私は子どものころから歌が大好きで、小学生の時は合唱部に入っていました。
学校帰りには、笛を吹いたり、歌を歌いながら帰ることもよくありました。
そんな小学校の合唱部の思い出の、忘れられない歌があります。
それは、1学年下のピアノの上手だった川口淳一さんの作曲した歌です。
歌詞は誰が作ったのか覚えていませんが、「リスの子、シマリス、あねいもと~」で始まり
それに軽快で明るく変化のあるメロディーがついていて、小学生の私は、
すごいなぁ~と、感心していました。同じ歌詞で私も作曲したと思うのですが
自分の曲は最初の部分しか覚えていません。
宮崎市(or宮崎県?)の作曲コンクールで彼の作品が一位になり、私たち合唱部が、
学外の発表会でこの歌をお披露目することになり、何度も練習して歌いました。
私が11歳か12歳の時のことですから、42~3年前のことですが、
私はこの歌が大好きで、ずっと心に残っていて、歌い続けていました。
川口さんとは高校も同じで、また合唱部で一緒だったのですが、
個人的には親しく話した記憶もなく過ぎていきました。
そして、3年ほど前でしょうか。
フェイスブックで彼の名前を偶然見つけ、つながることができました。
そしてずっと、個人的なメッセージのやり取りもなく過ぎたのですが、
先日紹介した「ふるさと尾向」のCDを、お仲間と一緒に制作されたことを知り、
「私もぜひ聴いてみたいです!」とコメントしたのが始まりでした。
CDを送って頂いてから、ちょうど1か月後に、宮崎で「今ここに生きる」を歌わせて頂き、
感動の再会を経て、岩崎瑞枝さんや馬渡松子さん、椎葉の尾向のみなさんとも
出会うことができました。
後で知ったことですが、なんと川口さんは華々しいメジャーの世界で活躍されていた
作曲家&編曲家だったのです。曲名を聞けば、皆さんもご存じの曲がたくさんあるはずです。
そんな川口さんですが、小学生の時に彼の歌を歌っていなかったら、
私の記憶に残ることもなく、通り過ぎてしまっていたかもしれません。
思えば、川口さんは私がこの人生で一番最初に出会った作曲家なのです。
人の出会いとは、本当に不思議なものです。
今では、3人のお子様のお父様として素敵なオジサマになっておられましたが、
36年ぶりの素晴らしい再会に心から感謝しています。
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