金色の・・・

こんじきの　ちいさきとりの　かたちして　いちょうちるなり　ゆうひのおかに 　（よさのあきこ）

（原作は漢字あり）
ＮＨＫ教育の子ども番組、「にほんごであそぼ」が私は大好き
いっちゃんも、かわいい子どもの声で「に・・・ほ・・・ん・・・ご・・・で・・・」と、はじまったらニコッ

この与謝野晶子の短歌はむずかしい言葉がないのに、本当に音もうつくしいし、歌の内容もすばらしい。。。
金色のいちょうが落ち葉の散り敷く丘で金色の夕焼け空に鳥が舞うようにチラチラと落ちる。金色一色の世界・・・
幻想的・・・

日本の伝統芸能の若手実力者がちらりと芸の一端を見せてくれる。
野村萬斎の狂言のおどけた表情や迫力ある声、市川染五郎のやわらかい舞、落語家・柳家花禄・・・元々、伝統芸能好きの私は家事の手も止めて見入ってしまう・・・
（花禄さんのとぼけた登場人物の出てくる落語も聞いたことがあるけど、ミステリアスで惹きつけられる艶やかな落語を聞いたことがあって、本当にすばらしかった・・・ここではおとぼけキャラだけど）

中でもいっちゃんは講談師・神田山陽のコーナーが好きらしく、講談師らしく、まくし立てて話すのがおもしろいのかな？

子ども番組をつけていると、なんやかやでいっちゃんもおとなしくしてくれるので、けっこうつけてしまっていて、「おかあさんといっしょ」の歌や「英語であそぼ」の歌なども、かなしいかな、もうすでに覚えてしまっている私。（どうせなら、「英語であそぼ」に出てくる語彙をもう少し増やしてほしい・・・欲張り？）
鼻歌もそんな子ども向けの歌になってる今日このごろです