シボレー

居酒屋で生グレープフルーツサワーを頼むと出てくる、この果汁搾りマシーン。いやマシーンじゃないか。とにかく、この搾り器が好きだ。これを使いたいがためだけにサワーを頼んだりする。握力も腕力も足りず最後まできっちり搾り取れたためしがないのだが、それでも好きなのだ。ぷるぷる震える腕でふんふん鼻息を荒げて格闘していると、見かねた同席者が大抵『ほれ、貸してみ』とやってくれてしまう。悔しい。嬉しいけど、それはちょっと悔しいのだ。グレープフルーツ果汁を一適残さず搾り取れる、そんなかっこいい人間でありたい。棘下筋から肩甲下筋を回転させ上腕二等筋よりやや三頭筋に強い緊張を感じつつ腕橈骨筋を鋭くえぐりこむ様にして搾るべし!搾るべし!プロ搾リストへのあくなき戦いは続くマスターなのでした。
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