ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『いのししまつり in 大三島』というジビエ食べ合宿⑨最終章「個人的振り返り」と帰るまでがいのししまつりです。

2017年02月21日 21時38分37秒 | 雑記

12時くらいにに帰所。

 

帰る途中、ナベさんのミカンが売られている果物屋さん(大山祇神社近くにある)を教えてもらったり、

『大漁』の行列を見たりしながら帰ったのでした。

 

 

そこから、最後の振り返りとして車座になる。

ひとりひとり感想とか気づいたことを言っていくのだ。

 

その前に、自由行動チームは何をしていたのかを教えてくれる。

「海に行って、歩いたり石で水切りをして遊んでいました」

青春か!

さわやかなやつだ。

 

よくわからないけれど、世界の平和に一歩近づいたみたいな穏やかさである。

 

 

そんなこんなで感想を言っていく。

「おいしかった」「濃い内容だった」「メンバーが濃かった」「初めて参加で最初は不安だったけれど、面白かった」「学生時代以来ぶりのことをした」とかなんとかいろいろ言われていたような気がする。

 

気がするというのはムシマルは感想コメント最後のはしになっていたから脳の過半数はそっち(コメント考え)に浪費していたのだ。

 

ムシマル「ととのいました」からの

「自分は、(生活のなかでもっとイノシシ猟やジビエと関わっていきそうな熱心な方々と違い)のんきな消費者みたいな立場での参加でした」

「だから、シンプルな感想になりますが、イノシシすごくおいしかったです、お酒もおいしかったし、カフェもステキでしたー」

食いしん坊ばんざいな感想。

 

まあでも普通の消費者って、美味しいとか体にいいとかそういうメリット重視でそこに至る物語や苦労とかは見ていないものになりがちですよね、みたいなことを思う。

 

スケジュール、みんな終わってイノシシ&ミカン即売会をして(買いました)、テレビ局はここぞと感想をインタビューされる。

 

 

去を辞し、車で駆ける。

途中のコンビニで氷を買い、帰り旅の間にお肉が傷まないように心を砕く。

 

 

しまなみ、多々羅大橋。

 

ああ、もう今はあっという間に違う島違う陸地に来ているんだなと思いながら、

感想戦。

 

 

・良かった点

いのししがおいしかった。こんなに食えるかね!って感じ。ラーメンだけで一人前食べて、そこから何もかもいただいた気がします。

島がきれいだった。島サイズの、独特の雰囲気。

 

 

・悪かった点

 料理についてなにもできなかった。

なので、ここで次回参加することがあれば・・・・・・・・という何かを考えておきたいと思う。

しし肉は、大きさ的にもDNA的にも、豚肉のような扱いでいいみたい。

 

今回出た豚肉料理は、

 焼いて調味料(ワサビやハチミツや焼き肉のたれ)をつけて食べる。

 しし鍋やポトフっぽい煮込み料理に入れる。

 パイ風春巻き風にして揚げ焼きにする。

 モンハン焼き(炙り焼き)

などであった。

 

うーーん、なんかあるかな、ムシマルのできる料理。

あ、豚バラだったらエノキとかを巻いて焼く料理がつくれる、

 

あ!角煮。ムシマルは炊飯ジャーがあれば豚角煮が作れるんです。リンク参照。

2時間以上かかるけど。

 

 

 

・思ったこと

 ナベさんの、イノシシに対する距離感に対して好感を持ちました。

 もともと、っていうか今でも現役のミカン農家で、「イノシシ=みかんを脅かす敵」ってことでした。

 ミカンに対する防衛策のひとつ(専守防衛ではやれないので原因を排除するという攻撃は最大の防御的方法)であった。

 このイノシシをやっつけ(直義な言い方をすると殺し)て解体した時にはイノシシ肉をもらえたりもするらしいけれど、時期によったら何頭も短期間に獲れてお肉がだぶつくこともあるという。

 

 さらに、時間的余裕がないときには猪肉解体せずにそのまま埋めることもあるという。

 

それをナベさんは憂えたというか、「イノシシの命を奪ってしまっているからには、せめてその命をちゃんといただこう」みたいなことを考えられたようなのだ。

 

そこを、ムシマルはすごいなあと思う。優しいというか。

ムシマルにそんなことがあったら、想像での話にむろんなるけれども「生活を脅かす害獣」を、やっつけることになんら忖度しない気がする。

やっつけたー、で終わるというか後がどうなっても知らないというか。

売り物をだいぶ食べられた憎いアイツは今日はいない、枕を平安時代みたいに高くして眠れるぜ、ってなもんよ。

 

でもそうではない。ナベさんは。

向こう(イノシシサイド)も向こうで生活のために食べに来ているみたいなところを踏まえ、敬意を忘れていない。

殺すけれども敬意がある。きちんとすることを忘れていない。

 

 

フェアプレー精神なのかもしれない。

そう、試合というか正々堂々となんかにのっとってるかんじ。

 

人間もイノシシも生存をかけて勝負するけれど、勝負が終わったらオフサイド!(もしくはノーサイド)

ボクシングだってラグビーだって殴りあったり倒しあったりするけれど、倒した相手をさらにぶん殴ったり試合後に家まで追っかけて火をかけたりしないもんね。

健闘を称えるもんね。拳闘とか。

 

そういうことを考えました。

 

 

では、前触れなくここで終わる。

 

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