風と共に撮りぬ

えらい暴風の一日だった。ベランダに出て洗濯物を干そうとしたら、強風に煽られて髪がバタバタとはためきまくりだった。風になびく髪を時おり指でかきあげながら、アイドル歌手のプロモーションビデオ撮影みたい、とちょっと浮かれた。物干し竿にチラリとカメラ目線を投げてみたり、くるりと一回転しつつバスタオルと戯れ微笑んでみたり、脳内監督の指示に従い、脳内PV撮影は滞りなく終了した。あとは盗撮されていないことを祈るばかりのマスターなのでした。画像は、暴風のおかげで雲ひとつないグラデーションの夕闇です。
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