ムジカは世界30ヶ国以上に輸出をしています。
そのため、このブログも日本語と私のつたない英語でも書かせていただいています。
このブログの読者の12%は海外の方です。
『スギテツと養老町と鉄道とムジカ』のシリーズを掲載してきましたが
日本独自のシステムや昔話は海外の方には分かりにくいと思いますので
今回は海外の方のために『元号』と『養老の滝』について書きたいと思います。
日本の方にとっては、あまり面白くないかもしれませんがお付き合いください。
日本では天皇陛下の即位に伴って特定の期間に『元号』という年の名前を付けます。
西暦645年にこのシステムが取り入れられて以来、
日本では独自の元号を使用してきました。
最初の元号は『大化』で、西暦645年から650年までです。
現在の元号は『平成』で、今年は『平成24年』になります。
また在位期間の途中でも、吉事等により元号を変更することがあります。
西暦708年、それまで輸入に頼っていた銅が国内で発見され、
『和銅』という元号に変更されました。
『養老』はそれらの元号のひとつです。
日本の有名な昔話に『養老の滝』があります。
養老の滝は現在もたくさんの人が訪れる観光スポットです。
滝の水がお酒になったという話をお聞きになった元正天皇(第44代天皇、在位715年10月3日 - 724年3月3日)
717年9月に養老の地に行幸され、
717年11月17日に元号を『養老』へ改める詔を出されました。
5年後の2017年には、養老改元から1300年を迎えます。
養老町では、養老改元1300年祭を開催する予定です。
今年はそのプレイベントが行われます。
Sugitetsu, Yoro-town, railway, and MUSICA vol.4
In Japan, the name of the year "gengo" is attached at the time of the Emperor's accession to the throne.
Since this system was taken in in A.D. 645, original gengo has been used in Japan.
The first gengo is "taika" and is from A.D. 645 to 650.
The present gengo is "Heisei." This year is "Heisei 24."
Gengo is changed in a special lucky event etc. in the middle of reign.
In A.D. 708, the copper for which it depended on import to it was discovered in Japan,
and was changed into "wadou." (wadou means Japanese copper)
"yoro" is one of the gengo.
A famous old tale of Japan has "The tradition of Yoro Falls."
Yoro Falls is a tourist resort which many persons visit still now.
The 44th Emperor Gensyo(reign October 3, 715 - March 3, 724 / Today's Emperor Akihito is the 125th Emperor.) who heard the talk that
the water of the waterfall became alcohol visited yoro in September, 717.
The Emperor changed gengo into "yoro" on November 17, 717.
1295 years pass since then.
In 2017, yoro-town is due to perform "the commemoration in 1300."
The event of the introduction is performed this year.
(photograph is Yoro Falls)