笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

愛しい人・・・・だから。

2017-02-13 | ドラマ「A LIFE」
辛かった。
沖田も、壮大も、羽村も、井川も、深冬も・・・・。
それぞれの痛み、自分自身に向かって、外に向かって

勧善懲悪とか、善人と悪人とかでは無い、それぞれ、みんな、全力で生きてる
それぞれの思いが、痛いほど伝わってくる1時間だった。

爆発して、泣いて・・・・
でも、見ていて一番辛かったのは、沖田が静かに言った 「・・だから僕が切るんだよ」だった。

井川せんせは、軽いお坊ちゃんじゃ無い(なくなった?)。
いろんなことを考えて話してる。
だから、深冬の状態を知った後で、他には漏らさず、でも、耐えきれず沖田に心配を話した。
そして、「副院長はなんて言ってるんですか?いくら専門でも自分じゃオペできませんよね?
深冬先生は愛する人だから。冷静にオペなんか」・・・と。

一般的に見たらそう言うのはわかる。
でも、沖田も深冬を愛してる。沖田にとっても愛する人。
だけど、その想いにながされることは許されない。
沖田が、自分の中で感情を必死に抑えているのが判る。

そして、自分に言い聞かせるようにいう「・・だから僕が切るんだよ」

深冬の病状、今すぐにでも助けたいのに、解決法を見つけることが出来ない。
でも、あきらめない、自分の手で助けたい、絶対に助けたい!!という、

自分で必死に冷静になろうとしてる。あの穏やかそうに聞こえる声で話すためにどれだけ頑張っているか!
「僕は、他人だから冷静になれる。・・・・だから、僕が切るんだよ」
じゃない。
「僕が、絶対に助けるんだ!!・・・・だから、僕が切るんだよ」
だよね。
潤んだ沖田の瞳。あふれる深冬への愛。

壮大も、何としても深冬を助けたいんだよね。
だから、自分なりにオペの方法を研究して・・・でも、出来ないと判る。
いらだち、感情をぶつける壮大に、「辛い思いをさせてすまない」って、沖田。
二人の演技の凄さに見入る。
抑えた沖田の演技が一層辛いよ。

そんな沖田が、羽村先生の言葉に爆発した。
頬をたたかれただけなら、そのまま流したかもしれないけど、でも
「いいよな気楽で、守るものがないヤツは・・・」って、その爆発が、本当の感情だよね。

そして、その辛さを判ってる井川せんせ。

拓哉君はもちろん凄いし、沖田先生の凄さと、愛おしさは回を増すごとに強くなるけれど
井川せんせや柴田さんへの愛しさも倍倍と増えていく。

可愛いシーンも多いんだよね。

オペのあと、バチーンと、グローブを外す沖田、
沖田の真似をしてやろうとして、上手く出来なくて、あたふたとを手を伝って外す井川。
外した後、沖田を追いかけるように、くっついていくのも可愛いの。

BeautifulLifeを見て、美容師になろうとしたケンケン。

沖田←井川。たっくん←ケンケンが重なってるよね。
見てると、ニマニマしてくる。

グーパーウォーク1