笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

武蔵への熱いメッセージ(わっつ2014・3/28)そして・・・きゃ!

2014-04-01 | わっつ
宮本武蔵から、はや二週間が経とうとしているのにもかかわらず、
熱い感想がたまりにたまっているので、今夜、一気に放出させていただこうと思います。
ということで始まった、先週のワッツ。

たくさんの熱い感想と、宮本武蔵に臨んでの拓哉君の向き合い方がよくわかって凄く嬉しい30分でした。

巌流島での小次郎の刀の扱い。
又八との関係性など、深く、武蔵を生きた拓哉君の姿。素敵です。

そんなわっつの最後に、髪を近々斬りますって言ってた拓哉君。

ホントに切ってた。
もう、びっくりです。
いいともファイナルで、SMAPとして登場しての「ありがとう!」
あの場面で、拓哉君たちも、タモリさんに「ありがとう」って伝えられてよかった
という、思いはもちろんあったし、あの曲のすばらしさを改めて感じた時間だった。
けど、それより先ず、拓哉君があれほど短く切るとは思わなかったからびっくりで。
ああ、これで、武蔵様がいなくなったという寂しさが広がって、動揺しました。

今度は、どんな役を生きるんだろう。
新しいものつくりの全体像が現れるのを楽しみに待っています。

-・-・-・-・

わっつ、今更ですが、やっぱり書いておきたくて・・・・

宮本武蔵から、はや二週間が経とうとしているのにもかかわらず、
熱い感想がたまりにたまっているので、今夜、一気に放出させていただこうと思います。
感想、1
「又八が改心し坊主頭になった頭をバチンと、叩いてましたが、あれはアドリブですか?」

このシーンにまつわる質問たくさん来ているんですけど
全編をもう一度見ていただくと繋がってる部分なんですけど。
正直、台本には書いてありません。ああいう頭をたたくなんて
それこそ、又八を演じてくれたユースケ・サンタマリアと、
「俺らが、出来る仕込みをしてみようか?」と話して。

まず、関ヶ原のシーンが有ったと思うんですけど
あの又八とタケゾウという若かりし頃の2人の関係性において、
先ず、その時点で、「死ぬ前にもう一度お通に逢いたかった!!」って、
怪我も何もしてない、ただ、下り腹でヒーヒー言ってる又八のおでこをパチーンとひっぱ叩いておいたんですよ。
そして最後、改心して頭を丸めて出家した又八に対しても、
「どうじゃ、すごいじゃろ」っていわれて、パチーンと一発入れて、
「何にもかわっとらんのう」っていう、なんにも変わってない観。
武蔵と又八の関係性も変わってなければ、
又八がどんな外見になろうが、お前は本当にお前のままだなっていう、その意味を込めて、
二人でひそひそ話をして本番でああいう形にさせてもらったというのが真相ですね。

時代劇だったという事もあって、アドリブはあまり無いかな。
アクションに関しては、アクション部の谷垣監督がカットをかけない場合があるんですよ。
ココカラここまでですよって一応本番前に決まっているんですけど、カットかかんないなって
そういう時は周りも自由に動くし、タイミングをずらして斬りかかってくることもあるし
となると、新免武蔵の時も、宮本武蔵の時も
は斬りかかってきた相手に対応しないと、自分が斬られてしまうので、
アクションにおける自由な動きはけっこうあったと思うんですけど、
他の要素でっていうのは、あんまり無かったと思いますね。

やるとなったら単独でいきなり始めるのではなくて、始まる前に西田さんに話をするとか
香川さんとかと話をして、本番に臨んでいましたね。

宮本武蔵に関しての、みなさんの熱い受け取りメッセージ、その2。
「やはりキャプテンは永遠の挑戦者ですね。こんな武蔵は初めてです。
「記録ではなく記憶に残る」代表作ですね。確実に名優への階段を上っていると思います
木村拓哉という役者がどこまで進化するのか、期待と羨望の眼差しで見てゆける幸せを感じます。
ただ、どんな作品を演じたとしてもその美しい目の輝きだけは失わないで下さい。
宮本武蔵はキャプテンにとって、あらゆる意味で大切な作品だと思います。
ずっと応援しています。この素晴らしい作品に出合えて本当に幸せでした。」

その3
「全く武蔵を知らなかったので大変勉強になりましたし、アクションの素晴らしさもあって面白く拝見しました。
 あと、武蔵はただの剣豪ではなく、実践的で策士であったことにビックリすると共に感心しました。
キャプテンは武蔵を演じてみて「宮本武蔵」のどう言ったところに感銘を受けましたか?」

ほんとに、長い時間にも関わらず、みんなが隅々まで受け取ってくれている感が非常に伝わって、
やって良かったなと思いました。
メールにもありましたが、僕自身の成長を見てくれている人もいるんだなあと思うと、
ただ単に役を演じているという(現場での作業はそういうものになるけど)
みんなとのコミュニケーションは深いものがあるんだなと思います、嬉しいですね(笑)。

僕も皆さんと非常に等しいタイミングで「宮本武蔵」を見たんですけど、
やっぱり、今まで諸先輩方がやってこられた時代劇っていうテイストとは、
ちょっと、こう、匂いが違うかなとおもったんですけど、無しではないのかなと。

あれだけ膨大な撮影をした分量を、二時間半二時間半という時間に編集しなければいけなかった兼崎監督も大変だったと思います。
このシーン撮ったときが寒かったなぁとか、思い出しながら

メールに阿母ありましたが、宮本武蔵を演じてみて感銘を受けた部分、
そうですね。
あそこまで、時代設定という者があるから、余計そう感じられるんだと思うけど
あそこまで突き詰められる人ってのは、ある意味幸せであり、ある意味不幸だなぁと思ったかな。
自分も、やるに当たって、突き詰めたいなと思ったんですけど、
それに伴って
でも、ずっと、幼少時代から、どこか憧れてる方だったので
演じられて光栄でした。
ひょっとしたら足りなかった部分もあったのかもしれないけど、
今の自分には、あれが100%の力だったのかなぁと思うし、
たくさんの方に「宮本武蔵」は支えられて成長していったなぁと同時に、
自分も周りの人に恵まれているんだと、宮本武蔵をやりながらもう一度感じました。
現場のみなさんも、
最終的に、見てくれた人がこれほどまでにたくさん受け取ってくれたのが、すごい、嬉しかったですね。

ここからは、「宮本武蔵」にまつわる、ちょーっと細かい質問!

