『ピンケーブルとシールドとアース vol.5』の続きです。
欠点だらけのピンケーブルですが、なんとか使いこないしてみようという試みです。
前回、製作した方向性のないシールド付きケーブルを試聴します。
音質は改造前と比べてどのように変化したのでしょうか?
試聴には真空管アンプRaccoltaを使いました。
スピーカーはクアドラルのアセントとサブウーハーfalco。
ケーブルはフォノアンプとプリアンプを接続している部分で聴き比べました。
音源は全てレコードで、ポップス、JAZZ、クラシックを用意しました。
試聴結果ですが、
We are the wold
最も変化したのは大きな音に隠れてしまっていた小さな音が浮かびあげってきたことです。
この盤は高校生の頃から何百回も聴きましたが
こんな音も入っていたんだ!と気付いたことは大きな驚きでした。
また、曲の冒頭の左右の広がりも改善されていました。
ロッシーニ序曲集 アバド/ロンドンフィル
オーケストラの録音は音がこもりがちです。
この録音もそんな印象だったのですが
晴れ渡った空のような空気感になりました。
また、この曲も左右の広がりが増したように思います。
Cheek to cheek トニーベネット&Lady GAGA
まず感じたのはヴォーカルがとてもクリアに聴こえるようになったことです。
この3枚の中では最も変化がありました。
また、ヴォーカルが手前方向に移動し
いわゆる『音が飛んでいる』状態になりました。
このレコードは録音が新しいため大きく変化したのかもしれません。
次回に続きます。
試聴室公開もあと1日となりました。
8月17日 10:00-12:00 13:00-16:00に公開します。
オーディオシステムは3種をお聴きいただけます。
(1)スピーカー:ロダン アンプ:雷鳥4β の総額200万超えシステム
(2)スピーカー:アセント+サブウーハー アンプ:ラコルタシリーズ の真空管によるチャンデバを使ったマルチアンプシステム
(3)スピーカー:ロジウム200 アンプ:新製品Ibuki4のデジタルアンプによる総額10万円を切ったシステム
他にも50年前のシーメンスのフルレンジスピーカーも試聴可能です。
お待ちしています!
≪お知らせ1≫
求人サイトでおなじみの『マイナビ』が運営する
『マイナビおすすめナビ』というコンテンツがあります。
これは『エキスパート』と呼ばれるその道のプロがお勧めできる商品を紹介するのですが、
私もオーディオ機器のご紹介をしていくことになりました。
『スピーカースタンドのおすすめ5選! 音響メーカーのCEOが選び方を解説』
ぜひご覧ください。
≪お知らせ2≫
Ibuki4シリーズの発売にあったって2種のセットを発売します。
『はじめてのアナログプレーヤーセット』¥44800
『はじめてのHigh Quality Audio Set』¥39800
×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。
当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。