電車はなかなか面白い形をしていた。
つなぎ目と座席感がレトロ。
到着、ここは武生。
武生~鯖江~福井と、福井市への逆方向。
なんでそっちに行ったかというと、そっちにグルメがある。
越前市ボルガライス。
どどどどどど。
ここからは徒歩30分?
約1.8km先らしい。
歩くよ、足。
携帯のナビに従うと、こっちだ。
暑いぜ福井。
のどかだなあ。
疲れた、そう思いながら到着。
池上遼一さんの親戚。
カフェド伊万里である。
喫茶店だ、高知でいうと『いちとにぶんのいち』みたいな感じか。
入店。
11時半くらいのことである。
喫茶メニュー充実。
サンドイッチにスパゲティ―という充実ぶりを感じながら、
ボルガライスセット1000円を注文。
店内は、明るい。夏だからかなのかヒマワリを内部に飾ってる。
そして、池上遼一さんのイラストが店内に点在。
ムシマルは『ジーザス(殺し屋が教師生活をする奴)』と、あと太極拳かなんかのマンガを読んでました。
マンガもジャンプサンデー池上遼一マンガなどあって、暇にならない。
パフェもあるんだなあ、とか見てみる。
メニューを見ているとV8ジュースが気になる。排気筒がすごいの?
ネットで見ると、キャンベルというところの野菜ミックスドリンクのようであった。
来た。・・・・・・・・来てない。
タバスコと、ソースが来た。
ボルガライスにはこれらをかけるっていうこと?・・・どうだろう、オムライスとはだいぶ違う文化である。
そして少しして、ボルガライス登場。
うわあ-ぜってぃおいしいということが過去の経験に裏打ちされて未来において確約されている。
オムライスに、カツ上乗せ。
おそらく鬼に金棒だし、ひとによれば鬼と鬼だ。
食う。
ぱく。
お、玉子にとろみがたっぷりある。
旨い。
たまごのとろみが、親子丼に使われる玉子とじの、とろけたやつみたいです。
マッシュルームタマネギその他、あとニンジン?具材はシンプルめである。
オムライス単体で食べたとしても。割と高評価を下していたのではないか。
おそらくは世界に広がるのを待っている種子なのではないか。
需要が、潜在的なニーズは間違いなくある。
たとえば私だ。
オムライスは圧倒的に好きだけど、オムライスで得られる満足感が定食や丼めしに足りなくてそっちを選んだりオムライスに唐揚げを追加したりしてしまっている。
そんな私にこのボルガライスが広島に高知に来れば、・・・・・・・・・・・あとはわかるだろう?
甘さがあるな、このオムライス。
そしてトンカツにも甘さが。
トンカツは逆に重くない気がする。
オムライスの積層性はあるけれども平面的である側面を、トンカツ食べるタイミングを選ぶことで克服している。
ソースかけてみる。
オムライスに、合う。
たまごとトンカツとごはんとソースである、相性の悪くないいやイイものトリオがカルテットになったくらいである。
味の目先が変わって、いいね。
タバスコもありですぞ。
ナポリタンにはタバスコありうるし、ケチャップ味との親和性よ。
これは、
完食だ。
いろいろ食べたいから、大盛り店や大盛りサイズにはしなかったけれど大盛りしたい。
ホットコーヒーを飲む。
落ち着く。
つい砂糖を入れる。いつもよりたっぷり。
ああ、ああ帰りはまた歩くのか。
のんびりしよう。
お会計をして、帰る。
帰りは北府という駅で戻る。私というよりナビが決めた。
なんかお祭やってる。
地域のなごやかさに微笑む。
北府駅は、とても立派な古民家のような感じ。
中に入ってみると、鉄道資料館の趣がある。
赤十字マークのあるテントを横目に、ちょうど来た電車に乗っていく。
福武線は行くよ。どこかまで。
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