ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

高知市仁井田『ドライブイン 西村食堂』で中日と海鮮丼セット

2021年12月14日 20時35分59秒 | ご当地グルメ『ちゅうにち』

龍馬像はここにもある!ここにも!

座っちょるバージョン。

桂浜もほど近い立地であるが、あの高デカ龍馬像を見た後にこちらもいかがかな。

座っている龍馬像がレアといえばレア感あるのです。

 

そして、その近く。


ドライブイン西村食堂

桂浜近くにドライブイン西村食堂がオープン!あの人気店の市場レストラン西村商店と同じ | 桂浜まるごとガイド (katsurahama.com)

高知県高知市仁井田187-3

088-881-5225

営業時間 11:00~14:00
定休日 水曜日


ムシマルが行ったのは2021年初春。

今は全然違うかもしれない。

 

海町だからか、こういう対策をされている。

 

 

入店。

アルコールで手を消毒して入る。

さて、着席。

大きなテレビで『相棒』を映している。

テレビが見やすい位置に座れた。

 

(テレビよりもメニューだ・・・)

「ご注文はお決まりですか?」うう。「まだ悩み中で、もう少し時間をください」

悩むはずですよ、1,000円~最大2000円強の定食群。

 

魚も多いけれど肉系+揚げ物系も選びそこなっちゃうほどある。

麺類やカレーもある、

ドライブインぽさがクライマックス。

日替りには土佐の鮮魚が揃っている・・・・・ようし・・・・・ようし・・・・

 

 

待っててくれているが、早く決めなきゃと勝手に焦る。

(基本的には・・・高須か葛島にある西村商店さんと同じ感じだ)

日替りもある、鮮魚もある、今日のおすすめもある、揚げ物系があるのも西村商店さんとの似姿ですね。

 

むむむ、これは西村商店さん側になかったんじゃないか!いやわからないけれど。

「ちゅうにち」と「ミニ海鮮丼」のセット1,100円。

結論から言えば、これを注文した。

迷ったのは「サバ食べつくし定食」、人気ナンバー2らしく斜め後ろの方も注文していた「からあげ定食」「なめろう丼」も惹かれたし、デカさマックスらしい「鳥カツ」も大食い系のはしくれとしては気になった。

 

 

待つ。

あれ、トイレに「ゆ」の暖簾が。まさかお風呂も入れるのかトイレ、そんな馬鹿な。

※トイレに行ってなかったのでわかりませんが、たぶん普通のトイレだと思います。

思ったよりも全然早く料理到着。

料理は、おお、ちょっとビジュアルがたまらんですね。レトロ感の明滅というか鍋がアルミなんだ。

料理内訳は、ミニ海鮮丼・ちゅうにち・小鉢としてほうれん草おひたしにカボチャ。

 

 

お鍋のふたをオーブンすると、鍋焼きうどんっぽいぞここの「ちゅうにち」は!

県外人及び県内のちゅうにちをご存じない方に説明すると・・・・

スープは「うどん」、麺は「ラーメン」のあいのこ料理。中華麺と日本の出汁だから、「中日(ちゅうにち)」。

当時、中華麺が手に入りやすかったのでうんぬんかんぬんで生まれたそうです。

 

正直、ムシマルの「ちゅうにち」歴は浅くて細い。

だから、こんなに具だくさんのちゅうにちは初めて見た!そう思った。

なんかシンプル料理って印象がありました。

お揚げとワカメとあげだまとメンマといった具が入っている。

なかなかないよお揚げさんとメンマが同じスープに存在すること。

スープの混浴露天温泉やー!・・・と何か麿風に言う。

 

あれ?あれ!カツオが入っている!ちゅうにちにカツオ身を入れて出汁をにじませてやがる。

麺はもうちゅるんと、スルスルと入っていく。

うどん麵がラーメン麺に変わったことによる効果は、

あるいはラーメンスープがうどんスープに変わったことによる効果は、

なんか素直に入ってきますね。懐に。

 

で、ここのちゅうにちは具だくさんなせいか味わいに趣がある。

済んだスープ、より一段深みにはまってしまった味というか12色でなく36色の色鉛筆で描いた絵みたいです。

 

 

