ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

高域と低域のバランス vol.5

2018-03-25 | スピーカー
『高域と低域のバランス vol.4』の続きです。

高域と低域のバランスについて考えていきましょう。

スピーカーを正面に向けて設置し

リスナーが正三角形の頂点で聴いた場合



超高域はかなり下がってしまうことを覚悟しなければなりません。

それなばらスピーカーがリスナーの方を向くように

セッティングすればよいのですが、

多くの場合、スピーカーを30度もの角度で内側に向けると

サウンドステージがセンター付近に集まってしまい、

ステレオ感に乏しくなります。



全ての楽器が真ん中から聴こえるようになるのです。

それを解消するための方法のひとつが

左右のスピーカーの距離を広くとるという方法です。

こうすることでステレオ感は増しますが、

ツイーターの軸から外れてしまい、

更にスピーカーを内側に向けるという悪循環に陥ります。



そこでもうひとつの方法として・・・次回に続きます。


本日の桜です。




新製品の情報です。



サブウーハーセット




アンプ&スピーカーセット



サブウーハーセットはブログを読んでいただき、

最初の5セットをお買い求めいただいたお客様には

メインスピーカーとサブウーハーを接続するケーブル(1mを2本セット)を

プレゼントさせていただきます。



お問い合わせは eigyou@musika.jp まで!
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高域と低域のバランス vol.4

2018-03-24 | スピーカー
『高域と低域のバランス vol.3』の続きです。

高域と低域のバランスについて考えていきましょう。

現代のスピーカーは高域は十分に伸びているはずですが

実際に聴いてみるとサブウーハーを付加したシステムでは

高域が足りないようです。

なぜでしょう?

それはスピーカーを設置する際の方向の問題です。

次の特性図はある有名メーカーの高級ドームツイーターの特性です。



30Khz以上までフラットな特性は素晴らしいのですが、

これはユニットの正面で測定した場合の値です。

30度の角度で測定した場合、

20KHzでの音圧は10dBも下がっていることがわかります。

念のためホーンツイーターでも確認します。



やはり20KHzでの音圧は10dB下がっています。

これはどのメーカーのツイーターでも同じで

高域は直進性があるためにこのような結果になってしまいます。

-10dBというと音圧は1/3になってしまうということです。

このようにスピーカーを正面に向けて設置し

リスナーが正三角形の頂点で聴いた場合

超高域はかなり下がってしまうことを覚悟しなければなりません。

それなばらスピーカーがリスナーの方を向くように

セッティングすれば・・・次回に続きます。


本日の桜です。





新製品の情報です。



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オーディオルーム付住宅完成 vol.3

2018-03-23 | スピーカー
『オーディオルーム付住宅完成 vol.2』の続きです。

前回は完成したオーディオルーム付住宅に

オーディオ機器を持ち込みセッティングした模様をお伝えしました。

このときの状態はかなりライブで中高域が張り出した状態でした。

今回はこれを解消するために吸音パネルを設置しました。

スタジオの施工ではかなりライブな状態に施工しておき

吸音パネルで調整しながらデッドにしていくのが一般的です。

今回は60cm×1m20cmの吸音パネルを8枚用意し

順番に設置していき7枚設置したところでバランスしました。

完成した室内の模様です。

メインシステムはELAC B4にmusicaのサブウーハーFalco、

スーパーツイーターはソプラノです。

スピーカーの両側に設置しました。





スピーカーの間センターにも1枚設置しました。





センターに設置することによって

中央からの反射を少なくさせる効果と

レコードプレーヤーへの音圧の影響も減少させることができます。

後ろ側の第2のシステムは平面バッフルによる後面開放スピーカーです。



こちらも両側に2枚と

センターにも2枚設置しました。

7枚の吸音パネルと施主様が用意されたセンターラグによって



とてもよい状態になりました。

試聴室の施工は防音だけでなく吸音と反射の調整も大切です。




本日の桜です。




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高域と低域のバランス vol.3

2018-03-22 | スピーカー
『高域と低域のバランス vol.2』の続きです。

高域と低域のバランスについて考えていきましょう。

そして現代のスピーカーです。

現代のスピーカーは新素材の開発によって高域も低域も伸びてきました。

高域に関しては100KHzまで再生するリボンツイーターもあり十分です。

低域もネオジウムなどの高磁力のマグネットが実用化されたり

チタンの加工技術がすすみ、チタン製コーン紙も使われるようになりました。

エッジも柔らかく耐久性のあるゴム系の素材が開発され

ウーハーの最低周波数もずいぶんと下がってきました。

しかし、低域にはスピーカーの口径やエンクロージャーの内容積等

大きさに頼る部分もあり、

その伸び率は高域に比べると今ひとつです。

そこでムジカではスピーカースタンド型サブウーハーFalcoを発売しました。



この効果は絶大で

やはり低音が過不足なく十分に鳴ってくれることは楽しいことです。

低域を広げていくとバランス上、高域が寂しくなります。

現代のスピーカーでは高域は十分に伸びているはずですが

実際に聴いてみるとサブウーハーを付加したシステムでは

高域が足りないようです。

なぜでしょう?それは・・・次回に続きます。



本日の桜です。




新製品の情報です。



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自然派ワインとイタリア料理『MaCaroni』

2018-03-21 | ムジカはこんなところにあります
昨日は大垣市鶴見町にある

自然派ワインとイタリア料理『MaCaroni』さんの



店舗用のオーディオセットを納品してきました。

こだわりのマスターによる大人のイタリア料理レストランです。



今回はアナログディスクとBluetoothを音源とする

オーディオシステム一式ということで

次のシステムを選定しました。

アナログプレーヤー 英rega社P1

カートリッジ  デンマーク・オルトフォン社 M2 red



プリメインアンプ musica int64(フォノアンプとBluetoothを追加カスタマイズ)



スピーカーケーブル 仏リアルオーディオ

スピーカー 独ELAC B4

セッティングも行ってきました。

レコードプレーヤーはカウンターの上にドンと置かせていただきました!

お店全体に音楽が行き届くようなセッティングですが、

ELACのスピーカーは小音量でも

音楽の芯がきっちりと再生されとても良い感じでした。

昼間の営業はBluetoothで、夜遅くなるとレコードに変わるとのことでした。

ぜひお立ち寄りください!



新製品の情報です。



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サブウーハーセットについては

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最初の5セットをお買い求めいただいたお客様には

メインスピーカーとサブウーハーを接続するケーブル(1mを2本セット)を

プレゼントさせていただきます。



3月20日発売です。現在予約受付中です。

ご希望の方は eigyou@musika.jp までご連絡ください。
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