「だっこしないことがつづくと、赤ちゃんは、あるときから泣かなくなる。
手がかからないよい子ではないのです。心のトラブルのはじまりです。」
(写真『子育てハッピーアドバイス』1万年堂出版より)
新聞の片すみにベストセラーの育児本を夫が発見、買ってきた。
いっちゃんはあまり手がかからない、と言われ、気になっていたそうで・・・。上の言葉は「サイレント・ベビー」のはじまりとして書いてある。
サイレント・ベビーって特別なものかと思っていたけど、この本ではふつうにお母さんがいそがしくて、泣かされたままのさびしそうな赤ちゃんの絵にドキッとさせられる。
そういえば、いっちゃんは最近、あまり泣かない。自然に寝てるときもある。きげんよくしてるし、よく笑うから、たぶん、心配な状況ではないと思うけど、この本でちょっと考えさせられた。「だっこはおおいにやったほうがいい、だきすぎて具合がわるいということはない」と書いてある・・・。
生後1か月ごろにこんなできごとがあった。
夜の9時ごろからおっぱい飲ませて寝かそうとしていたけど、夜中の2時になっても寝ずに泣く。もう疲れてヘトヘト・・
そこへばあちゃんがHELPにのぞいてくれた。
「ちょっと横になんまっし。寝んでも横になって休みまっし。」と言われ、
ふとんの上にねころんで休んでいた。その間、ばあちゃんがいっちゃんを子守唄で寝かそうとだっこでゆらゆら。
「もう寝るわ。そっと寝かしてやらし。」
そう言われていっちゃんを受け取って寝かそうとした、そのとき!
「ウワ~ン」大声をはりあげていっちゃんは泣きはじめた
このときのいっちゃんの気持ちは、おそらく、「おかあさん、ぼくをほったらかしにして、どこへいってたんだよ~!!ぼく、おかあさんにだっこしてほしかったのに!!!ひとまかせにして!!!」だ。
こんなことは何度かあった。たいてい、ほかの人にたのんだから、だいじょうぶだろう、と思っていると、その人と交替した瞬間に大泣き!
おかあさんにいてほしいのに~!!という抗議。
そんなときは私の目を見ない。必ずおこってそらす
子どもの心はスポンジ。何でも吸収する。いいことも悪いことも。
さみしさをしみこませないように、なるべくだっこしてあげよう!
ここ一週間ぐらいでだいぶ首がすわってきた。それとともに、いっちゃんはたてだっこしてほしそう。上からのながめがうれしいらしい。最近、とくにお父さんのタカイタカイやうちわ遊びでケタケタ笑いもする
この本は絵がすごくかわいくて、うったえるものもあるし、カウンセラーの先生の言葉といっしょにマンガがあって、よくわかる
笑顔とともにだっこもふえた、さいきんのいっちゃんであります。重くなってきたけど、なるべくだっこしてあげよう!
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