マイペース

というとどうもゆっくりゆったりなイメージがあるが、『その人に合った速度』という意味なので、マイペースがランボルギーニな人もいれば、三輪車な人もいるわけなのだ。若い頃は自分のエンジン性能を見事に無視した無謀な暴走に次ぐ暴走の日々でオーバーヒートしようがパンクしようがそんなことはお構いなしで無理矢理ひたすらブッチギリで走り続けてペース配分もへったくれもなかったわけだが、ここ数年ようやくマイペースで暮らすことが身に付いてきたつもりであった。あったのだが。そのマイペースが自転車から三輪車へ、三輪車から赤ちゃんのよちよち歩行器へとみるみる速度ダウンしてきていることに愕然としている。しかもヤル気だけは相変わらずランボルギーニばりなので、実際に走り出そうとするとよちよち歩行器の速度しか出ない我が車体を目の当たりにして戸惑うばかりなのだ。オレはヤルぜオレはヤルぜ、よちよちよち、プスン。そんな毎日。詳しくないのに例えを車の話にしてしまった段階で失敗なのだが、速そうな車の名前がランボルギーニしか思い浮かばなかったっちゅうのもいかがなものか、なマスターなのでした。
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