質問1
「巌流島での対決の最後、小次郎の刀を鞘に戻しましたよね。どなたのアイデアでしょうか?今までの先輩方の武蔵にはなかった行為だと思うのですが・・・あの斬新な最後ビックリでした。
 BGMがないのも、お通の笛の音を際立たせたい演出ですか?」

いやぁ、この最後の小次郎の刀を鞘にもどしたあの部分に関しては、質問も多かったんですよ。
どなたのアイデアというかは、どうでも良いことで有り・・・・
今回、沢村一樹さんが小次郎を演じてくださって
沢村さんが捉えている佐々木小次郎というパーソナリティに対して、
今回の、沢村さんが演じてくださった小次郎って、
ただ剣術に長けた人ではなくて、宮本武蔵という一人の剣術使いに刺激を受けて、
なんか、どこか見守ってくれているというか、
自分を高みまで連れていってくれた相手だと思うんですよ、佐々木小次郎という人は。

だから、今までの「宮本武蔵」という題材でやってきた巌流島では、
武蔵遅いってイラついていた小次郎は、
宮本武蔵が現れてすぐに刀を抜いて鞘をパンって手から放して捨てるんです。
それを見て武蔵が「小次郎敗れたり」という表現が多いんですよね。

そこの部分は、形は違えど鞘を捨てるという部分は、佐々木小次郎さんもやってくれたけど
その、捨てる小次郎はいるけど、敗れた小次郎をそのままにして去るのではなくて、
捨てられた鞘に、破れた刀を武蔵が納めて、
小次郎の元に収めた状態のものを、ふっと手向けて去るっていうようにようにしたいなと思ったんですよね。
それは、沢村さんにも監督にも相談したし、アクション監督の谷垣さんにも相談して
今回みたいな形をとらせていただきました。
ある意味、沢村一樹さんが佐々木小次郎さんを演じていなかったら、
ああいう形になっていなかった、かも、しれないし・・・・
そこは化学反応に近い事なんじゃないかと思うんですけどね。

細かい質問2
「2日間、宮本武蔵を家族で楽しませてもらいました。
 姫路城で幽閉され、修行している武蔵の姿として垂直でとても綺麗な倒立しているシーンがありましたが、あのシーンは実際キャプテンが倒立されていたのですか?」

いやぁ、倒立シーンへの質問。こちらも、かなり来てるんですけど、あれ、わかんないかな?
逆立ちしているから、誰がやってるのってことになるかもだけど、あれ、僕です。僕ですよ。
幽閉シーン・・・学を身に付けるのもそうだし、体を動かすというのも
フィジカルもメンタルも向上していくという場だったんですよ。
あそこは、何やろうかというのも、すごく、谷垣さんとも話し合いを重ね
ただ単に腕立てをするとか、腹筋をするとか、そういう事じゃないんじゃないかなと

「右手も左手も、同じ様な筆使いが出来るようになるっていうのはどうですか?」
と、
宮本武蔵が残した絵ね水墨画があって、それをヒントにして、
最初は、右で書いたみらまあまあで左では全然だったのが
最後の方では左右どちらで描いたスズメの絵も等しく筆遣いが出来るようになって。
お城の人が現れて、「出ろ!」ってことに
フィジカルに関しては、毎日剣を振っていたので、そういう腕になっていったというか
そういう背中になっていったというか、そういう肩になっていったというか
あのシーン、どういう風になるかなと思ってたけど、伝わってるかなと言う
みなさん細かい所を見てくれてて、嬉しいですね

細か過ぎる質問3
「 第1夜で菊をバッサリ切るシーンは、本当に刀で切っているんですか?
 第1夜はスマステの楽屋で見たのですか?第2夜は、オンタイムで見れましたか?」

本当の刀で斬っていたとしたら、犯罪になってしまうので。はい。
あれは模造刀といいいまして、ジュラルミンで出来た・・・
重さ的には本物の刀と等しく、今回の撮影では人と刀を合わせるシーン以外は、
(現場では"ジュラミ"と言われてるんですけど)非常に重さのある小太刀、大太刀2本とも差してやっていたんですけど。
でも、ジュラミにしても、切っ先3寸で、菊だったりとか、あれぐらいのものだったりすると
僕の親指ぐらいスパン!と、行くことが出来た場合は、斬れる事もあるんですよ。
あの菊シーンは、上手くいったというか・・・

あのシーンよりも、宿の女の子が「だんなさん、あきまへんわ。長すぎる」って場面
あっちの方が怖かった。
後の祭りなんですけど、上手く言ってよかったなと

オンエアどこで見た?ってことですけど
第一夜はスマステの楽屋で半分観たかな。半分は、いただいたDVD。
最初の方はDVDで、後の半分は、楽屋で観ましたね。
第二夜は皆さんと一緒でオンタイムで観れましたね。
無事放送出来て良かったです。
「次、何やるんだろうな~?」っていうところが、正直あるんですけど、
そろそろ打ち合わせにも入らないといけないんですよね。
そろそろ、近々髪切ります!


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