お仕事終わり、たかのはし清耽に。
2016/11/28訪問。
清耽 きよたん
TEL:082-246-8995
住所:広島県広島市中区大手町5-17-1
時間:18:00〜24:00(LO23:00)
お休み:日曜日
お仕事を頑張った自分へのご褒美、という名目を自分に授ける。
あと「一か月食費だけ2万円生活」をし終わったところでした。
入店。
まずはビールを。
悩むのは注文の品。
無限の胃袋と無限の財布があれば何もかもを頼むだけれど。
マグロのカマ食べたいなーと注文すると。
「これは一人では大変なサイズですよ」と大将さん。
そういうことを言われると、そこまで食い下がる自分でもなかったし、そこまで無性に食べたいところまでは行っていなかった。
もし二者択一するなら、「牡蠣とトマトの味噌焼き」。
よしそれを、それと。
イワシのつみれだったかな。
良いつみれは苦みまで美味しい。
良い歳の取り方をした人が、大胆な若作りをする人よりも自然な魅力を発揮されているのと似ている気がするよ。
ずりずりした味わい。
骨骨ロックを感じる。
早めにできますメニューの一つ、南蛮漬けを頼む。
「鰆の南蛮漬けです」と。
サワラか、あれあれ、僕は南蛮漬けいくつも食べてきたけれど、イワシとかアジとか鶏肉とかで、サワラはひょっとして初めてかも。
ひょいっとする。
冷たくて気持ちいい、
そして風味に、どこかツン、とする香り。
昔なんだっけ、思い出すものがある、思い出す言葉が。
「発酵と腐敗との違いは、人類にとって益があるかないかの違い」みたいな言葉を聞いており。
これは人類にとって間違いなく益のあるものだ。
益のある漬けに酒がないなる。
ああ、ぶれた。
牡蠣とトマトの味噌焼きが来て、二杯目のビールも。
この器、好きですねえ。
慌てていると写真がぶれた。
器だけ撮り直し。
いい仕事していますね。
そして牡蠣に目をやる。
牡蠣、これ旨い。
まろやかさの異差がある。
熱されたトマトとクリーム系の舌触り、
全体に牡蠣の持つ苦みさえも円くコーティングされている。
これは僕の夜が終わらなくなってしまうのではないかと思うくらいおいしい。
しびれるようにうまい。
こってりさに、これまでの節約生活してきた自分に不誠実な気分。
俺はこっちに付くぜ、みたいな気分。小早川る。
トマトがチーズが、牡蠣と不思議に合う。
不思議でもないのか、地中海料理って貝とトマトとチーズでできているもんな。
それが牡蠣でも全然調和。
大空の属性を持っていそうな炎。
いつしか食べ終わる。
お酒、日本酒を頼みたくなる。
『池月』 というお酒。能登の酒とか。超辛口とか。
ぐいっとのむ。
あ、辛いといっても、何とか崖にしがみついている者の手を足で踏みつけるような世知辛さはない。
すぐ通り抜けていくような切れ味がある。
じゃあ、あと一品だけ。
シイタケと百合根の天ぷら。
ユリ根を食べるのって、ムシマル初めてかも。
ユリ根とは縁遠い人生を送ってきました。
なんかわからないな、衣が多くてその内奥が。
もぐ?
あれ、あ、甘い。
これが、甘い。
3球同じコースに投げるピッチャーの考えくらい甘い。
へー。おいしい。
里芋みたいな、でももっとねっとりした甘み。
おいしかったぜ。
だいたい5,000円。
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