小鉢評価。

かぼちゃサラダが、ドライブインに似つかわしいような、つまりは長距離を旅したものをいやすようなホロ甘さ。

ほうれん草も苦み先行でなく、香ばしく自然な甘み。

 

おお、ちゅうにちからラーメン用みたいなシナチク発見したとの報告あります。

スープも飲みやすくて、また呑むことに罪悪感感じる義と差がなくて、けっこう飲んじゃってしまう。

 

いいですね。

 

ここからは、ミニ海鮮丼についての記述。

アジかな?、の切り身と「とびこ」の海鮮丼。

 

ミニと言えど、お茶碗一杯よりも盛っている。

薬味いっぱいなのは、高知のお家芸というか高知県民性がそうな気がする。

カツオのたたきとかにも薬味がもりもりでかかっている。

ぐにん、と噛んだ時に身が跳ねた。鮮度よし

オプションでまとわりつくとびこも刺激。

 

逆に、優秀すぎて語るところが少なくなるタイプ。

こういう優等生は、先生に親身になってもらえる不良に嫉妬したりもする夜があるかもしれない。

しかし、先生は心の中で優等生に感謝というか助かっていると思っているはず、信じていいさ。

 

そういうおいしさ。

 

お腹いっぱいの完食。

冬に汁ものを頼んだのは、大正解丸でした。

 

お茶がセルフ。

ああうまい。

 

 

お茶はセルフでした。

こういうのドライブインっぽいのかも。わかりません!

 

 
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帯屋町『點心茶堂』で旨塩拉麺880円+大盛り

2021年12月10日 22時01分44秒 | 高知の麺類
凄え迷う。
2021年6月。
 
オープンは2020年10月頃とのこと。わりあいに新店じゃね。
今はどうなっているのでしょうか?
 
 
 
カフェやラバー的店内。
 
 
メニュー見ていると、
クレイジー担々麺『控えめに言って辛いです。』こわ。
担々麺にクレイジーって付いている。こわ。
 
このような方は食べないでください。
そういうのは、こわ。
 
だけど逆説的に、試されているようで滾る。
 
 
拉麺の、今回は大人しい方にしようか?
(種類多め)シンプルな感想から。
 
 
狙ってるのは、『翡翠麺7玉』、Twitterで知ったのですが、こういうモンスター料理があるのである。
すげえな。
でも今回はこれを頼まないのです。
 
次来た時に頼むかもしれない・・・・今回は魅力を知るために、普通のサイズを頼むのだ。
(通常メニューを食べた時点で大食いはすでに始まっている)
 
クラフトビールもありました。
 
 
カウンター席に座ったのですが、充電コンセントが完備されている。ありがたいですね。
 
仕切りもあって対策は万全、覚悟はいいか。はい。
 
 
 
 
 
 
 
アフターダーク。そんなクラフトビールを頼んでいた。
黒い。
黒ビール大好き昼下がり。
 
ぐびぐび。
深く深く煎られた感あって、足りる。満ち足りる。
 
 
満ち足りたのに、来る、メインの『旨塩拉麺』が来る。
普通麺ではなく、翡翠麺での発注。
彩りよし。色彩が咲いている。
 
香りがあれですね、薬膳ぽいかも錯覚かも。
翡翠麺、すする。
うん。草のようなキツさは全然ない。
おいしい。
するると罪なく罰もなく入りました、入っちゃいました。
 
ネギにカイワレ、印象全体的に植物多め。
ラーメンの牧野植物園や!
 
ネギコーンカイワレもやしがすごいな。
アッサリしている気もしますが味付けちゃんとされている。
 
 
シナチクに刮目せよ。
 
シナチクは爆誕している。
空手マスター山籠もりモードが作り出す薪割りの薪では?
甘みの含有量が凄。
シナチクだけでも、覚えて帰ってください。
 
最近ムシマルはラーメンの中でシナチクメンマの重要比重が上がってきた。
 
乱暴さがない、
正座で二時間待てる漢らしさ。
 
直感的でありながら繊細で正確な旨み。
脳内で『翠風の光』(作曲:長尾淳)が流れる。
 
コーンが、塩ラーメンの活躍のご多分に漏れず、アクセントブレーキくれる。
 
カツオみ、魚粉みも感じる。
(吹奏楽の合奏みたいだ、あっちもこっちも総動員の大合奏って感じ・・・)
 
 
 
