ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

香南市『レストランかとり』で中日(ちゅうにち)をズールズル

2020年10月15日 18時05分35秒 | ご当地グルメ『ちゅうにち』
『レストランかとり』へ。
割と長い間、かとりさんを『かとう』と間違えていた時期がある。
 

『レストランかとり』

住所 〒781-5213
高知県香南市野市町東野1955-2
» 地図を見る(Google Map)
電話番号 0887-55-3133
営業時間 11:00~21:00
定休日 無休
駐車場 50台

 



何気に初来訪。
レストラン・・・と食堂のハーフみたいな存在感。在り様。

 
メニューは実に多いぞ。
定食に丼物に麺類、イッピン物もあり。



日替わりは・・・・平日昼間か。
今日は土曜日、日替わり存在しない時空。
 
 
ムシマルのあとから入ってきた人が、初手生ビールを注文されている。
豚の生姜焼きも頼んだっぽい。
 
土曜とはいえ昼間だぜ、やるなと思う。
音楽はオシャレに『紅蓮華』インストルメンタルverが流れている。
 
ガシャポンがあるの、なんでだろ。
 
ジャンプ最新号を読みながら、待っている。
実はジャンプに夢中だ。
 
最近は最終回が続く。
何話で終わろうとも最終回は良いものだ。
あるものは傷痕を残し、あるものは余韻を残す。
 
マンガあるある伝えたい、
最近の最終回は、集合写真一枚絵で風情出しがち。
 
 
香取さんのちゅうにち、来る。
麺はラーメン、スープはうどん。
名探偵コナン君みたいな姿。
 
つまりは組織の研究結果未確認のヤツをいきなり秘密を知られた相手に実践投入するくらいワイルド。
 
 
うどんスープ、細い中華麺、おあげさん、ナルト。ネギ少々、いや適量。
そこに添えられたシラス
(これはシラスの使い方で世界が広がるやつだ)
 
 
これを、って感じで唐辛子を置いてくれる。一味か七味かはわからない未確認。
 

ちゅるん。

 
ああ、これは。
『温故知新』の例題に新明解さんで使われそう。
 
麺がちゅるんって、ちゅるんって。
軽さ(汁)と軽さ(麺)があわさって、
フェンシングのステップのままシャボン玉でお手玉するように軽い。
 
 
啜りやすい!このすすりやすさは中日に特有のモノなのかしら?
 
そう、軽くラーメンと錯覚するようなしないような特異点的存在だ。
錯覚しながら生きていく。
 
ゆっくりと投下する、画布に最後の仕上げをしたみたいな。黄色に白が躍る。
いずれ黄土色に染まりいくとしても、それは逆にスープにシラスの味がいきわたった証さ怖くないよっていうマクガーレンみたいだ。



いっぱい、しらすにまみれる。

絡んだところをさらに啜る。

シラスの魚風が香って、さっきまでより半歩踏み込みが深い。
ダイレクト出汁システム!
 
半歩絶招
ムシマルは・・・・・精神的にはそうだな、身体に空隙を浴びたみたいなもんだ。
 

空虚を埋めるみたいな感じで、高速ではなく、だが一定で喉に吸い込まれていく。

 
 
食卓の上まではもう飛べなくて見上げる猫と食う一夜干し
仁尾智
 
 

600円、結構麺量多く感じる。

 
ニラ焼きそばもある、日替わり定食もある。
いくつものメニューがいくつもの胃袋を温めるのだろう。
 
新しいお客さんが来て、店員さんがケガにすぐ気づき気にして声かける。
 
地域の、・・・・なんかみたいだ。
サロンとか社交場とか安否確認交流所みたいな何か?
 
 
ちゅうにちのもつ、なんか染み込む感じは大切にしたいどっちにもない良さ。

 

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高知市まちなか『馬千山』での特製ベトコンラーメンはやる気元気

2020年10月11日 19時48分45秒 | 高知の大盛り・メガ盛り

 

図書館帰り。

ムシマルは読書をする。

最近は全然新しい作家を見つけていない、でも既知の作家さんでもそれなりに新作が出ていてうれしい。

古野氏とか伊坂氏とか。

アンテナを張っていないのが良い方に転がった。

 

倉知淳、西澤保彦、舞城王太郎を借りる。

新しいからあれなんですが、区分けされている広島図書館と比べて一点突破にデカいからなのかもしれんが、とてもいい。

なんか最近来場者が二百万人超えたとか。お祝いとお慕い申し上げます。・・・すき。

 

