部屋と電動ベッドと私

『オラ東京さ出てバンドでメシ喰うだ』と上京した22歳の春。荒川区町屋という街が、記念すべき一人暮らしスタート地点だった。銭湯ともんじゃ焼き屋がやたら多くてチンチン電車が走っていて、昭和情緒のまだ残る下町だった。バイトしてコツコツ貯めたお金で生まれて初めて借りた部屋は、それはそれは狭い、陽の当たらないワンルームだった。今日フッと思い出したので建物名で検索してみたら、なんと画像付きでヒットした。フローリングにリフォームされたりしてすっかり小綺麗になっていたが、懐かしすぎて思わず涙がつすーっとこぼれたマスターなのでした。コレ
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