今朝、5時~6時 NHK教育テレビで、先月2月1日他界された佐藤初女先生の出演された「こころの時代」の再放送がありました。
録画しましたので、もし見られなかった方は、見に来てくださいね!
「奉仕のない人生は意味がない。奉仕には犠牲が伴う。
犠牲が伴わないものは真の奉仕ではない。」
初女先生は、ロベール ヴァレー神父の、この言葉に心を動かされたそうです。
何ができるんだろう、お金もないし、特別なものを持っているわけでもない。
その時に、あ、心だ、私には心がある、心だけは与えられるし、心だけは汲めども汲めども尽きることがない、私は心でいきましょう。
立ち止まったときに、パッとひらめいたものが心だったのです。
傍からみれば何も変わっていないけれど、私にすれば、一回転するぐらいの
大きな衝撃みたいでした。変わっているか、変わっていないかは周りの判断ですが、気持ちだけは大きく気づいたのです。
本当に心は尽きることがないし、与えたいだけ与えられるものだと思います。
苦しみの次には恵みがある。
今は苦しいけれど、これが恵みに変わる。
妥協する場合は、苦しみから逃れるような感じ、それでは苦しみが残る。
自分がそれを受け止めて、とことん苦しみ抜いて、底辺まで落ち込む。
自分の力ではどうすることもできないところまで苦しむと、お任せになる。
何もできなくなり、自分で立ち上がらなければいけない。
すると自分の好きなことを始める。
これを人生の中で何度も繰り返している。
霊的なものを求めている。
心は誰にでもあるが、そのもっと深いところにあるのが、霊的喜びで
深いものである。
霊的喜びは、美味しいものを食べるよりも、旅行して景色を眺めるよりも
ファッションを身に着けるよりも、そういうことにはない喜びが霊的喜びで
深いもの。そういうのは、次々にエスカレートしていくが、霊的喜びは
十分に満たされるので、そこだけでエネルギーになる。