で、帰りにどっかでご飯食べようかどうしようかって。

そうだ。

 

あそこやってるかなって初めて行ってみようって。

 


『馬千山(ばせんざん)』

店名 ベトコンラーメン馬千山
場所 高知市帯屋町1-14-21 六本木ビル1F東
営業時間 11:00〜14:00、17:00〜20:00
※月曜、金曜11:00〜14:00のみ
定休日 火曜
電話番号 090-8488-8052
駐車場 無し

https://hotkochi.co.jp/news/33502/


 

ベトコンラーメンという表記は、以前前を通った時に知っていたが。

ベトコンが東南アジアな意味ではなく『ベストコンディションラーメン』だとネットで知ったときに、なにそれ、おもろ!って思ったのでした。

 

 

入店。

ラジオが流れている。

   

夫婦?男女2名でやりくりされているっぽい。

 

店内はちょうどいい空間。閉所恐怖症がおびえず隅っこ好きが好みそうな感じ、って人によるかも。

カウンタ-ばかり。元カウンターパンチャーが営む店かも。

 

さて、何を食べるか決めている。

『特製ベトコンラーメン』1,100円00円

生姜とニンニクと唐辛子入りのラーメンらしい、特製はお肉も入って大盛り、らしい。

「がっつり食べたい方向け」・・・・・・俺のことか!

 

 

あとビールを瓶でいただく。

電車で来た甲斐があったってものだ。

サッポロでサッパリ浮世の汗をぬぐい去る。

 

来た。

うぅわお!

ベストコンディションじゃないと食べられないラーメンかも、この特製のやつ!

どこか富士山が想起される、いや蓬莱山かも。

霊験があらたか。

 

量はあれですね、リトルマウンテン小山、もしくは丘、ヒルクライムである。

 

ひゃーー、二郎系?

モヤシ、大量。

このモヤシの山に、ちょっとしたビーバーが一家を養えるのでは?大黒柱の自覚が芽生えるのでは?って空想が芽生える。

 

 

あ、違う・・・・二郎系との差異発見。

差異はモヤシだけでなくニラがたんまり。

ニンニクは二郎でイメージするおろしニンニクでなくニンニクまるっと。ヒーハー!!

そして麺は食べやす通常サイズ。

これだけで、だいぶ印象が変わる。

 

エスニック味ある旨み。

そして、ニンニクをまるごと食む。

きしゃんと、頬裏上にイカズチが走ったみたいな刺激。

 

(ああ、ひょっとして二郎系よりも好きかもしれないちょうどいいピリ辛旨さ。)

デトックスなのか全然違うよくなさかわからないが、涼しい室内で汗が出てスッキリ爽快。

生姜だ、ショウガのスッキリ感が暴れ出している。

トータス松本さんの『暴れだす』を聴いた時みたいな感情が芽生える。

 

下の方に新世界がある様子。

 

湧き出したものを循環させるようにレンゲで書き出すと、現れるミンチ挽き肉。

俺に二種めの肉の満足感まで与えようというのか!

ゆでたまごも美味しかった。チャーシューも。

二郎系かわからないけれど、このサイズラーメンのなかでも独特の良い地位は得られた感じ。

少なくとも個室は得られるくらいの地位。

 

サイドにタマゴ、安心の美味しさ。

 

ニンニクが、もはやカンフル剤な感じで体内に作用する、それっ位に力強い。

 

「スタミナ」という概念を食っている気がする。

スープも旨みが混ざり合って万蟲の蟲薬。

 

俺たちを眠らせない何かが侵攻してきて、たやすく身体は戦行を許諾した。

唐辛子もあってカッカしてくる。

漢方の善への方向性と、ジャンクフードの進行速度が一体になってなんかすごい。なんかすごい。

 

完食する。

二郎系の山盛りさそのままに・・・ニンニクの姿を保っているとは、やるねぇ。

ほかのメニューも気になるんす。

 

 

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高知市『カフェレスト すみれ』でオムライステイクアウト!

2020年10月08日 09時19分52秒 | 高知県のテイクアウト(甘いもの以外)

到着。

『カフェレスト すみれ』さんは今、テイクアウトの店に!