黒クラフトビールがこれとよくあっちゃう、意外にも合っちゃうんですよねーーー。
 
 
・・・コーン。・・いい匂い。
早く次のブレス(啜り)をしたい。そのためにひとつ間を置こう。
 
ずるるるるるるずる。
 
 
 
 
 
 
ああ、あああ、掬い上げられた。
 
夏の到来という「爆発」に向かう”心の軌跡”です、『翠風の光』は。それだ、それなんよ。
翡翠麺は、旨塩拉麺はそれなんよ。
 
 
翡翠麺の花冷え感が持つ悲しさ寂しさを表現すればするほど、
 
爆発的チャーシューがすさまじい勢いで食客に襲いかかってくるわけですね!
 
健康的な感じに潜む爆縮、ムシマルは一本取られながら食べ終わった。
 
 
完食。
麺がヘルシーなせいか、おスープも飲み干してしまっておハーブ生えますわ。
 
 
 
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土佐市『ポンド』オムライス700円。

2021年12月07日 23時34分33秒 | 高知のオムライス

空からお伝えしております、ムシマルです。

トイドローン練習というかひとり遊びで来たのでした。
仁淀川イズドローン練習場。
 
 
練習終わってランチタイム。
 
土佐市では大通りに面したいい立地。その喫茶店的レストランに。
 
 
店前には食品ディスプレイがありました。
で、できる・・・・。
期待できますね。
 
入店。
 
テイクアウトもされている様子(2021年10月来訪時点)。
 
 
イートインです今回は、ランチです。
 
(ポンドランチ1200円・・・・けっこうしますね)
サービスランチ700円が別にあるってことは、位置づけ的にはレギュラーではなくデラックスなランチってことかなるほど。
 
中華班に焼き飯、タマゴ雑炊、ピラフ・・・・国境を簡単に超えてくれる。
そばもうどんもナポリタンもありまして、これはもう通常ならば迷いの谷を抜けられないところです。
 
丼まである。
 
 
しかし、もうオムライス700円に決まっていました。
初見オムライス。
 
 
待つ。
天井高し。
まるで教会ですな。
 
 
 
来ました。
 
スプーンをこういう感じで紙包みしてくれるのも嬉しい。
もう嬉しい。
ワンプレートにオムライスとサラダ、くるりん巻きスタイルです。
 
 
よいしょーーー!
ケチャップの鮮やかな部分を無碍に割るのです。
 
 
もぐもぐ。
いいっすねえ。
 
ケチャップライスに甘さが乗ってる。
たまごが柔らかな絨毯感ある。
豊富な物量で攻める軍のようです。おそらくは十字軍。
 
具材は、具材もシンプル。
 
更紗のごとき滑らかさと充分な厚み。
激励を受けたかのような良い気分、これは・・・・よいものですよ、
ひょっとしたら最後にたどり着くかもしれない無窮のオムライス。
 
 
ちょうどいいケチャップライスべったり具合。
 
これは全人類が夢想するオムライスの基本形。
いわゆる菩薩掌。
 
 
 
 
なにかを成し遂げたかのような満足感、いやわたしは食べた。
 
 
食後お茶も温かく、ぽかぽかしました。
 
完全に食べきりました!
 
 
良かった。
ここのオムライスは、万人に愛されるであろう。
 
 
 
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佐川町『うどん処 しほ』(現在は「うどん処わらし」)天ぷらかすうどん大盛り

2021年12月02日 08時48分48秒 | 高知の麺類
2021年6月探訪。
 
 
到着。
 
「とがの藤家」さんといううどん名店(ムシマルが高知で一番好きかもしれない『藤家』さんの兄弟店的存在)が、閉業されて新しいお店ができたということであって、行ってみたのでした。
 
雅なただずまい。
 

(今は)うどん処 わらし

※来訪時は「うどん処しほ」でしたが、2021年10月末から改名されました。

お店説明文以外はは当時の名前で書いています。

〒789-1233高知県高岡郡佐川町中組1325-1

定休日:火曜日

TEL:0889-20-9901

11:00~17:00  ( ラストオーダーは 16:30 です )
うどん処わらし|A.clever (kochi-a-clever.com)
 
すごいな。
(『とがの藤家』さん時代に入ったことなかったのですが、こんなに純和風ファンタジー感あるんだ!それとも前店から整備されたんだろうか?)
 
