ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

音場感を豊かにすることを目的としたスーパーツィーター

2017-05-11 | 雷鳥 Raicho
先日の杉浦様のスーパーツイーター・ピッコロ2のレポートも(こちらの記事のコメント欄にあります

素晴らしいレポートをいただきましたが

伊藤様からもレポートをいただきました。(こちらの記事のコメント欄にあります

やはりピッコロ2は人気です。



今回のロットもたくさん生産したのですが、

あっという間にあと2セットになってしまいました。

ピッコロ2(¥12800)は初代ピッコロ(¥19800)が大ヒットし、

型費等のイニシャルコストがあっという間に償却されてしまったため

ピッコロ2にモデルチェンジし、価格を下げた製品です。

スーパーツイーターといえば足りない高域を追加するというように考えられがちですが、

ピッコロ2は音場感を豊かにすることを目的とした

ちょっと変わったスーパーツィーターです。

形状も変わっています。

モチーフは折り紙。

3点支持でガタツキなくしっかり設置することができます。

はじめてmusicaの製品をお使いいただける方にも自信をもってお勧めできます。

弊社試聴室(ログハウス)では試聴もできます。



ぜひお越しください。


昨日は、9年つづけていますFM岐阜の『ムジカスタイル』の生放送の日でした。

毎週水曜に男の趣味をテーマにおしゃべりしています。

昨日はパーソナリティの久世良輔さんセレクトでアナログディスクで放送しました。

久世さんがセレクトしたのは4曲目。

4本目の溝にがんばって針を落とす久世さんの写真です。





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音はなぜ前から聞こえるのか?? vol.3

2017-05-10 | ムジカと音楽
こちらは最近お気に入りのペンケース。



転がってしまうところは問題ありです・・・


『音はなぜ前から聞こえるのか?? vol.2』の続きです。

これまで、音の方向を知るためのデーターとして

音量と音の到達時間についてお話してきました。

これまでは音源が真横の場合について考えてきましたが

音源は都合よく真横にはありません。

たとえば、正面から僅かに右というような場合もあります。

この場合は音源から右耳への距離と左耳への距離が

大差なくなってしまいます。

その結果、音が到達するまでの時間差も少なくなり

音源の方向を測定することが難しくなります。

ここで3つ目のデーターを使います。

3つ目のデーターは位相です。

音とは空気の振動ですが、

その形は連続した波のような形です。

波の頂点から頂点までの距離を波長といい

この長さは周波数によって異なります。



低音の100Hzでは3.44m

声の帯域の1KHzでは34.4cm

高音の10HHzでは3.44cmです。

この波のずれを位相といいます。

位相よって距離や方向を割り出すことができるのですが・・・次回に続きます。



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音はなぜ前から聞こえるのか?? vol.2

2017-05-09 | ムジカと音楽

最近、赤と黄色の組み合わせに目がいきます。

当社で使っているメモ帳はこんな感じ。



そのうち、赤と黄色の限定モデルをかんがえるかもしれません・・・


『音はなぜ前から聞こえるのか?? vol.1』の続きです。

音量というデーターだけにたよって方向を検出しようとした場合、

音源が1~2m程度の距離であれば方向を感じ取ることができますが

それ以上の距離になると

音量以外の要素を検出しないと方向がわかりません。

そこで脳は2つ目のデーターを利用します。

2つ目のデーターは音が到達するまでの時間差です。

気温が20度のときの音の速さは秒速343.5m

音は1秒間に343.5m進みます。

人間右耳と左耳の距離は15cmほどですので

10m離れた人と会話する場合、

音源と右耳の距離は10m

音源と左耳の距離は10.15m。

右耳に音が到達するまでの時間は29.1ミリ秒

左耳に音が到達するまでの時間は29.5ミリ秒

右耳に音が聴こえてから左耳に聴こえるまで

0.4ミリ秒のタイムラグが発生します。

脳はこのタイムラグを計測し方向を検出していると考えられます。

脳は音量には鈍感ですが、

タイムラグにはとても敏感です。

パソコンで動画ファイルを編集していると

左右両チャンネルの音が僅かにずれただけでも

人間は違和感を感じます。

また、この検出方法では音源との距離に関係なく

時間差が発生しますので遠方からの音に対しても方向を感じ取ることが出来るのです。

次回に続きます。



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音はなぜ前から聞こえるのか?? vol.1

2017-05-08 | ムジカと音楽

目の前にステレオのスピーカーがあります。

目を閉じても音は前から聞こえます。

なぜでしょう?

人間が音の方向を検出する仕組みはいくつかあります。

人間には2つの耳があります。

この2つの耳で3つデーターを収集し、

脳に送られ判断されると考えられます。

1つ目のデーターは音量です。

右側にいる人が声を出すとき

当然ですが、右耳には大きく聴こえ、左耳には小さく聴こえます。

もう少し詳しく説明すると

音波が空気中を伝播すると距離の2乗で減衰します。

右耳から1m離れた人と会話をする場合

音源と右耳の距離は1m

音源と左耳の距離は1.15m程になります。

1/(1.15*1.15)となり

左耳は右耳に対して76%程度の音量になります。

それでは10m離れた人と会話する場合はどうでしょう?

音源と右耳の距離は10m

音源と左耳の距離は10.15m程になります。

1/(1.015*1.015)となり

左耳は右耳に対して97%程度の音量になります。

この程度の差では人間は感じ取ることができません。

また、真横の人と会話するのは現実的でなく

斜め右方向ということが多いとはずです。

これでは右と左の差は縮まり、更に感じ取れなくなります。

人間が方向性を音量だけで判断することができるのは

音源が1~2m程の距離にある場合と考えられます。

次回に続きます。



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今日はイベント『オーディオ工作教室』でした!!

2017-05-07 | イベント
今日はオーディオ工作教室を行いました。

当社が毎月行っているイベントの一環です。

今日は小学生から50代の方までご参加いただきました。



皆さん半田付けが上手でびっくりしました。

製作したのは『低域増強アダプター』です。



簡単な電子回路の仕組みも勉強しました。



参加者の皆さんは特性が異なる2種の低域増強アダプターを製作しました。

1つは標準的なもので

もうひとつはその方がお持ちのスピーカーに合った特性をシュミレートし製作しました。

小学生の方も含めて全員完成しました。

今後もこのようなイベントを行っていきます。

お楽しみに!!


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