2020年7月現在。

営業時間11:00~18:00

定休日:水曜日

駐車場は6台くらいあるぞ!これでおそ松さん兄弟が一人ずつ車で来ても安心。

この日の日替わりは、『味噌カツ』。

ほか、いろいろある。

うーーん、ここのオムライスおいしいんだよな。

オムライス・日替わり味噌カツ、どんぶり数種、スパゲティとサンドイッチという選択肢も。

そうめんも始まっていた。7月時点。

トマトそうめんってリコピンがいまだかつてない力で喉を通りすぎてくれそうで、好き。

そんなそうめんまだ食べたことないんですけど。

トマトとカイワレのハーモニーに、ブラックペッパーのアクセントがすごそう。

ううーーーーいや。

オムライス大盛りください。

大盛り700円。

こちらのQRコードが作用すれば、入れるかもしれません。

よく、わかりません。

しばし待つ。

帰って、即開け。

ちょっと傾いてしまっていた。

失敗だ、ムシマルがいつも傾いているからだ。

今も傾いている、地軸くらい。

すみれさんのオム・・・・半熟具合がトロ1回や2回では表現できない。

とろっとろととろだ。

おいしい。

語彙力が貧困になる。

いきなり食べたのです。

食べた感想が貧困になる。

いや、達者に書こう、いろいろ書こう。時を戻そう。

デミグラス的なものが濃く支配する味わい。

ああ、味が複合スキル。

タマゴの甘みソースの甘み、トマトもスッキリとしていながら甘く。

甘みの玉座をみんなが即位させていくみたいに安寧。

ソースが甘いのがいいのか?

甘味のセンサーにひっかかり、幸感度が高くなる。

満足中枢のメータがストップ高。

ケチャップライスは重力のせいか持ち運び時間のせいか少し潰れている?傾きのせいで偏ってしまった?

うう、まあいいか。

しかし全然損なわれないくらい旨い。

べとべとでもドロドロだとしてもおいしいではないか。

シンプルなんですよねケチャップライスにそんな具がごろごろあるわけじゃない。

ソースの美味しさが主軸で、タマゴはその補色で、ケチャップライスは伸び代って感じ。

大盛りにすると、なんと、その分だけいっぱい食べれちまうんだ!

超スピードとかそんなちゃちなもんじゃないボリューム。

そう、やっぱりすぐ食べるというのは大事。

満足感ある。

大盛りはほんとになかなかあって、モデル職なら2食分ではないか。

まだ温かい。

できたてをいただく、本懐が成ったな。

タマゴとケチャップライスとソースとの不可欠要素をとても練られている。

純粋な、ダイヤモンドのようなオムライス。

硬度10なくてやわらかいけれど。

ちょいコッテリめの味で、それに匹敵する満足感が襲ってきた。

しあわせ。

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高知市『福井食堂』であれにあれをかけあわせたものをさらに増量してもらう。

2020年10月04日 10時07分34秒 | 高知のイタリアンフレンチ等洋食

「福井食堂」さんの情報は前から手にしていて、

それは『伊中麺』っていうパスタとラーメンのハイブリッドである変わり種があるって情報でした。

 

(「ちゅうにち」ていうラーメンとうどんとのハイブリットご当地グルメといい、ラーメン×○○のクロスが好きな県かもしれん)

で、迷って到着。

 

細い道だから、あんまりこの辺を車で来たことないのでした。

(ああ、うわさに聞く『お茶deちっちょ』さんもこの通りにあった)

通り抜けると福井のサニーマート近くまで行けるのか。

 

駐車場を無事発見、お店西側の駐車場のうち、1番と13番が福井食堂さんのそれにあたるっぽい(不正確な情報ですが、少なくとも来訪時にはそこは福井食堂さんスペースでした)。

バックで切り返しするの、わりとドキドキする。

道は細いけれど車の往来頻度が高めで(高知県庁から直線距離でいうと6kmないかもしれないくらいの好立地ではある)、はみだし時注意。

 

無事に駐車。


福井食堂

高知県高知市福井東町2-34 

営業時間  平日11:00~14:00(L.O.13:45)

定休日 土、日、祝 

http://Instagram.com/ky04ky04/


よし入店。

お店は新店なのに店構え。昭和のお店っぽい飾り気のなさ。

(改めて「町名」+「食堂」っていうシンプル界の獅子心王みたいなネーミング・・・・まっすぐだ)

眩しいくらいだ、眼に目に沁みらあ。

 

入店ドアにメニュー張り出してくれてるの、助かる。

心の準備とかいろいろできる。

 

