3月18日(火)13時半より、御紐解法座のお勤めが始まりました。
「しんじんのうた」をお勤めいたしました。
講師は、広島市南区千暁寺住職 日下正実先生です!
彼岸(ひがん)は仏教用語です。煩悩を滅した悟りの境地のことです。インドの言葉「パーラミター」が、波羅蜜多(はらみった)、到彼岸(とうひがん)と漢訳されました。彼岸に対して、私たちが生きている煩悩に満ちた俗世間が此岸(しがん)。此岸にいる私たちが、彼岸(悟りの世界)に到るための仏道修行を「到彼岸」といいます。
お彼岸は、悟りの世界である彼岸、浄土を仰ぎ、亡くなった方々に想いを馳せる行事として定着していったようです。
二河白道のお喩(たと)えをお聴聞しました。
二河白道とは、念仏者の信心のすがたを、旅人の喩えで示されたものです 。旅人が絶体絶命の状況に追い込まれる描写があります。まさに、〝絶望〟の淵に立ったのです。そのとき、お釈迦さまの「なんぢ、ただ決定(けつじょう)してこの道を尋(たず)ねて行け」という言葉が聞こえ、そして阿弥陀さまの「なんぢ一心正念(いっしんしょうねん)にしてただちに来(きた)れ」という本願のみ教えが旅人に届くのです。 人は、悲しみや苦しみの中で体験される絶望的状況は、ただ自己の無力さを知るだけの無意味な体験で終わらず、阿弥陀さまのみ教えに出遇(あ)うときでもあることを示唆しています。
ようこそお参りいただきました。
19時より、晩席のお勤めが始まりました。「十二礼」をお勤めいたしました。
「仏法は初事ときけ」といわれます。
何度聞いても初めてのように聞くことが必要だと蓮如上人はいわれます。
みんなでお聴聞しました。
蓮如上人は「そのカゴを水につけよ」と仰せです。私たちの心はザルのように水をすくったと思ったら、すぐに抜けてしまう。だから、常に聴聞の場に身を運ぶことが大事なのです。」といわれます。その通りですね!
晩席終了後、仏教讃歌を歌う会、南無の会の練習がありました!
のんのさま・生きる・念仏・ナモアミダブツを歌いました。