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インシュレーター hbシリーズを発売します!  vol.3

2019-08-26 | インシュレーター
『インシュレーター hbシリーズを発売します!  vol.2』の続きです。

コンポーネントに最適化されたインシュレーターhbシリーズをご紹介しています。



次は真空管アンプ用のインシュレーターhb-tubeをご紹介します。

こういったインシュレーターはあまり見かけないとおもいます。

パワーアンプやプリアンプは使用されている増幅素子によっていくつかのグループに分けることができます。

グループA・・・真空管アンプ、真空管と半導体のハイブリッドアンプ

グループB・・・トランジスターアンプ、FETアンプ、デジタルアンプ

インシュレーターhb-tubeはグループAのアンプ用に最適化されたインシュレーターです。

真空管が使用されているパワーアンプやプリアンプでは

床からの振動が真空管に伝わり、音楽信号に混入することで

歪が増え、聴き苦しい音になってしまいます。

真空管はカソード、グリッド、プレートという3つの電極の距離の比で

増幅度が決定されますが、

真空管の電極間の距離は1mm以下ですので

僅かな振動でも電極が振動し増幅率が変わってしまうのです。

現在でもマイクアンプに使うために

既に生産完了になっているドイツ・テレフンケン社の12AX7がありがたられる一因は

振動によるノイズ(マイクロフォニックノイズ)がとても少ないためだと言われています。

現在生産されている真空管はマイクロフォニックノイズにかなり強くはなっていますが

ゼロになることはありません。

そこに真空管アンプ用のインシュレーターの意味があります。

また、振動が少なければよいということで

柔らかすぎるインシュレーターを使用すると

音の芯がなくなり、ふにゃふにゃな低音になってしまいます。

そのバランスをとるのは難しいところです。

真空管アンプ用のインシュレーターhb-tubeは3層構造になっていて

下は重くて粘性が高いポリアセタルコポリマー、

中が天然ゴム

上が硬度があるソーダ石灰ガラスです。



硬い素材で天然ゴムをサンドイッチした構造です。

前回ご紹介したレコードプレーヤー/CD用インシュレーターでは

真ん中の素材にエラストマーが使用されていました。

天然ゴムはエラストマーほど柔らかくなく

適度な腰があるという絶妙な柔らかさです。

価格は1ケ1980円(税別)です。

1台のアンプに3ケまたは4ケ使用してください。

次はトランジスター/FETアンプ用のインシュレーターです・・・次回に続きます。


≪お知らせ1≫

コンポーネントに最適化されたインシュレーターhbシリーズが発売になりました。



WEBサイトはこちら

カタログはこちら


≪お知らせ2≫

求人サイトでおなじみの『マイナビ』が運営する

『マイナビおすすめナビ』というコンテンツがあります。

これは『エキスパート』と呼ばれるその道のプロがお勧めできる商品を紹介するのですが、

私もオーディオ機器のご紹介をしていくことになりました。

スピーカースタンドのおすすめ5選! 音響メーカーのCEOが選び方を解説

ぜひご覧ください。


≪お知らせ3≫

Ibuki4シリーズの発売にあったって2種のセットを発売しました。



『はじめてのアナログプレーヤーセット』¥44800



『はじめてのHigh Quality Audio Set』¥39800



≪お知らせ4≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

8月
27日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

28日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

29日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。
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