昨日買ってきた、「宮本武蔵」の地の巻、風の巻を読みました。
読んでいるうちに、武蔵(たけぞう)に拓哉君がかさなり、荒々しいタケゾウが、拓哉君で動き出しました。
そして、また、拓哉君でタケゾウが武蔵に成長していきます。
間違いなく、生き生きと、そして、人間らしく、この武蔵を、拓哉君は生きてくれるだろうと思います。
ただ、武蔵は拓哉君で動き出すけれど、お通や、又八が動かない。
父が好きで、毎回見てた、役所さんの武蔵では、お通は、古手川祐子さん、又八は、奥田瑛二さんだった。
武蔵を目の敵にしてる又八の母役の人の顔も浮かんでくる。
沢庵が津川雅彦さん、朱実が、池上季実子さんだった。
柳生家で、笛を吹くお通の様子も思い出した。
今回、又八や、お通は誰なんだろう?
大河ドラマでも、武蔵があったけれど、こちらは、ほとんど見てない。
武蔵が、海老蔵さんというのも、だけど、一番の違和感は、お通かな。
お通は、いろいろ苦労しているから箱入りのお嬢さんでもないけれど
ずっと、乙女のだと思ってる。
思い切りの良さも、武蔵をずっと追いかける思い込んだらって意志の強さも、
少女が大人になったようなまっすぐさじゃないかって思う。
強さが、表面出でる女性でなく、内面が強い人じゃないかなと
その美しさも、しっかりしてるのに、どこか、ふんわりしてるんじゃないかなと
勝手に思ってる。
だから、池上さんと古手川さんの配役のまま受け取った。
ウワサには、お通のキャストも聞いた。
けど、お吟に似合いそうだなと思ったの。
キャストを聞いて、本の中のお通や又八が、すてきに動き出す人だといいな。