『半導体アンプで真空管の音を出す事はできるのか?? vol.8』の続きです。
真空管アンプの音質を作り出している要素の大部分はシンプルな回路にあると考えられますが
増幅素子としての真空管固有の音がないかというと
全くないとは言い切れません。
一般的に真空管アンプで言われているような
『やさしい音』『暖かい音』『繊細な音』という中には
真空管固有の特性に寄るものも確かにあるとおもいます。
半導体に対して真空管固有の特性というものは実は多くはありません。
高圧でインピーダンスが高い点はよく指摘されますが
半導体は、ある種の万能選手なので
あえて高圧でインピーダンスで使用することも可能であり
『高圧でインピーダンス』は真空管特有とはいえません。
真空管はハムやノイズが多いと言われますが、
これもDC点火やシールドによって半導体と変わらないレベルにすることが可能です。
こう考えていくと真空管特有の特性と言えるのは
電子雪崩現象を利用した増幅素子ではないという点だけではないでしょうか。
半導体は電子雪崩現象を利用して動作しますが、
半導体の接合面で電子雪崩を起こすためには
一定の電位差と電子雪崩が発生する呼び水のようなエネルギーが必要になります。
オーディオ帯域ではこの呼び水の役割をするが入力信号なので
あまりにも入力信号の電位が低いと電子雪崩に移行しないのではないかと考えられています。
つまり、音が発生した瞬間や余韻が消えゆく瞬間は
音源に非常に小さなエネルギーしかなく
電子雪崩が途中で止まってしまう。
音が発生した瞬間の小さな音は、ある程度大きな音になるまで増幅されないのではないかと考えられます。
バイオリンの立ち上がり部分やヴォーカルの余韻は増幅されず
したがって、音楽性に乏しい音になってしまうのが半導体の特徴ではないかと言われています。
確かに、真空管の場合はヒーターに多大な電力を使用して
電子に無理やりエネルギーを与えてカソードからプレートへ飛ばしますので
どんな小さな音でもきちんと増幅するはずです。
それならば、半導体の電子雪崩のレベルを下げてやれば、
真空管の音に近づくのではないでしょうか?
実験してみましょう・・・次回に続きます。
昨日東京のお客様のお宅にお邪魔しました。
ある独創的な理論の元、とても魅力的な音を聴かせていただきました。
後日整理して、レポートしたいと思います。
≪お知らせ1≫
8月のイベントは『オーディオ居酒屋』です!
テーマはカセットテープ。思い出のカセットを持ってご参加ください。
日時:2019年8月10日 18:00~
場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)
会費:500円(お酒と軽食がでます)
お申込みは8月5日までに 電話0584-51-6232または
お問い合わせフォームから。(お問い合わせ内容にオーディオ居酒屋申込とご記入ください)
≪お知らせ2≫
Ibuki4シリーズの発売にあったって2種のセットを発売します。
『はじめてのアナログプレーヤーセット』¥44800
『はじめてのHigh Quality Audio Set』¥39800
≪お知らせ3≫
お盆中の試聴室公開について
8月15日(木)~8月17日(土)10:00~12:00、13:00~16:00は試聴室公開が行われます。
上記の時間は担当者が交代で詰め、オーディオ機器の試聴とログハウス見学、アウトレット品や軍用時計の販売を行います。
名神高速・関ケ原ICから10分です。帰省の途中にお寄りいただければと思います。お待ちしています!
≪お知らせ4≫
50年前のシーメンスのフルレンジスピーカーが8月17日まで置いてあります。
価格は56000円(ペア・税込)です。ご興味のある方はぜひお越しください。
≪お知らせ5≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。
8月
1日
10:00~12:00 × 8月1日~3日は出張になります
13:00~15:00 ×
15:00~17:00 ×
2日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 ×
15:00~17:00 ×
5日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。
〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。
×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。
当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。
真空管アンプの音質を作り出している要素の大部分はシンプルな回路にあると考えられますが
増幅素子としての真空管固有の音がないかというと
全くないとは言い切れません。
一般的に真空管アンプで言われているような
『やさしい音』『暖かい音』『繊細な音』という中には
真空管固有の特性に寄るものも確かにあるとおもいます。
半導体に対して真空管固有の特性というものは実は多くはありません。
高圧でインピーダンスが高い点はよく指摘されますが
半導体は、ある種の万能選手なので
あえて高圧でインピーダンスで使用することも可能であり
『高圧でインピーダンス』は真空管特有とはいえません。
真空管はハムやノイズが多いと言われますが、
これもDC点火やシールドによって半導体と変わらないレベルにすることが可能です。
こう考えていくと真空管特有の特性と言えるのは
電子雪崩現象を利用した増幅素子ではないという点だけではないでしょうか。
半導体は電子雪崩現象を利用して動作しますが、
半導体の接合面で電子雪崩を起こすためには
一定の電位差と電子雪崩が発生する呼び水のようなエネルギーが必要になります。
オーディオ帯域ではこの呼び水の役割をするが入力信号なので
あまりにも入力信号の電位が低いと電子雪崩に移行しないのではないかと考えられています。
つまり、音が発生した瞬間や余韻が消えゆく瞬間は
音源に非常に小さなエネルギーしかなく
電子雪崩が途中で止まってしまう。
音が発生した瞬間の小さな音は、ある程度大きな音になるまで増幅されないのではないかと考えられます。
バイオリンの立ち上がり部分やヴォーカルの余韻は増幅されず
したがって、音楽性に乏しい音になってしまうのが半導体の特徴ではないかと言われています。
確かに、真空管の場合はヒーターに多大な電力を使用して
電子に無理やりエネルギーを与えてカソードからプレートへ飛ばしますので
どんな小さな音でもきちんと増幅するはずです。
それならば、半導体の電子雪崩のレベルを下げてやれば、
真空管の音に近づくのではないでしょうか?
実験してみましょう・・・次回に続きます。
昨日東京のお客様のお宅にお邪魔しました。
ある独創的な理論の元、とても魅力的な音を聴かせていただきました。
後日整理して、レポートしたいと思います。
≪お知らせ1≫
8月のイベントは『オーディオ居酒屋』です!
テーマはカセットテープ。思い出のカセットを持ってご参加ください。
日時:2019年8月10日 18:00~
場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)
会費:500円(お酒と軽食がでます)
お申込みは8月5日までに 電話0584-51-6232または
お問い合わせフォームから。(お問い合わせ内容にオーディオ居酒屋申込とご記入ください)
≪お知らせ2≫
Ibuki4シリーズの発売にあったって2種のセットを発売します。
『はじめてのアナログプレーヤーセット』¥44800
『はじめてのHigh Quality Audio Set』¥39800
≪お知らせ3≫
お盆中の試聴室公開について
8月15日(木)~8月17日(土)10:00~12:00、13:00~16:00は試聴室公開が行われます。
上記の時間は担当者が交代で詰め、オーディオ機器の試聴とログハウス見学、アウトレット品や軍用時計の販売を行います。
名神高速・関ケ原ICから10分です。帰省の途中にお寄りいただければと思います。お待ちしています!
≪お知らせ4≫
50年前のシーメンスのフルレンジスピーカーが8月17日まで置いてあります。
価格は56000円(ペア・税込)です。ご興味のある方はぜひお越しください。
≪お知らせ5≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。
8月
1日
10:00~12:00 × 8月1日~3日は出張になります
13:00~15:00 ×
15:00~17:00 ×
2日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 ×
15:00~17:00 ×
5日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。
〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。
×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。
当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。