改めるに、(予習はしていたのだが)「汁なし伊中麺」と「伊中麺」がある。

スープパスタとパスタの違いって感じなのか、そこは決めずに入ってみようか。

 

ファーストインプレッション意中の本命は「伊中麺」600円。

 

頼もう。ガラガラガラガラ。

 

【コロナ対策】2020年9月時点

・アルコール消毒(店主さんの声かけあり)

・カウンターに隣席とのアクリルっぽい仕切りあり。

中はオシャレにまとまっている。

音楽もかかっていた気がする、安室奈美恵っぽいやつだった気がする。

 

雑誌はほっとこうちなどが何冊か。

ほっとこうちさんはすでに取材済み。

 

カウンター椅子に腰かけて、さて注文フェイズまで行きましたよ。

店主さんが説明をしてくれる。

聞きながら(あーセットもいいなあ)夢想。

麺とミニ炒飯が900円。一挙両得、半チャンセット好きのムシマルにはもはやムシマルホイホイ。

 

「(以下略)メニューには載ってないんですが、チャーハンに餡かけをかけるっていうのが750円でできます」

!!!

 

メニューニノッテナイ!

裏メニュー感がある!

実際は常連に特別ってわけでもなく(なんせムシマルは一見さんだ、紹介状も持ってない)紙メニュー作成後にできた一品とかそんな感じなんであろうが、興味が汲めども尽きぬ大海のよう。

※後日、メニューができたようです。

 

「じゃあそれの『増量』を!」

説明しよう!増量とはごはん系を+50円で3割増くらいにしてくれるらしい。

これはツイッターで予習したんです。

 

待つ。

 

来た。

完成品を、手で受け取る。何らかの授与。

何らかとは、食べ物でした。好物ポテンシャルを多分に秘めています。

 

姿!

うん、大盛ってくれている。

餡かけはあのよくイメージする蜂蜜のような黄金色のとろみではなく、むしろプラチナ白金の加減。

 

サイドから。

ただの餡だけでなく、カニカマっぽいもの、きくらげ・グリーンピース・コーン等がちりばめられて紅ショウガがふぁさーと頂点に陣取ってくれている。

 

どーれ、ぱく。

餡かけは塩気がある、そして美味しい。

 

あったほうが世界に正しい大活躍の餡。

 

載ってる具が、ことごとく仕事している。

働きアリばかりのオフィス。

 

 

チャーハンの素体を食べると、あ、どこか洋風の後味。

コンソメとかバターとか、なんかたぶん馴染みのある洋物が入っているのではないか。

もしくは雰囲気にのまれたムシマルが幻味を感じるだけで、存在しないか。

 

印象ならムシマルも気軽にいえて、軽くてふわっとしてオイシイ。

 

で、特に紅しょうがの仕事っぷりは、「私失敗しませんから」のXさんクラス。

キュッと搾り取られるようにチャーハンが夢から覚める。

 

グリーンピースとか、ムシマルはシュウマイやらには割とわりとなくてもいいと思う派はですが、

この炒飯にはあるといい。

 

空想の中にある現実感のアクセント、

 

あれ、ムシマルの書きぶり、チャーハンをまるで幻想の産物のように扱っている。

でもそうなんだ。

 

某ブロガーさんが、「ストレートでも全部微妙に変化する、というメジャーリーグの投手が放る球のように、それぞれの料理で微妙に曲げてくる感じが面白い!(笑)」って書かれていたが、その通り!

 

ナチュラルに回転を加える才能、それがご主人にはあるかもしれない。

三蔵法師みたいにまれなお方かもしれない、面白い。

こういう消せない特性は伸ばす方向でぜひぜひ。

あと餡かけの中でまだネギの風味が生きている!

 

餡かけナイズもされて、口内にかっこみたい情動があるが、それを抑えて上品に食べる。

云ういうてもムシマルにできる限りの上品さだ。たかが知れている。

 

たまごが柔らかな感触を残してムシマルの口の中でほどけきる。

合掌・・・・。

餡かけとチャーハン、それぞれ単品でも優秀なのは疑いねえ、

かけ合わせると、いつまでも食べ飽きないインフィニティであった。

 

この世界にあるものじゃこの心、満たせないムシマルであったが、これはこの餡かけはありがたい。

程よい心地よさ。

心を満たすかどうかはわからない、この世のものでない認定に逆説的になってしまうから。

でも心許せる炒飯です!

800円、よかった。

 

 

 

 

 

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