異世界転生しなくても行ける別世界。
緑深いところに汽車が通ってるので、変にコントラストある感じです。
 
 
食券機での購入。
ちょっと雰囲気よりはお手軽感あります。
 
うわ!迷いまくりますね、迷いの森かもしれない。
「しほスペシャル1200円」「特製カツカレーうどん1100円」「天ぷらかすうどん900円」が気になるところ・・・・・
「かすうどん」ってなんでしたっけ?あんまりうどん屋さんメニューで見ないような気が・・・・・
 
ええい!迷ったときは面白そうな方へ。
 
天ぷらかすうどん900円。その大盛り(2玉)。
 
頼んだ後、お店の・・・・カフェでいうならテラス席、ライブでいうなら野外席。
ちょっと外感ある席を選んだのでした。
 
 
 
行ったときは、新店できたち。
 
見回すと、ファミリー層が多い。
メダカとふれあったり、鯉のぼりを見たり、自然というやつに触れられる魅力が、いまならなんとうどんを頼めばついてくる!
食事とお気軽ネイチャー体験ができるよなメリットがあるのかもなあって思いました。
 
 
店員さんが、橋の上には車止めるとダメなんですよと移動をお願いしている。
 
かき氷もやっている、古民家カフェとしてもポテンシャルが重力くらいある。
冬もやってるのかな?それとも冬は餅やらぜんざいとかあったり?
夏の話だ、冬はどうなっているかわからんぞ。
 
 
来たかな?来ました。
意外と器でかし。
そして彩バランスとてもよろしい!
 
天ぷらが映えますなあ。
 
 
美しい、ナス天の紫がいきいきと映えます。
ムシマルはナスびいきだからそんなことを言うのです。
 
 
ファーストなイートはビートがヒートする。
麺がムニムニしている。すごい。
 
柔らかいけれどコシがある感じ、するると入ってほどよく滞在して、じゃあありがとう、また今度って具合に適度な距離感。
ムシマルはうどんの話をしている。
 
うどんの話しかしていない。
 
 
おつゆは、お出汁はちょい甘くて、あとこれがかすうどんのちから?
野蛮さが少し出ている。
野蛮さというかつまり、動物性脂やら由来の旨味。
 
でも基本はすっとなだらかな感じ、うどんを手繰る・・・そば以外も手繰るっていうのかな啜る手がとまんない。
 
 
かき揚げ甘い。ボリューミ―。
収穫を繰り返すみたいに限りない富。
かき揚げは、いろんな食感の詰め合わせギフトであるなーーーー。
(世界がかき揚げに気づく前に、かき揚げを一定数確保しないといけない)僕はそう考えました。
 
通貨単位が「かき揚げ」になるその日まで。
 
 
 
ああおうどんむちゃくちゃ温かいのでした。
 
 
そしてかすうどんの主軸たる「かす」これか。
もののほんによると、カリカリに揚げたホルモンが入ってるとのこと。
せんじがらに近いかも。
 
 
スープに与えていた動物的おいしさが「かす」。ホルモンの一種か。
一種の答え合わせができましたな。
 
普通のおうどんよりラーメンのこゆさに半歩だけ近づく感じかな。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・目の端に、いま朱いものが。
 
か、カニ?
カニ、すっごく朱い。
揚げちゃいたいくらいイキイキしている。
 
 
すげえな。
・・・・・・って思ったけれどすぐが沢だから、むしろムシマルが闖入者扱いかもです。
 
 
 
 
ナスが縦長!ナス揚げが好きなのでうれしい以外の言葉がない。
 
天ぷらはエビナスかき揚げ、大葉もあったかもですね。
 
 
大盛りにしたからか、麺量もなかなかありました。
 
 
あとは、ぼーっとして没頭して麺を啜るだけでいい、それでいい。
 
最初っから好感度が高いまま啜ったのちもすぐ味方の血肉になって活躍してくれそう。
魏延くらいは信頼できるうどん。
 
 
いただいた、完食です。
 
 
 
ごちそうさまを言って去る振りをすると、当時あった鯉のぼりを見に行った。
 
 
こいつらは立派な龍になるぞ。
 
 
 
いやー、うどん以外にもアドがある。アドバンテージのアド。
 
 
 
 
 
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