだったり、そもそも予約がいっぱい入っていて行きたい日と選択肢が重ならなかったりで行けない日々がつづく。
焦り。
 
しかし、遂に日取りを決めた!
 
バスで移動、からの再度のバス。
 
 
 
朝8時台のバスで安芸駅行に乗る。
安芸駅に10時前に着いて、そこから11時出発の畑山行の町バス?ぐるりんバス?で行く。
 
11時までは駅の売店物色とか少し散歩とか、暇をつぶす。
安芸駅の購買は完全に道の駅化してますねえ。
 
 
11時のバス。
バスという名のワゴン車みたいなやつでした。
 
ムシマルともう一人の乗客を乗せて、車は畑山に進む。
途中に郵便局とか病院前とかにちょいちょい寄りつつだから、到着は一時間後。
直行すれば40分くらいみたいですが。
 
 
 
 
そして・・・・軽く酔った!
ムシマルはそこまで車酔いしないので、車中で本を開いて読んでいたら、思った以上に山道。
舗装はされていますが、ちょっとした段差に度重なるウネウネに、ムシマルのお腹は熱くなった。
 
逆流性のなんかを感じる‥‥。
幸い軽度だったので本を閉じて景色を楽しめば何とかなった。
 
 
山と川。川キレイ。
あと工事も入ってる・・・!・・・吊り橋も横目に見える。
 
 
 
くるくるくるくるりとユレル世界に酔いながらーーーー
 
着いた!
ここか。
時間は12時5分。
 
予約は13時~。
だからちょっと早すぎる。
 
散歩して暇をつぶそう。
散策にはうってつけかも。
 
冗談じりの境界線上みたいな果てなさがある。
なんて綺麗な眺めなんでしょうか!
ここから見える風景はきっと何一つ変わらないから、枯れた地面を這うの。
 
 
近くに廃校後、なんか地域の集会所?イベント会場になってるようす。
 
 
 
放置一輪車。
柚子の自然一体化途中などあったのでした。
 
さて、12時40分。
そろそろ行っていいか。
 
犬とヤギを通り過ぎる、
行く、「ちょっと早いんですけれど、13時予約のムシマルです」
 
 
はーい、と和室をご案内いただく。
コロナ対策なのか、普段からこれなのか、和室の個室。
他にコロナ対策としては、完全予約体制(一日3組・密になる恐れなし)、入り口に消毒スプレー。
 
 
ムシマルが頼んだのは

土佐ジローいいとこ鶏コース 4,500円(税別)/1人前

 

以下、お店HPから。

「ランチだから、フルコースは…と思ってる方には、こちら。

① 季節の前菜盛り合わせ
② 土佐ジローむね肉のたたき
③ 土佐ジローの炭火焼き
 (もも・むね・ささみ、首皮、野菜)
④ ミニ親子丼」

 
座って、どうやら人心地つく。
アルコールを頼もう。
「ビール?・・・・うーん冷えるし日本酒の方、ああ1合とかはないのか、熱燗はある・・・いやもう、300mlの小瓶『入河内』で」
瓶酒なら飲みきれなくても持って帰れるのではないかという魂胆を透けて出す。
 
待つ。
高い声が部屋を埋めるよ、どうやら隣の部屋かその隣か、小さな子供を連れた家族が食べに来てるみたい。
お子様はウーロン茶ーって言っていた、ジュースもあるのに。渋い。
 
 
 
来た、お酒のグラスも瑠璃っぽい色のギヤマンでナイス。
「入河内」、安芸市のお酒で、安芸市の地名が入ったお酒。
 
先に、つきだしのように三品を説明してくれている。
 
 
・土佐ジローのチキンロール
味が刻みこまれている。
がっぷり四つで来ます。
肉質こころよくほどけ、
ロールのクルクルに目が眩んじゃう。
 
 
 
 
・聖護院カブの漬け物
歯切れよし。音立てて嚙み切る涼しさ。
ふうわりと次が欲しくなる後を引く酸い味。
一服の清涼剤。
 
 
・ズイキの煮物
ズイキとは「りゅうきゅう」だそう。
リュウキュウは知ってるけれど、ズイキとも言う別名なのか、リュウキュウが一定の条件下でズイキと呼ばれるのか詳細は不明。
よく知らない地元民。
齧る。あ、確かに確かに懐かしい、ハスっぽい空気の入ったお味。
 
よくしゅんでいる。蕗に似たり。
 
 
 
うーん、最初の三品の弾みのつきよさが半端ない。
 
日本酒美味しい。すすむ進む。
日本酒は、清廉潔白な味。晴耕雨読という4文字が似合いそうなきりっとしていた自然界になじむお味。
食中酒にぴったり。
 
 
あ、箸置きがだ。土佐ジローかもしれぬ。
(鳥尽くしがここから始まる・・・予感はもうもう始まっている。)
 
 
少しして、また来る!
 
・土佐ジロームネ肉のたたき
ネギとポン酢でいただくのですね。
ああでも土佐ジローのたたきは高知市の居酒屋さんで食べたことあったかも。
 
ぱく。
 
うん。春風駘蕩な穏やかさがある。
穏やかさに裏打ちされた・・・筋肉
スッキリとポン酢が合う。
 
どことなく弾力と引き換えに素早く流れて消えていくようなこの感じ・・・・綺羅星!!
 
 
 
お献立がいい・・・食欲と期待が膨らむ。
次は?
次は確かメインの炭火焼きだったろう。
 
 
早く来たせいもあって、おそらく準備ができるまでもう少しかかるだろう、今はもう少しちびちび楽しむだろう。
SNSに上げたいけれど、ムシマルフォンではアンテナが十分に立っていない。
 
 
酒食を進めていると、
お店というかお宿の主さんらしき方が来られる!
なんで?大将さんなんで???
どうやら専属で焼き係をしてくれるようす。
正確には1種類ずつ手本の焼き方を見せてくれ、あとはこちらで焼くシステムの様子。
 
あとで見ると、炭火焼きを頼むと大将さんと奥さんのどっちかが焼いてくれる、というスペシャリテなもんのよう。
 
 
 
 
「一面10秒くらいで、丁寧にひっくり返すんです」
ほうほう、なるほど丁寧に動かしている。
大将さんに手ずからこまめにやっていただくこのお大臣感・・・・・・・プライスレス。
 
実はもう、制限いっぱいになってしまって、後編に続く。
 
 
 
 
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